GWの中盤 5月5日。

前日までは、まだ肌寒かったので
今日の天気はどうなるかな? 

心配しましたが、
風も無く、さわやかな田植え日和 (^O^)

実家の手伝いに参上します。


おいしい ( こしひかり ) の第一歩は、丈夫で健康な < 苗 > から。
軽トラに積んで、いざいざ田植えへ出陣。

五月晴れの、山里の風景です。

のどか のどか 陽ざし ぽかぽか。


体をかがめて《田植え》の農作業をすることは無くなりましたが、
“ 米作りのスタートを見てね ” の思いで
田んぼの畦に、子ども達を誘いました。

そして、目的はもう一つ。
田植え機が、次の田んぼへ移動する時には、
バランスが崩れ、危険が発生することがあります。

そっと見守りの意味も兼ねて、ギャラリーは多めに賑やかに。

何事も起こらないことが、田植えで一番たいせつなこと‥(^O^)


どれもが、四角く整備された田んぼばかりではない、山間地域の米作り。
水路に豊かに流れる水が、
美味しい佐渡産 “ コシヒカリ ” を育みます。


佐渡の美味しいお米は
「トキと共生する佐渡の里山」
「朱鷺と暮らす郷」として
多くの認定農業者が、栽培しています。

農薬や化学肥料の使用を減らし、
環境を守り、景観も守りながら生物と共に暮らす農業。

平成23年に、世界農業遺産 (GIAHS)として、
日本で最初に認定されています。



☆。。。。。☆。。。。。☆

この季節、爽やかなくねくね道を通るたびに、
観光地めぐりもいいけれど、
山道ドライブも魅力なのにな‥。

そこそこ厳しいアップ&ダウンを、
風を切って走るバイクコースはいかがでしょう。

ありのままの自然を楽しむ‥だけ、というのも有っていいような(^O^)

海を越え、山道を走るだけのために、佐渡へ旅する。
お薦めしたいな‥いつも思っています。
 

近くには、面白い花。

カヤの実も、花をいっぱいに付けて。
☆。。。。。☆。。。。。☆

年を重ねる毎に、苗箱を運ぶ作業が、体にはキツクなって‥きました。
休み休み‥しながら‥、笑顔で頑張りました。

仕事の合間の、お茶の美味しいこと(^^)/
おやつ休憩は、水分と糖分と塩分の補給のため。
そして、これがたいそう楽しみでもあります。

働く厳しさも、喜びも味わう農作業の日。

慣れない稲の苗箱運び。
田植えの手伝いを終え、ホッと安堵の思いで
若葉の間から差し込む光が美しい、
山道のドライブを楽しみながら帰宅 (^^)v


お風呂に入ると、気持ちの張りが急に抜けて
夕食もそこそこに、8:00にはダウンの顛末となりました。


今年のGWは、特別に長いようですが
農業者は、田植えに忙しく、
定年組の私達には、全く関係のないことになり‥。

いつものように、淡々と暮らしています。

イベントもない生活なので、
先輩のハウスをお訪ねして
苺🍓を分けていただき、楽しみの小さなアクセントにしました。


いつもなら、最後にレモンをギュッと絞って、完成とするのですが‥

今回は、料理番組で紹介されていたのを真似して
バルサミコ酢を仕上げに入れてみました。

さすが プロの研究の味 (^O^)
ワンランク上の美味しさに。

新鮮な完熟🍓で作る、苺ジャム完成しました。

体の脇をすり抜けて、燕がスゥーと飛び去りました。

ハッとするほどの、鋭い動き。

長い旅から戻ったばかりの、若いツバメです。

やぶ椿の甘い香りが、あたりに広がっています。

庭木や垣根のやぶ椿は、今が盛り。

さくら🌸

社会人のみなさんの、新年度の移動も落ち着いた頃。

進学や就職のために、若者たちの多くは佐渡を離れて行きました。

番組の名前は忘れてしまいましたが、
同じ思いの歌に出合いましたので、メモしました。
(詠み人は、岡山・真庭市の方)

ふるさとの 花を待たずに 子は門出

いつも一緒に眺めてきた桜は、この春からは別々の所で。

花見の頃は、まだ少し肌寒いですが、
希望を感じ、期待値もあって、やる気のスイッチが入ります。

桜のドーム

大きな木の枝の下に立つたびに

やさしい安らぎを感じ、華やいだ気分にもなれます。

家の門口にどっしりと、

家族を見守ってきた大好きな老木。


田んぼの畔には、たんぽぽの花が


逞しく花を広げたタンポポは、
ふわふわと、綿毛となって
飛び出すチャンスを待っています。

渡り鳥のツバメは、いつものように佐渡に戻ってきて、巣作りに励み始めました。

若者達は、島から社会に旅立っていきました。

タンポポは、風に乗って大空へ。

それぞれが、旅立ちの春。

そおっと、静かに、

巣立ちを見守る親の想いを、

自分のことで精いっぱいの時には、気づかなかったけれど‥。

若い世代の自立の春、門出の季節。

食いしん坊に嬉しい、春の味が

土を割って出てきました(^O^)

地場の野菜の、キュウリやかぶらもフレッシュ。

土が育んだ、やさしい甘さを感じます。

葉先は、天ぷらに、  

本体部分は、きんぴらで。

色も香りも、楽しい春の味わい。

ワラビを、採ってきました。

ワラビ採りは、いつも姉の家の山へ。

まだ、毛虫も出ていないので

安心して山菜採りを楽しめます。

コロナの為に、 3 年も帰省ができていない甥の家族へ

田舎からの、プレゼントとして送りました。

故郷の風景を想う、よすがとなってくれるかな。

山の木々は、勢いよく緑を増してきました。

緑色の濃淡が、パッチワークのようです。

周りを蜂たちが、蜜を集めに飛び交い、

力強い羽音が聞こえてきます。

青空が高く、澄み渡って。 思わず深呼吸しました。

佐渡にようやく、春。

暖かい春がやってきました。

私たちが暮らす八幡町は、野菜と球根栽培が盛んな地区です。

海岸へ向かう途中には、チューリップ畑が広がる一帯があります。

この日、側を通りかかってみると、まだ蕾が多い状態でしたが

世話をしている、農園主の石井さんにお会いしましたので、

「いつ、見にきたらいいでしょうか?」

「そうね、3 日したら咲き揃いますよ」

「えッ、あと3 日で? まだまだ、蕾に見えるのですが」

「大丈夫、楽しみにしていて下さい」 と、にっこり。

3日後、もう一度お訪ねすると

なんと、みごとに満開。チューリップ🌷

🌷の名は、“ 恋 心 ”  

やさしいピンク色の花の海

恋心は、新潟県のオリジナル 新品種。

我が家の畑にも、植えっぱなしのチューリップが毎年一株咲いてくれます。

ご近所さんの畑の一角にも、チューリップが風に揺れています。


明るいチューリップ と 涼しい色の 飛燕草

大きな石の黒が、🌷の色を引き立て、どっしり。

花を作る方も楽しんで、通り過ぎる私達も和ませていただいて

小さな花なのに、やわらかくて、たくましさも感じます(^O^)


「写真を撮らせていただけますか?」

「どうぞ、どうぞ」

砂地の八幡は、チューリップがよく育ち、地域の花となっています。

春一番に、毎年庭の片隅で咲くチューリップに慰められています。

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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