高千牛市場の見学 と
佐渡の絶景No.1 関岬牧場へ

久々に《佐渡おとなの遠足》に参加しました。
   
7月2日
佐和田の海岸、 9:00 に集合。

朝は、珍しい海霧という現象で、
海上を深い霧が、一面におおっていました。

やわらかい霧で、沖が全く見えません。

出発
先ず、高千の家畜市場から。

特別に、説明と案内を受けてから入場し、
和牛のセリを、見学せていただきました。

佐度で生まれた、
一年以内の子牛が、今日はセリにかけられます。

セリは、春夏秋の 3 回。
4月2日・7月2日・11月2日。

子牛は、母牛・父牛の血統が大切。
将来の成長を見込んで、セリ人が値段をつけていきます。

その後に、飼育される場所により
村上牛・飛騨牛・米沢牛など、と呼ばれる
美味しい高級和牛に成長することになります。
駐車場には、
大型トラックが、スタンバイしていました。
和牛のランクは、
種牛の血統と、母牛の良さで決まるそうです。

高級和牛の故郷は、佐渡だった(^^)v

子牛たちが、それぞれの地で無事に育ちますように。


続いて、関岬牧場に移動。

お昼の休憩の頃には、
朝の海霧は、ほとんど消えて、
遠くの岸が、やさしく霞んで美しく見えています。

牛たちが自由に動き回り、
牧草を食べる関岬の牧場は、
のどかな風景が広がっていました。

見渡すかぎりが、牛たちの広場です。
青空をバックに、堂々たる姿。
赤い実を付ける木が、牧場のあちこちに。

ヒョウタンボクと言う名の、毒のある実。
瓢箪のように、赤い実が連なっていることから。

可愛いい実を、牛たちが食べてしまうのでは‥と、
心配してしまうのですが‥。

危険なものを
牛たちは、チャンと避けているそうです。
大きなクルミの木。
木陰を作っていました。
この、海の青さ 広がり (^^)/
絶景かな 絶景かな。

この高台では、
サスペンスが、終盤を迎えたり
ロマンスがめでたく成就したり。

佐渡の絶景ビューポイントとして、
テレビ撮影などが行われることもある、人気の海岸線なのだとか。
そうするうちに、
大きな牛たちが、一斉に動き始めました。

どうしたのかな?

水飲み場へと、静かに集まってきたようです。

普段は足を踏み入れることができない場所ですが、
お世話をされている方の案内で、牧場を散策できました。

一段高い丘の上からの、壮大な海の眺め。
牛たちと過ごした、のんびりした時間でした。

最後に、休憩で立ち寄った佐度発酵さんで。
甘酒やどぶろくを、お土産に買い物(^O^)

テーブルには、珍しい 蘭が。
関集落で守られている、山野草の《ベニシュスラン》

自然の花が、ウエルカムフラワーとして、
みなさんを楽しませてくれました。

地域のみなさんは、
自然の景観、生態系を守るために、
動植物を持ち込まない・持ち出さないを呼びかけています。


近くに寄ってみれば、
とても大きくて迫力があり、美しく、可愛い佐渡牛でした。

珍しい《海霧》と言う、神秘的な景色も体験。

牧場のふんわりした大地を歩くと、足には優しいようでいて
思いのほかフクラハギを使っていたようです。

久しぶりに遠足に参加して、
気分は晴れやかで楽しかったのですが、
普段の運動不足を痛感。

足腰を、鍛えねば !(^^)!

梅雨が明け 
日中は 、30 度を越すようになってきました。
ミョウガの葉に 子ガエル
キュウリの葉にも アオガエル
まだまだ緑の、鷹の爪
チビ ニガウリ
やぶかんぞう
一日だけの花だそうです。
初めてのオクラ
オクラの花


風が強い日で しっかりしがみ付いていました。
アスパラに 青ガエル

畑のバジルで
バジルソースを作ってみます。

松の実 にんにく 少量の塩 オリーブオイル

フードプロッセッサーで、ペーストにしました。

パスタソースとして、小分けし保存。

自分で作ったバジルは、大切に食べたいので、
葉っぱのやわらかい時に、作り置きしてみました( ^^)

み~んな、緑っす。


なんと 田んぼに、海猫の群れ


田んぼから、
「ニャ~、ミュ~」とも聞こえてくるのは、海猫。
毎日、田んぼを変えて出現します。

何度も見かけましたが、車を留められない所でしたので、
写真に撮れませんでした。

今日は、海からかなり離れた田んぼに、
群れをなしているのが、見えました。

妙な風景です。

別の日には、
鷺も、畦に並んでいました。

佐渡、あるある風景だそうです。


こちらは、精米機の前の鳩。

慣れた様子で、逃げることなく、
おこぼれを待っています。


メスと幼鳥を連れて、道路を横断中でした。

ご自慢の羽の美しさも、お顔の赤い色も
ここからは判別つきません。

「ケーン」と甲高い鳴き声と、特徴あるシルエットは
紛うことなく《雄のキジ》

Nipponia nippon の学名を持つ
国際保護鳥の朱鷺ばかりが、注目されていますが
国鳥の雉が、田んぼからトコトコ身近に現れる、佐渡です。

ホタル袋が群生していました。
佐渡のは、白い花だそうです。
またたびの白い葉が、初夏の風に揺れていました。

季節の変わり目。

雷つきの大雨が降った翌日には、
佐渡にも梅雨明けの宣言が出されました。

雨の後には、梅の実に亀裂ができてしまうので、
梅干し用の実を、摘み取ることに。
親戚の家に、出かけました。


丸い梅の実。
たわわ たわわ 

キズの無い実を選び、梅干し用に。
あと数日、追熟します。
もう一瓶には、
小粒の梅を、果実酒にすることにします。

甘くない方がイイとのことで、氷砂糖なしで仕込んでみました。

飲めるようになったら、
いつもの梅酒と、どちらがイイのか?
お試しです。
さて、姉の畑に行ってみると、
小粒なビワが。

子どもの頃には、美味しく食べたのですが‥。
トウモロコシの収穫は、もうすぐ。
真っ赤な宝石。
来年のために、光合成で養分を蓄え養生中です。
葡萄は、前回よりも順調に実が育っているようです。

畑には、その他にも
なすび・キュウリ・じゃが芋なども。

少し小さめですが、収獲したばかりの玉葱を、貰ってきました。


《佐渡の宝》
この写真集に出会って、一年あまり。

季節ごとに見られる、身近な佐渡の植物・花・鳥・昆虫などの
生きものたちが、生き生きと写し撮られている美しい一冊です。


見たことはあっても、名前を知らない花たち。

生き生きとした、鳥たちの動きや
蛇🐍などの佐渡の生き物たちの

捕食の瞬間を、生々しく捉えたようすも多数収められています。


先日、私たちは
山道を車で走っている時に、テンに遭遇しました。

そこで車を止め、
窓を開け、📸カメラを取り出して‥
などしていたら、テンはとっくに藪の中へ。

別の日、
雉のツガイと幼鳥に出あった時にも、気配を悟られて
やはり、写真など撮れませんでした。


全てが、たまたま出合ったから
撮れた写真ではないことが、よくわかりました。

特別な生きものではなくて、
佐渡で一緒に暮らしている動物ばかり。

身近な愛嬌ある姿の動物たちの
小さくても捕食の瞬間は、なかなかの迫力です。

たぶんですが、
じっくり、その場に居て
チャンスを待たれたのでしょう。


春夏秋冬の季節ごとの
瑞々しい花の姿も、その時だけの出合いのもの。

観光のための、定番の景色やポスターではない写真集。


《佐渡の本当の宝は、ここにある》

佐藤富士美さんが、
普段の生活の中で、美しいを見つけ、丁寧に時間をかけて集めた、一枚一枚。

お話してみれば、
サバサバと明快で率直な方(^O^)

あこがれの主、佐藤さんは、
我が家の近くに住まわれている、
ふつうに暮らす、タダものではない先輩です。


私はこの本で、清楚な白い花
サンカヨウを知りました。

何かの条件が揃うと、
花びらが透明に変わる‥のだそうです。
不思議で神秘的な花。

雨に濡れたら透明になるわけではない、、、らしい。


この本に出合って、あこがれの花ができました。

そして、もう少し上等な
カメラを持てたらな、との、願いも生まれました。

二つの願いが叶う時が来ますように (^^)v



《佐渡の宝》この写真集は
いいものを知ったから、ご紹介したい
‥と、言うものではありません。

《佐渡の宝は、人》
そして、佐渡の宝は、
大きな自然の中で生きている、植物や動物たちの営みの姿。

もっと佐渡を知りたいと
繰り返し、眺めています。

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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