美味しい新米で、ご飯をいただける幸せ。

炊きたてのアツアツを握った
《おむすび》は、更においしい。


この本の著者 たにりり さんは、

フードスタジオ「キッチンひめ」を主宰し、
おむすびインストラクターとして活動されています。

米と食について、米穀店・生産者・行政などを支援したり
消費者に向けた、わかりやすい切り口での執筆も多い方。

佐渡に来られた折に、県の農業担当の方にご紹介いただき、
お会いすることができました。


食卓の笑顔は すべてに優先

おいしい食事は、
人の体を作り、人を幸せにしてくれると、提唱されています。

素朴な、おむすびを作ろう。
「おいしい」を、握る。

おむすびは、シンプルな組み合わせ故に、素材にこだわって楽しみたいもの。

手のひらの中に、おかずとご飯があって完成するおむすび。

お茶なり、汁ものを添えれば
更に楽しく、バランスの取れた食事になりますね。


炊き立てのご飯の、塩むすびは、
飽きがこない基本形。

我が家では、
梅干しの紫蘇を乾かした《ゆかり》で。

香りと塩っぱさのおむすび🍙。


ゆかりを、全体にまぶしても(^O^)

夫は福井県の生まれ、
遠足などには、梅干しを芯にした
とろろ昆布で包む、おむすびが美味しかったとか。

遠足の日のおむすびは、少し冷えても美味しかったな~。

とろろ昆布大好きは、今も変わらないようです。

うどん・蕎麦にもトッピングする、昆布大好な人が多い地域です。

デパ地下のおむすびコーナーには、
《とろろ昆布むすび》が堂々と並んでいます。


穂紫蘇とかぐら南蛮の佃煮を混ぜての、おむすびも我が家の味。

よく食べて、よく動いて、健康な暮らしをしたいもの。
元気の源は、食事から。


農作業の休憩やお昼として、外で食べる時には、
塩加減のチョット強めな、大き目の《握りめし》でした。

おむすびの具 として、自宅で用意できるのは、
ゆかり・梅干し・穂紫蘇と神楽南蛮の佃煮など。

塩引きの鮭 たらこ 鰹節 塩っぱめが好きです。

秋の楽しみは
黒米入り栗おこわ 大根のすかし菜を混ぜ込んで。


思い出のおむすびは、
子どもが部活に忙しかった頃のこと。


お弁当や、おむすびは欠かせないものでした。

好きな具を入れてあげたい、スタミナもつけてあげたいと
せっせと、握ったものでした。

が‥、
試合の応援に行ってみると、
炎天下に投げ出された、バッグが‥。

バッグの中の弁当が、傷みはせぬかと心配になり
それ以来、夏場は毎回、
梅干し・梅干しとなってしまいました。

息子は「自分は、あの時に一生分の梅干しを食べた」と言っております。


子ども達が、もっと小さかった頃には、
外出先では、子どもに丁度いいご飯もののお店が無くて、
おにぎりと飲み物は、必需品でした。

遊びに出掛けるたびに、
安心の、我が家の味を持ち歩きました。



今では親となり、
孫のメールを送ってくれるようになりました。

親指ほどに小さく握ったおむすびを、
孫は《手掴み食》で満足そうな笑顔(^^)v

親の思いは、繰り返されているようです。

おまけの一枚は、ひょうたん。 
愛嬌があって可愛い図です。


秋も深まって来たので、おむすびを握って
紅葉狩りに行こうかな(^O^)

晴れの日の青空。
仰ぎ見る、金北山の頂のあたりから、紅葉が始まってきました。

アジサイは乾いて、美しいドライフラワーになっています。

気づいてみれば

あれだけ、スイスイと飛び回っていた燕が、南へ渡って行ったようで、
見当たらなくなっていました。

トンボの群れも少なくなっていました。

そうか、
季節が変わっていたのだ。


初夏に咲く、檜扇。

佐度で伝わる孤蓬遠州流の花材として、生けられる花で、
あまり見かけない花でもあります。

そのヒオウギを、ご近所の畑に発見したおり、
「種ができたら、分けていただけますか」と、お願いしていました。

先日、「種ができましたよ」
「全部でも、どうぞ」と、声をかけて下さいました。

「株分けもできますよ」

すごく、増えるのだそうです。

檜扇の種 美しい漆黒

「ぬばたま‥」は、
夜や黒・黒髪などに掛かる枕詞 と、習った思い出が。

甘柿
小粒の柿が、枝先までたっぷり。
子供の丁度いい “おやつ” でした。

秋の身近な、楽しみでしたが、
子供の手の届くのは、低い所ばかり。

甘かったり、渋かったり。
美味しい柿ばかりでは、なかった(>_<)

味も、思い出。
畑に残った夏野菜は、ピーマン。

皮はかたく、赤くなってきました。

そこで、
ジャコと鷹の爪の、佃煮にしてみました。


地酒とジャコが旨味となって
サッと簡単な、常備菜に仕上がりました。

まだ、ピーマンがあるので
もう一度。
じゃこ・鷹の爪で、甘辛味に。
小分けして、保存しました。

最後に、撤収した夏野菜はトマト。

かじってみると、青いトマトが
思いのほか美味しいのです。

ピクルスを作って、ぜ~んぶ食べます。

ああ、
田舎暮らしは、忙しい。

大きなトラックが、メッセージを伝えながら走っています。
両津港・佐渡汽船ターミナルにて

JA 佐渡のお米を 
SADO KISEN UNYU のラッピングトラックが運びます。
乗船待ちをしていました。

“朱鷺といっしょに育ったお米”
佐渡産:コシヒカリ

おいしい「佐渡米」をいっぱい積んで、フェリーに乗って出発するところでした。


佐渡育ちの米蔵
佐度カントリーエレベーター。

農家のトラックが、“籾”の状態で持ち込んだ新米を
品質の検査を受けた後、乾燥し・銘柄別に管理保管する施設。

丸く見える塔に、玄米が保存されています。

こちらは
おけさ柿の里、羽茂にて。

活気あふれる、収獲の秋を迎えています。

集荷ステーションには、柿農家の出荷コンテナが積まれています。


専用の大型トラックと、フォークリフトがセットで、
出荷ステーションからステーションへと、動きまわります。

おけさ柿の里の、秋風景。


昨年は、新芽が出る頃に霜の害が発生し、
収獲量が激減しましたが、

今年は、天候に恵まれて
「甘くて 大粒な柿」が、揃って実ったそうです。

畑には、柿の色が明るくたわわ。

いよいよ、新米に続いて
おけさ柿の最盛期です(^^)/

秋の空気は、爽やかですっきり。
そして、少しひんやり。

蕎麦が刈り取られ、はざ木に干されていました。

蕎麦の茎の色が美しいな‥いつも感じます。

干し方、いろいろ。
新蕎麦を味わえるのは、もう少し先。

来たる冬に備えて、お母さんたちが
畑に野菜を植えつけている姿が見えています。
はたけしめじ 
「何よりも山が好き」と言う先輩が、取りたてキノコを下さいました。

早速、秋の初物を鍋で(^O^)
主役のはたけしめじを、白菜・豚薄切り肉と
ポン酢でいただくことしました。

シャキツとしながら、甘みもあります。
ご馳走キノコをいただきました。
山椒の実   
稲刈りの頃には、赤く熟しますので、
摘んできました。

冬になったら、蜜柑の皮を乾かした陳皮と
生姜や胡麻を加え、
七味唐辛子を、作ってみたいと思います。

佐度では、サンマやイカを塩漬けする時に、
実山椒を加える地域があります。

これを、東京で妹が待っているから、
「故郷の味を、届けてあげたくてね」と(^^)v

鰯の糠漬けに山椒を加えると、
味に深みと香りがプラスされ、保存性もアップします。

懐かしい
初夏の味としても楽しまれています。
実の青い山椒と、ちりめんじゃこと。
旨味が凝縮し、味はすっきり。
山椒の実   
小粒でも香りは爽やか、ピリリと存在感あり。

人として、山椒のような
個性をもった存在になりたいなぁと
常々思っているのですが‥
青い柚子
皮をむきみじん切りし、鷹の爪と合わせ塩漬けします。

カンキツの爽やかな香りと、ストレートな辛味。
鷹の爪
青い柚子と鷹の爪で、柚子胡椒を毎年作っています。

鍋料理の時に、ポン酢に入れて食べると、
「メリハリが出て、美味しいよ」と、
何回か、姉に届けたのですが‥

反応が薄い‥のです。

どうしてか‥?

佐度では、
魚も貝でも豊富にありながら、(故にかな)
冬場でも、鍋料理が少ない‥
と、ある本で読みました。

ああ、そうゆう事だったのか、
‥と、納得しました。
まん丸、りっぱな栗の実。

前回の栗おこわが好評でしたので、
もう一度、作ってみます(^O^)

自然のもつ、やわらかな栗の甘さからは
おだやかな幸せ感を貰えます。

秋の恵み。
ミニおけさ柿
一本だけ、柿の木をもっています。

友人にも、秋を楽しんでもらおうとお届けしています。
西三川のりんご園で。

まっ赤な🍎、白い🍏。
くだもの直売センターにて

リンゴの甘~い香りに包まれます。
名前を初めて知る林檎も。
立ち寄るたびに、林檎の種類が変わっています。

若い後継者の方は、競いあって
他の農園さんと違う種類の果物を並べようと
工夫されているようです。

甘さも酸っぱさも、色とりどりの林檎が
次々と登場しています。

ドライブの休憩や、Wi-Fiの利用にも(^^)v
どうぞ、お立ち寄り下さい。

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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