小学校の前を通りかかったら、
にぎやかな声援を受けて、子供たちはマラソン大会中でした。

そうです、
二学期にはマラソン大会がある、ある。

子どもの頃から長距離走は、
私は、チョット苦手(>_<)


満開になった、金木犀の香りがただよって‥。

表現は大げさかも知れないですが、あたり中に充満して
秋の香りと言うには、濃厚すぎるくらいです。

精米のスタンドで、白米に。

友人や親戚に、
元気に過ごしています、の、近況のご挨拶を入れて
お届けの準備ができました。


お隣りの田んぼでは、稲藁をま~るく丸めています。

お隣さんは、黒毛和牛を飼育している家ですので、
敷き藁にしたり、エサに加えたりする貴重な藁です。

自然薯のむかごご飯
たくさん入れればいいとは‥言えないものも‥あるようで、

田舎流にたっぷり入れたらば、味はよく楽しいのですが、
食感がボソボソでした。

少し、奥ゆかしさが足りませんで‥した。

また、次回(*^_^*)
イヌサフラン

畑の隅では、無花果が。

無花果も、いろいろあって
もうすぐ、味見ができそうです。

籾摺り
稲作農家にとって、一年間手をかけた米作りの最終作業です。

いつものように、手伝いに行って来ました。


籾がらを取り除き、玄米に《籾すり》

佐渡市の認証米の誕生の時。

重さを計った袋に、認定農業者の名前を記入し、
赤いシールを貼り、出荷準備の完了です。

朱鷺と暮らす郷の
佐渡産の、安全でおいしい米作りは、
世界農業遺産(GIAHS)に認定されています。

しっかりとした米つぶで、
口の中に甘みが広がります。

以前は、7段に積めた米袋ですが
今は、腰に無理をしないよう、5段積みに。

そろり、そろり、ゆっくりと。


翌日には、依頼した業者の方が来てくれ、
JA佐渡への、お米の出荷が完了しました。

今年の作柄は、とても豊かでした。


自信と安堵の実りを迎えられた、
農家のうれしい決算日。


ひつじ雲? いわし雲?
天高く、秋晴れの日。


《かぐら南蛮味噌》
新潟の地域野菜、神楽南蛮。

この時期になると、
先輩の得意料理を、毎年いただいています。

精米したばかりの、
新米コシヒカリの炊き立てご飯にのせて
いただけば、最高に旨し(^O^)


最近は、個性のある辛い南蛮が栽培されて、種類が豊富。
あれこれ、使い分けて料理しています。

かぐら南蛮は、辛いのだけれど、
トゲのある辛さではないのが、魅力で人気。


くしゅくしゅと、真ん中にシワが寄っていて
神楽のお面のよう‥と、名がつけられたとか。

あと数日して、
紫蘇の白い花が、先の方に2~3個になったら
神楽南蛮と醤油で、佃煮風にしたいので、
待っています

アツアツのご飯にのせて旨し、
料理の味付けに、アクセントのある調味料になります。

神楽南蛮の醤油煮を、仕込みました。

生姜・かぐら南蛮・紫蘇の穂を油で炒め、
日本酒と少量の砂糖を加え、醤油の佃煮に。


野菜炒めに加えたりすると、
深みのある味わいになりますし、
おむすびに混ぜたり。

穂紫蘇の香りを、楽しめます。
☆。。。。。☆。。。。。☆


ミニのおけさ柿が
可愛く、色づいてきました。

突然の変異で、このように可愛いミニサイズができたのだそう。
十数年前から、だんだん知られるようになりました。

色も味も濃いめで、
料理のお膳にのせて、小さな秋を楽しんで、いただけたら(^^)/
こちらは、早生のおけさ柿。

アルコールで渋を抜いている途中なので、
(濡れ濡れに、見えています)

出荷ステーションに、収獲された柿のコンテナが並ぶ季節になりました。

ビタミンカラーの色合いもよく、
おだやかな甘さと、ビタミンCがたっぷり。
秋の楽しみの、くだものが登場。

佐渡の特産品《おけさ柿》のシーズンが、
いよいよ始まります(^O^)


程よい気温になって、発酵が楽にできそうなので
久しぶりに、パンを焼くことにします。


我が家の柿餅の粉を、いつものように入れて、
珈琲を加え、モカ味で作ってみました。


小ぶりの50gに、丸めて(^O^)

干し柿と餅米入りのパンの、
モチモチ感が強めで、干し柿の甘みがしっかり感じられる
ごきげんな、オリジナルのパンです(^^)v

家人も、「他にない食感だし、モカ味が新鮮でいいね」
「パン屋さん、また作ってよ」

うれしい、オファーあり。


次回は《抹茶味》で、作ってみようと思います。

少しの渋みの中に、
奥深い上品な甘みが感じられるはず。

創作パンは、自由で楽しい。


ススキが風に揺れていました。

山ぶどう 
寒くなったら、深みのあるワインカラーに。
あと半月くらい後したら、みごとに色づきます。


野ブドウは、こんな感じでした。


ゴマ入り甘柿
なつかしいゴマ入りの甘い柿。
そろそろ、
次の楽しみ《柿》の季節が到来です。


黄金色の稲穂が波をうって、美しい田んぼが広がっています。
稲刈りが、急ピッチで進んでいます。


先日の台風が、稲をかき回していきました。


田んぼの広がりを、海原に見立てて《沖》と呼んでいます。
収穫を控えた今は、黄金色の《海》です。

お米が無事に収穫でき、主食を確保できるところまで、
水の管理や、田んぼの畦の草刈りなど、
地味な努力を続けてきた農家さん。


価格の高い農機具を使って、お米を生産することは、
農業の経営や、効率などとのバランスが‥云々、
‥言われていますが‥

生産者は、効率でも価格のためでもなく
毎日の生活の、大切な主食《お米》を作ることに専心しています。

安全な食卓を守る、意義と誇りをもって取り組んでいます。

大事なことには、手間と情熱が欠かせません。


佐渡の農業は、《江》を設置することで、
生きものと共生できる環境を守りながら、
農家は、共通の要件を決めて、米の生産をしています。

 ○ 農薬・化学肥料を減らして(5割以上を削減)栽培した米であること。
 ○ 水田の畦に、除草剤を散布しない。
 ○ 生きもの調査を年2回実施していること、など。


佐度は、暖流と寒流が交わる、北緯38度線に位置する《島》

島特有の海洋性気候は、
気温は、本土より冬は2℃高く、夏は2℃涼しい。
恵まれた自然環境で、じっくり時間をかけてお米は稔ります。

嚙み締めた瞬間に、
お米の甘みとうま味が広がり
冷めても美味しい、佐渡のコシヒカリ (^O^)

安心で美味しい佐渡の米つくりのことを、
お客さまによく知っていただき、佐渡産のお米を選んでもらえたら、
生産者の努力が報われますし、
双方にとって、幸せなことですね。


この風景は、
農家にとって、何にも勝る安心と喜びの時。

それ故に、目の前の風景が
更に尊く感じられるのです。


私たちは、農家の、時々手伝いの分際ですが‥、

農業者のみなさんの傍にいて思うのは、
毎日の食事をもっともっと大切にしたい 。


稲藁を干しています。

青さの残る時に、刈り取り
この地域に伝わる、藁の民芸品を作ります。

藁の茎が長く、堅い種類の稲だそうです。
(羽茂・大崎にて)


しめ張り馬
魔除けとして、伝えられている民芸品。

集落の境界にも飾られ、道祖神の意味あいもあります。

おだやかな陽を浴びて
懐かしい、はざがけ風景。

稲刈りの作業日の、小昼(おやつ)に。

叔母さんの家の栗で、
栗のおこわを、作ります(^O^)


検索してみると
栗を冷凍してから、熱湯に5分入れると鬼皮までキレイに剥ける由。

初めてハサミを使ってみました。

安全と言うことでは、いいのですが、
思うようには、簡単に出来ませんでした(>_<)

新物のささげ 地場の売り場にて。

色つやが濃く、粒揃いです。
美味しいに違いない。

ささげの煮汁に、餅米を一晩 漬けて置きます。
ご馳走のためには、栗を丁寧にむきます。

ふっくら ささげが、ほっこり香り、
栗は濃厚でほくほく、あったか。


健康は、新鮮な食材からいただく。

元気に動く、さざえを発見したので、
さざえの炊き込みご飯を。

少量のお湯で短時間煮て、身を取り出します。

さざえの弾力と、旨味をしっかり感じます。
昆布 地酒 醤油 バランスも丁度いい具合(^O^)


いただきもの 
丁寧に包まれた、取りたてのイチジクは、
トロリなめらか。

友人にお届けしたら、その友達も喜んでくださり、
無花果のファンが多いことを知りました。


光の中で 赤とんぼは、休憩中。

田んぼの上では、
二匹のトンボが繋がって、たくさん飛び交っています。

おだやかな秋の風景です。


この、なんでもない風景も、

赤とんぼやミツバチに影響すると言われる
ネオニコチノイド系農薬を使用しない取り組みを、
佐渡では続けているからかな。


普段は、
呑気な田舎暮らしを、取り留めもなく‥、
些細なことばかり書いておりますが、

お客様の中に、「ブログ、見ていますよ」と、
声をかけて下さる方が、いらっしゃいますので、

柿餅本舗の《もち米 黄金餅》も、
この田んぼから育まれた、安心なお米であることを
知っていただけたら‥と、

ついつい、
説明に熱が入ってしまいました。


季節ごとに、季節のおいしいもの。

天高く‥食欲の秋。
栗おこわ と さざえのご飯、いただきました。

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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