冬に “ 餅米入りの塩糀 ” を、仕込むことを続けています。


用意するのは、
〇 酒蔵の金鶴さんの糀
  <酒米に糀をつけたもの>‥400g
〇 佐度の塩‥400g
〇 もち米(こがねもち)‥5合

先ず、もち米を炊きます。

炊いたもち米が高温だと、糀の働きを弱めるので、
60℃くらいまで少し冷まします。

冷めたら、もち米と糀を合わせます。
初めは少し固いですが、糀がもち米を溶かしてくれます。


一週間ほどで、もち米に塩と糀が馴染んで、自然な甘さと旨味の塩味に。

野菜を漬けたり、魚や肉の下味を付けたり、万能調味料となります。

容器に移しかえて保存。

糀 もち米 塩 
馴染んできました。

もち米と酒米の糀で、
おだやかな甘さと旨味たっぷりの塩糀になります。
冷蔵庫で
小分けして保存すると、使いやすいようです。

昨年の半量で、時間をあけて2回仕込みました。


夏野菜を塩糀で漬けると、色よく、おだやかな塩味に。

野菜炒めに入れても、旨味が加わります。


この、もち米入り塩糀は、実家の母が作っていたもの。

目立たないですが、
食卓の裏方として、いつも側にあった調味料です。

楽しい仕込みもの‥塩糀が完成しました(^^)/

これから、食卓で、いろいろ活躍してくれそうです。

ど~ん 
驚くほどの音をたてて、大きな振動も感じました。

?????

屋根の雪が、滑り落ちたようです。
畑ではブロッコリーの葉っぱが、鳥にツツかれ
丸ボウズになっていました。

いよいよ、
木の実が無くなってきたようで、
赤い南天の実も、野鳥が啄んでしまったようです。
雪の中の、玉ねぎの苗。
元気に頑張っています。
寒い日のお昼は、アツアツのピザを焼いて。

作り置きしていた、バジルのソースとチーズをたっぷりのせて。

手作り醤油で味付けした、おむすびも一緒に焼きました。

冬の煮物に、旨味を添える《打ち豆》を加えた、おかずも一品。

姉が木槌で打ってくれたものです。
大豆の蛋白と、ひじき 鳥肉 蒟蒻 レンコン ごぼう 人参 きのこ 他いろいろ自由です。
昔からの常備菜。
先輩からいただいた、佃煮は甘辛味。

ゴマメ おかか 胡麻 クルミ おいしいに決まっている組み合わせ。

サッと作れて、ご飯のお共にまちがいなし(^。^)

冬の間中、今日は何食べようかな~。
毎日 毎日 何を作ろうかな~。

考えています。

今日は、「雨水」だそうです。
二十四節気では、春へと季節が向かい
氷が水へと溶けはじめる頃。

“寒”の大事な仕事としている
味噌を仕込もうと、
大豆 麹 塩を準備しました。
佐渡産の大豆は、生産者が少なくなり
地場の売り場に並んだのは、少量で一瞬のことだったそうです。

地元の大豆を買い損ねてしまいましたので、
今年は、北海道産の大豆で作ってみます。
麹は、地元の塚本こうじ屋さん
塩は、佐渡の塩。
一晩、たっぷりの水に漬け
ふっくら大豆に。
圧力窯で煮ます。

フードプロセッサーで、煮豆を潰します。

大豆が熱いと麹の働きが弱まるそうですので、広げて冷まします。
麹と塩は合わせておき
少し冷ました大豆と、混ぜます。
手のひらの大きさに、丸めて。

二人で味噌の仕込みを、毎年続けてきたので、
分業作業も手慣れてきました。

順調です。

団子の中の空気を抜くように
樽へ投げ込みます。
ラップで蓋をして、保存。
完成すると、ひと樽がおよそ10㎏。
波型の蓋が、“圧”をかけるので
重石の役目をするそうです。

梅雨明けの頃になったら、
天地返しをして、発酵のぐあいを確かめます。

孫たちも、食べる味噌ですので
おいしく発酵し、熟成されますようにと願いながら
爺さんと婆さんで、二樽分仕込みました。

家庭の味は、ひと椀の味噌汁から。

今年も味噌の仕込みを終え、ホッとしています。

白く美しい雪。
誰かな 
田んぼの中に、足跡が。
重い湿った雪が、サザンカに。
雪の中の柿
重そうな雪です。

この後に、枝先が数本折れてしまいました。

鈍色の空 こんもり雪の風景
スーパーマーケットの駐車場は
大雪の予報に、巣籠りのための買い出し客で賑わっていました。

海では、これぞ日本海の荒波。

全国放送されたそうで、親戚が心配して電話をくれました。

冬の真ん中の、佐渡の風景です。
大雪のために、折れてしまった蠟梅(ロウバイ)の枝を持ち帰りました。

厳しい寒さの中ですが、
バケツに入れ、外に置いておいたら
少しずつ咲きはじめ、
馥郁たる香りを辺りに 漂わせてきました。

一枝を、玄関にも(^O^)

楽しんでいます。

畑の大根が、大きく立派に育ちました。

晩秋に取り込んでおいた大根を
新聞紙に包み保存して置きました。

我が家としては、上出来の大根なのです。
あれこれ、
味つけを変えて食べようと思っています。
後ろの、△の形の大根は、
辛味の多い、しっかりした歯ごたえの大根です。
普段の朝は、ちりめんじゃこ・大根おろし の、簡単メニューが多い我が家。
豚汁にも入れますが、他の具材もたくさんありますので、
大根の出番は少しだけ。
美味しく、たくさん、大根も白菜も食べるには
煮つけたり、漬物にすることにしました。
保存して置いた白菜。
これは、頂いたもの。

冬の寒さを過ごした白菜は、
甘みがたっぷり、ずっしりとした重さ。

鍋ものには欠かせません。
先ずは、
定番の大根の煮つけで、鶏肉味から。
白菜は、塩漬けにしてから二週間ほど経ったもので
発酵し、いい風味が出てきました。

冬の大根や白菜は
素朴で、飽きることがありません。

今日のお昼ご飯は、これがメインです(^O^)

ヤリイカがやっと店に並ぶようになりました。

胴の部分は、刺身でいただくこととして
ミミの部分や足は、イカ大根に。

似たようなビジュアルですが、
佐渡産のイカに、ピリ辛の唐辛子を少し入れると、アクセントになります。
大根は、下茹でしてから煮ています。
別の日には、
佐度産ブリを湯引きし、これも定番のブリ大根に。
佐度の冬の味。
ブリ大根も、楽しみなメニュー。
鶏の皮をよく焼いてから、煮つけました。
アブラの旨味があるので、チョットだけボリューム感あり。


こんどは、佐渡・八幡芋の出番(^O^)

どれも
昆布と椎茸の出汁を、たっぷり含ませて煮ています。
美味しかったので、もう一度(^^)v
我が家の八幡芋と、鶏モモ肉で。

もっちり、なめらかな芋は、
里芋とは区別されて、地域野菜の「佐渡産・八幡芋」として大切にされています。
さらに、もう一度(^^)v

どれも見た目ほど、濃い味ではないのですよ。
八幡芋と、鶏とピリ辛味に煮付けて。

冬は、保存して置いた根菜が何度も何度も、食卓にのぼります。

色々な旨味を持つ、魚や肉との組み合わせを楽しみながら‥

大根も八幡芋も、相性のいい相棒と組み合わせて
ゆっくりと味を含ませ、美味しくいただきました。

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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