佐渡病院まで、定期検査に行って来ました。
血液をチェックするだけの、健康の安全確認です。
待合室の壁には、
《骨を豊かに。体を育てる。》
のポスターが。

テレビの健康番組では、しきりと骨粗しょう症に、注意 注意 !! と
心配を煽られ、年寄りは不安にさせらています。

その隣りに並んで
フレイル・ロコモを克服し、80GO‥のポスターも。

フレイルって何?

年をとり、体の力が弱くなると
外出する機会が減ってきて、

病気とは言わないけれど
手助けや介護が必要になってきますが

心と体の働きが弱くなった状態を
フレイル (虚弱) と呼ぶそう。


ロコモって?

ロコモーション = 移動するための能力。
80 歳でも元気に活動できるようにを目指す、GO 運動とか。

友人からは、
帯状疱疹になってしまった(>_<)

ウイルスが‥免疫が‥の後に、
「誰でも罹る可能性のあることだから、気をつけようね。予防方法もあるようだよ」


それでなくても
「コロナのために」を、口実に
人に会いに出かけたり、楽しく話をしたり、食事をしたりすることが減りました。

社会的な心の繋がりの不足や
低栄養からの身体虚弱など、
注意しなくてはいけない事柄が多くなってきました。

フレイル状態になってしまう条件が、
我々世代には、幾つもあります。


毎日の食事が、
炭水化物に偏りがちにならないよう、
もう一品は蛋白質 (豆腐、納豆、魚、肉) などを
添えるよう、心掛けるといいそうな。

難しいトレーニングをしなくても、
日常の中で、足腰を使い
筋力を守る生活も大切なようです。


フレイルとは、
今では、スマホ・デジカメと同じくらい
日常語になっている、医学用語だそうですが‥。

大切なことなのだから、よく理解できるように
日本語で教えてもらえないかな~。

カタカナ語は、ス~と腑に落ちなくて‥。

ともあれ、
年寄り二人での生活に
準備と覚悟を持ちつつも、

解決法は
困ったら、早めに相談すること (^^)/

診察の時間待ちに、
安心のための、努力目標を見つけてきました。

季節の花
立ち寄った温室で。

先輩の育てられた菊の数々。
華やかな日本の色と、香りに癒されました。

佐渡で、昔から食べられてきた食事や行事食。

家庭での 毎日の食事
家族の祝いごと 誕生 入学 成人 
神への 願い と 感謝 
行事の食事 結婚 葬祭 地域の祭り 農作業の区切りを祝ったり

その時々の食について、
記録した本を図書館で見つけました。

昭和の時代の記録が主ですが、

同じ佐渡でも
北部の海沿いの地域と
南部の山里の暮らしの違いに、驚くばかりです。

自然の恵みを、上手に、丁寧に食卓にのせる。

つつましく、季節の食を楽しんだ生活ぶりなど。

当時の食品保存の多くは、

塩に漬ける
野菜や山菜は干す
味噌や酒粕に漬けるなど‥工夫して。

冷蔵庫・冷凍庫の便利な機材が無かった時代は、
その季節に採れる食材で、作って食べる。

季節ごとの食材を、保存することは、
どんなに忙しく、努力を要したことでしょう。
想像するだけでも、大変そう。

主婦の知識や技量で、家族の食と健康とを守り、
楽しませてくれた味の記録。

《四季折々の、郷土の味》を伝えよう。

地区ごとの、
健康推進員の方々がレシピを提供し、料理を再現し、
佐渡市がまとめた「さどごはん」

祭りの準備 
新年を迎える準備 
神さまに収穫を感謝しての、お供えした品々。

みんなで食べた、特別な日のご馳走など。
賑やかな場面が、よみがえります。

~昔の良さを今へつなげる~
~未来を担う子供たちへ伝える~

この本は、山漁村会が
全国に伝わる
「米のおやつ と 餅」を紹介した冊子。

昭和35年~45年頃の、家庭の食文化の特集です。

やはりというか、当然というか
「柿餅」は、登場しておりません。
柿餅 の材料は
こがね餅米、おけさ柿の干し柿、 佐渡の塩 のみ。

写真は、
 京阪百貨店 ECモール
《よろずをつなぐもの 島の幸々》
に紹介されたものです。

新潟県佐渡島 おけさ柿をつかった伝統の生切り餅 島の幸々 | よろずを継ぐもの|継ぐべきものをよろず集めたモール (yorozutsugu.jp)



昔から我が家で冬に食べてきた《柿餅》が、
まさか、佐渡の一部の地域だけの特殊な餅 だったとは!(^^)!


「柿餅」を、手土産に持参する度に、
珍らしがられ、作り方をたずねられる‥ことが続きました。

同じ佐渡なのに、
知らない、作らない地域があるなんて‥ビックリでした。

それほどに、廃れる寸前の食文化であるならば
郷土の味を伝えたい…との思いから
「佐渡の柿餅本舗」として、柿餅作りを始めました。


そういうふうに、知られていない食の文化は、
全国のあちらこちらに
まだまだ、きっとあることでしょう。


一度でも作ったり、味わったりした経験があれば
味を再現することは、可能と思います。


地域の味を次の世代につなげていく
家庭の味を次の世代に伝えていく

そして
食べることは、守ること



素朴な家庭の味と
毎日の料理を楽しみながら
続けていきたいと思うのです。

立冬の午後  真野公園にて。

桜の葉はほとんど、落ちてしまい
赤く輝きながら、風に揺れています。

今にも飛んでいきそうです。

乾いた落ち葉が、カサコソ。
足元にたまっていました。
最後の葉が、ゆらゆら。
公園の銀杏も、黄色く光って、
松の葉も、黄金色に変り落葉し始めています。

陽ざしはあるのですが、風は冷たく感じられる午後の散歩。

葉っぱ一枚の、紅葉狩り でした。

休日の朝

不安をかき立てる
大音量の警報音が
テレビから、携帯から響き渡りました。

ミサイルが発射されたとのこと。

安全な避難場所に移動と言われても‥ね。
どこぞの厄介な隣国が、
東に向けて発射したようです。

新潟には、世界最大の柏崎原発が有り、
進展の見えない拉致問題があります。

日本海を挟んで、ガメラレーダーが設置されている佐渡。

その他ガメラレーダーは、青森 鹿児島 沖縄にも。

彼の国の、
気持ちを逆なでる蛮行に、
日本の国の対応にも、
課題が露呈した不穏な朝でした。

平和が、如何に尊いことか。

国民は、おだやかな毎日を求め、
大概のことに協力し、我慢も義務もはたしているのですから。


晩秋になると、畑に玉葱の苗を植えつけ、
来春に備えての準備を始めます。

親戚から、肥料と苗を貰いました。

ねぎや玉葱専用に調合された肥料が
ホームセンターにあって、
素人の私達には、とても重宝です。

畑に植えて置くだけで、世話いらずの玉葱。
肉じゃが・カレーに・肉料理に・スープにと
地味ながら料理の裏方として、どこかに存在する玉葱。

ひ弱に見える苗ですが、厳しい冬を凌ぐ力強さが有ります。
ブロッコリー 広島菜 春菊 
おままごと遊びのよう‥な、
我が家の畑に一株ずつ。
大根は、10株ほど。
これだけで、冬の間は十分足りそうです。

春菊を、パラリ、っと播いてありますので、
鍋料理の時には、摘んで入れたい(^O^)


我が家の冬の畑には、
佐渡の地域野菜 “八幡芋” の収穫を、残こすばかりとなりました。

少量ずつですが畑で作る楽しみ、
季節の野菜を食べる、幸せの田舎暮らし。

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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