そろそろ、ヨモギが摘めるころかな?
赤泊の山まで、出かけてきました。
この春、初めての よもぎ餅。
香りがたっぷり、お餅のコシはしっかり。
やわらかい芯の部分を、アク抜きして
餅米(こがねもち)に、搗き込みました。

春の楽しみです。

春の楽しみと言えば、
淡い色の組み合わせが、やさしい山の風景。


近くには、清楚な山野草が咲いていました。
チゴユリ
エンレイ草

そして、山菜をいただく。
まだ細い、フキを少量持ち帰り
混ぜご飯でいただこう (^。^)
酢飯に合わせてみましたら
とっても、イケるんです。

ホロ苦い香りと食感が、ギュット詰まった春のご馳走になりました。

晴れてはいるのですが、
少し肌寒いと感じる日でした。
柿のやわらかい若葉。
小さな蕾も中で育って見えます。
ぼたん 蕾はまもなく開きそうです。

写真は撮れませんでしたが
今日は、佐度のあるある場面に出合いました。

トラクターで耕され、水が張られた同じ田んぼで
なんと、朱鷺 カラス 鷺が
仲よく一緒に、餌を探していました。

土の下から、虫が這い出してくるのを知っているようです。

佐度ならではの、面白くて平和な風景。

アケビ 花は濃い紫
コシヒカリの苗 
ハウスの中は淡い緑が一面に。

順調に育っているようです。
夜になると、田んぼからは
カエルの鳴き声が、一斉に
にぎやかに聞こえてくる季節になりました。

生きもの達も、活動を始めました。

23年4月15日 長野県の麹屋さんから
今年の仕込み用の醤油麹が届きました。

醬油を作って8 年目になります。

輸送中の麹の発酵を抑えるために
塩切りという作業を施して、届けられた醤油麹です。
丸大豆 小麦 塩を混ぜ合わせて
更に、海水を薪で炊いた “佐渡の塩” を加え
仕込み用の天然水として持ち帰えった
“箱根清水”を加えます。
羽黒山の参道 入口に
水汲み場が設けられています。
お賽銭を入れて、水を汲みます。
空気のよく通る場所に、保管し
天地返しを繰り返し、観察しながら暮らします。

毎回のことながら、
麹と塩水を混ぜたものが 、(醪もろみ) に育つことが不思議でなりません。

微生物の働きが、発酵と熟成を醸します。

ゆっくり、時間を待ちます。

おいしい、お醤油にな~れ。


上段の白く見える桜は、御衣黄(ぎょいこう)桜。

近くに寄ると、うすい緑色の花びら。
花の色は、次第にうすく赤みを増してくるそうです。

昨年、ご住職にお会いしたおり
「花の時期は、ソメイヨシノより少し遅いようです」

その頃にお出かけ下されば、見事ですよ。
とのこと‥でした。

佐度の桜めぐりも、ほぼ終盤に。

楽しみに待っていた一年。

大栄寺の、御衣黄桜が
たおやかで美しい姿でした。


馬酔木 (あしび)
正面の中ほどで、白く見えています。
すぐお隣の、真法院の桜

地面にすれすれまで、枝が垂れていて
桜のドームの中に立って、花びらを楽しめます。
西三川の先輩を、お訪ねしたおりの風景。
農園では、
桃の花を間引く作業《摘花》をされていました。
畑で作業する、賑やかで陽気な声が聞こえてきました。

最初に、ご主人にモデルをお願いしましたら
「オレは、ダメだめ」と大笑い。

そこで、
お母さんの、後ろ姿であれば
撮影OKとのことで(^O^)

こんなになるまで、花を間引きます。

しばらく後に、更にもう一度
生育の様子をみて
間引き作業をするそうです。
産毛に包まれた、林檎の花
くだものの赤ちゃん達。

おいしい林檎や桃、さくらんぼが育つ佐渡ですが
可憐な花の時代を、見ることはほとんどありません。

出会えてよかった、花の色と若葉たち。


☆。。。。。。☆。。。。。。☆

近所のチューリップ畑にて。
砂地に合った、球根栽培の盛んな八幡地区でしたが、
球根栽培をする農家さんが減ってしまいました。
名は、恋心 こいごころ

やさしい色とフリルが愛らしいチューリップ。

見頃を待ちかねて、多くの方が見学に訪れていました。
これは、我が家の畑の隅の一株。

素朴な赤いチューリップに、癒されています。

黄砂の降る、数日が続いていて
空気に土の匂いがしています。

田んぼには、水が引かれ
春耕起と呼ばれる作業が始まりました。

田植えまでの準備の一連の作業は
畦塗り 種蒔き 荒代掻き 植え代掻き 田植え ‥

日毎に、田んぼは生き生きと姿を変えてきます。

トラクターは、スタンバイ
畦には、たんぽぽが似合いますね。
田植えまでには、田んぼの土を何回も耕します。
稲作の準備の、第一番目。
水が引かれ、耕されたばかりの田んぼ。

今日は、保存している玄米を精米してきました。

この農機具メーカーの一画に、精米機のスタンドがあり
駐車場が広くて、入り易いのでよく利用しています。

お店の前には、
8 条植えの最新式の田植え機と、ピカピカのトラクターが並んで
出番を待っていました。

田んぼで働く機械は、格好よくて人気あり。

子ども達は興味津々です。

晴れれば、田んぼに出る。
活気づいてきた、昨日 今日の風景です。

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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