スポーツの日を含む、3連休が明けました。

今朝のFAXは、注文依頼ではなく・・・
柿餅の原材料である《餅米 こがねもち》の値上げを知らせるものでした。

すべての素材は、人の手間と経費がかかっていますから
お米の値上げは、仕方ないことで‥す。

☆。。。。。。☆。。。。。。☆

程よい硬さと柔らかさを残して、紫蘇の穂が実っています。

水でアク抜きし、神楽南蛮と醤油煮にします。
紫蘇の穂も、大切に使いたい。
神楽南蛮 生姜 昆布 胡桃 を、味醂と酒と醤油で、
いい《おかず》になります。

味噌で味つけすると
神楽南蛮味噌として、とても美味しい調味料になります。
次に、山椒の実を干して保存します。
これで、畑の収穫はほぼ終りました。

☆。。。。。。☆。。。。。。☆

あぜ道に咲いていた、紫色の花。
桔梗?の 仲間?
あたりに、金木犀の香りが漂っています。
匂いで、秋を感じる時。
秋の佐渡
今日もおだやか。
湖面のような静けさです。

小さな船が、美しい航跡を残して
真野湾を進んで行きました。

お会いする毎に、
「これ作ったの。食べてみてね」

今日は、何だろう?
小さな、お土産をいただきました。
まん中の小皿は、いただいた梅のピクルス。
「タルタルソースに、入れたら美味しかったから試してみて」

さっそく、作ってみると初めての味と食感でした。

自宅の豊後梅という大き目の青梅を、酢漬けにしたそう。

月桂樹と酢・塩の分量は?
失敗をするはずのない組み合わせなのですが
さっぱり、解りません。

「来年、一緒に作りましょうかね」と
誘って下さいました。

また楽しみができました。
これは、梅酢漬け。

竹の子  青梅 紫蘇の実 茗荷など、
それぞれの出盛りに、梅酢に漬けて保存し
それを、合わせて刻んだもの。
我が家の、大根の間引き菜
炊きたて新米ご飯に、混ぜて。
昔で言う、いわゆる《糧飯》です。

梅酢漬けは、食感とパンチある香りが魅力。
間引き菜は、葉っぱの色を生かして。

自分で作って、楽しむ田舎暮らしです。

今年の米作りの最終作業である
《籾すり》の手伝いに行ってきました。
ニュースでは、酷暑の影響を受けて
作柄は一等米が少ないのではないかと
心配されています。

これからJAに出荷し
お米の等級審査を受ける予定です。

結果はまだ、わかりませんが、
山の水を引いた田んぼを守っている兄は、
「大丈夫、いつも通り(一等)を頂ける作だと思うよ」‥とのこと。

水の管理・虫の害を予防する為の草刈作業を続けてきた
稲作の総仕上げの日です。

一年の稲作を労い
お祝いをしたくって。。。
栗と黒米入りのお赤飯を、
お昼に食べてもらいたいと準備しました。
お赤飯には、〆張り餅米が美味しいとされていますが、
耕作農家が激減しているお米の銘柄。

古代米 (黒米 紫宝)は、新潟県が開発した古代米で、
新潟でしか栽培許可されていない餅米です。

鮮やかな色あいが特徴。

先輩からいただいた、貴重な2種類のお米で作りました。
初物の栗は、地場野菜のコーナーで求めました。
〆張り餅は、弾力と甘みが豊か。
おめでたいもの、みんな入れてお赤飯です。
もっちり、やわらか。
籾摺りされたばかりの玄米を、
成分分析済のオレンジ色のシールを貼って
出荷用の袋に次々と詰めていきます。

わが家の分も、新米をさっそく精米してきました。
つやつや、新米をいただきます \(^^)/
友人のみなさんへ、佐渡からのプレゼントを箱詰め。
どうぞ、お召し上がりください。

おまけは <紅玉> <青柚子> <姫りんご>
青柚子の香りと、甘くて酸っぱい紅玉林檎を添えて。
おいしくて安心の《佐渡産コシヒカリ》で
「元気に暮らしています」の、ご報告です。

農業の担い手が、減っていて‥
問題は、、、多々あれど

一年分の、安心・安全・美味しい主食を
お米の保冷庫に収納できたことに、
何よりもホッとしています。

一袋 30 ㎏ のお米は、なかなかの重さです。

男たちは、慎重に腰を庇いながら
厳しい仕事だからこそ、おだやかな気分で頑張りました。

ありがとう と お祝いと 感謝の思いの日でした(^O^)

畑で夏の間中、活躍してくれた茄子を
いよいよ、撤収しました。


一株だけ植えておいた鷹の爪も
乾かして、保存することにします。
きんぴらゴボウ 白菜やたくわんの漬物 野菜炒めなどの
隠し味として、活躍してくれます。

ほぼ一年分が、これで十分足ります。


レモングラスは
勢いよく殖えるので、鉢に植えています。
たま~に飲みたくなる、ハーブティーに。
畑の片隅に植えた
とにかく、たくましいハーブ。

畑の緑として
まめにカットして、若葉をながめています。
ピザのトマトソースに刻んで入れたくて、植えました。
わずかな苦みが好きな、ハーブ。

これも、畑の緑が主な役割です。
丈夫で世話いらず、虫も付きません。
大きく育ってしまいました。
松のような香りが、さわやか。

側を通る時、指でつまんで
フレッシュな香りを嗅ぎ、
いい匂い~(^^/ 深呼吸しています。

クリスマスの鶏を焼くときに、出番がありますが
せっかくなのに、上手く使えていないハーブです。

友人は、お菓子やパン作りが好きで
生のハーブを刻んで焼くために、
庭は、イングリッシュガーデン状態で、各種のハーブがいっぱい。

味の感想もケーキの絵も、毎回のレシピも記録を残しています。

たま~に‥、お茶にする程度の私なんぞとは
まるで熱意が違っています。

可愛いくてやさしい色の小花が多いハーブたち。
私は、もっぱら
コップに挿して、あちこちに置くぐらいです。

個性のある香りも、花も、お茶も、
手軽に楽しめるのがいいですね。

佐渡オケラ (佐渡蒼朮 さどそうじゅつ)は、
『江戸時代に中国から持ち込まれ、漢方の原料になるとされていた植物』

佐渡では、質の良いものが数多く産出されていた時代がありました。

花は咲けども、種子では繁殖せず‥
株分けによってのみ
300年以上受け継がれてきた歴史ある植物。

貴重な球根を分けてもらい、昨秋に土に預けていたものにようやく花が咲きました。

とげとげ ゴワゴワの葉っぱに守られて
さくら色の可憐な花が咲きました。
生育に土が合い、羽茂地区ではよく育ち、
旧羽茂町の花として、親しまれてきた花だそうです。
旧町役場の前庭には、今も町の花として大切に守られて、
ネームプレートが置かれていました。


☆。。。。。。☆。。。。。。☆


秋の入り口に、季節が移ってきたようで、
昨夜から、ようやく凌ぎやすくなってきました。

空気もスッキリ、さわやかな秋の気配。
山道では、青空にススキの穂が揺れていました。
稲刈りも急ピッチで進んでいます。
コンバインが動く、おだやかな音には
労働が実った安堵と、収獲の喜びが重なります。
笹の花
笹の花が咲いた後のようす。

60年に一度とか、120年に一度、花が咲き枯れていくそうです。
基本的には、誰もが初めて見る珍しい花となります。
今、放送中のNHKの朝ドラ “らんまん” では、
『日本の植物学の父』と呼ばれる、牧野博士の人生が紹介されています。

この笹の花が、「新種ではないか?」と標本が送られてきた‥、
との、エピソードが紹介された回がありました。

人生の中では、なかなか出会う機会のない花です。
60年以上を生きて、私も初めて出会ってしまいました。

山椒の実

例年なら、稲刈りの時に真っ赤になる山椒ですが
今年は、暑さの為に10 日程、刈り入れが早まりましたので
色づきは、あと少しです。
ウドの花
丸~るい花が咲きました。

この花を天ぷらで、いただいた事があります。

ウド独特の香りがしっかりしていて、
料理の添えに楽しいアクセントになりました。

お料理は、季節の趣を遊ぶこと(^O^)

花瓶にも
野草の花も、野菜の花も、それぞれ個性派ぞろいです。

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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