柿との一年のお付き合いの途中に、いくつもの楽しみがあります。
そのひとつ、柿畑の若葉を摘んでの、柿の葉茶作り。
この十年近く手入れが出来ず無農薬・無肥料の、いわゆる耕作放棄された伯母さんの柿です。
不思議なことに虫も下草も綺麗で、荒れた畑の感じがしません。
柔らかい葉を丁寧に摘み、洗い、刻み、短時間蒸し、風通しのいい所で乾燥します。
柿の葉には、熱に強く蒸しても失われにくいビタミンCが多く含まれていて、体にも優しく、ほのかな甘さが魅力のお茶ができます。
ノンカフェインなので、子供も安心して飲んでいただけます。
通常のビタミンCは熱に弱く、熱すると壊れて減っていくのですが、柿の葉のビタミンCはプロビタミンCと いうビタミンCになる前の状態のもので、熱に強いのが特徴です。お湯を注いで飲んでもその効果が破壊されることがない・・・・・・・・のだそうです。
摘み取ってから少しでも早くお茶にしようと、夜なべ仕事で蒸し、竹のざるに広げ乾燥へ。
あま~い香りが部屋にいっぱい広がりました。
出来上がりと、味見が楽しみです (^u^)
朝からスッキリ晴天・無風。田植え日和に恵まれました。
外で働くと咽が渇きます。お腹も空きます。 休憩を入れながら賑やかに仕事を進めます。
田んぼに苗が植えられ、水が引き入れられると、やっと美しい風景に。
苗起こしに失敗し、最初からやり直したために、田植えの予定が半月ほど遅れていました。
大切な第一段階の作業を無事に終える事が出来、肩の力が抜けるほど安堵しました。 ホッ。
(^。^) (^-^)
田植えの手伝いを終えた夕方に、真野のスーパーへ寄ると、その前を
シャー・シャーと、独特の軽い音をたてて、ロングライドの自転車が通り過ぎていきます。
佐渡一周を走り抜け、ゴール手前の10km付近。
「 お疲れさま~! あと少しで~す!」 野良着のまま、手を振り応援していると、
早朝から200kmもペダルを漕ぎ続けて来て、お疲れのはずのライダーの方達が、笑顔を見せて下さったり、手を挙げて応えて下さるのです。
昨日のオープンマーケットでお話した方が、元気に通過して行かれました。
お互いに、「 あら~ (^O^)/ 」
五月の日曜日は、快い疲労と充実感に満たされた一日になりました (^u^)
五月の青い空。
つつじ・サツキ・藤の花などが咲き始め、庭の色どりが鮮やかになってきました。
柿餅の加工所まで、いろいろな花や木々の変化を楽しみながら通っています。
日ごとに色どりが華やかに。素敵なお庭の家があちこちに点在します。ご了解を得てUP。
田植えの終わった田んぼは穏やかに、光ってみえます。
町の様子をこの位置からゆったり見渡しながら暮らす‥なんて優雅なこと‥
半月前はあでやかな花を見せてくれた、法乗坊の種蒔き桜。今は緑豊かに変身し、下に濃い影を作っています。
昨日、今日は少し肌寒い日でした。
田植えの準備が着々と進んでいます。
国仲平野では、五割程が植わっているようですが、 ?里山の方はまだ始まったところです。
田植えの頃には、咲き始める花。
実家の田植えは、20日を予定。
低温が続き、佐渡の田植えは例年より遅れぎみのようです。
木々の芽吹きが、日ごとに勢いを増しています。
毎日見る景色が、新緑でドンドンおおわれていきます。
畑には去年暮れには枯れてしまったかにみえた、アスパラガスがスクスク・ズンズン伸び始め、我が家のサラダの主役になっています。
柿若葉と言う言葉があるそうですが、枝ごとに艶やかな葉っぱをつけて。
柿畑は今、新鮮な美しさに溢れています。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。