二十四節季の一つ、寒露を迎えました。
収穫の秋、稲刈りはほぼ終盤に差し掛かっています。
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佐渡の秋 幽玄の響
10月8日の夜
金井能楽堂に、篠笛とジャズの音色が響きわたりました。
能楽堂での、篠笛とジャズは初めてのことです。
公演の前に、「記念の一枚」
田村さんの篠笛の師匠の狩野泰一さん 濱田道子さんのジャズトリオと共演。
能楽堂は、能の盛んな佐渡では、文弥人形・語り部による民話の会・琴など‥
その他、いろいろな発表会の場として使用されています。
佐渡出身の田村さんを、多くのファンと友人たちが応援し
金井能楽堂での、篠笛のコンサートが実現しました。
私たちも裏方として、参加。
演奏会の成功を願い、美容師さんや着付けを担当するスタッフさんが
手軽に、いつでも食べられるよう控え室におむすびを用意\(^o^)/
出演者やお弟子さんも、順次控え室を訪れて休憩。
お昼に用意された、おむすびとサンドイッチ。
金井能楽堂の舞台
能の盛んな佐渡の能楽堂は、島民が大切にしている能舞台。
キーボード・ベース・ドラムやマイクスタンドで舞台を傷つけないよう、
赤いカーペットを敷き詰めて、きちんと養生しました。
能楽堂の舞台に上るために、ジャズの演奏者も足袋と作務衣や袴の衣装で登場(^O^)
篠笛のやわらかでふくよかな音色に、静かに耳を傾け、
テンポの小気味いいジャズ演奏は、音がづんづんと迫って来て迫力(^_^)v
能舞台は基本は生の声で演じられる所なので、音がよく響き、演奏していてとても心地よいそうです。
LIVEは楽し\(^o^)/
200人ものお客様と、能楽堂でのコンサートの夜。
前日までの台風の進路を心配し、気をもみましたが、
当日は奇跡のような秋晴れに恵まれ、篠笛の会の成功を確信。
裏方の一同は、お客様をお迎えできたことにホッと安堵しました。
今回の公演は、藤井さんご夫妻を中心に、すべて田村さんのお友だちや応援したいと思っている人達、
いわば素人の集まりが会場の手配からポスター貼り、チケットの販売など、企画・運営の全てを行いました。
私たちは、ほんの端っこに参加させていただいただけでしたが、
公演が大成功に終わった今、とても気持ちの良い達成感と安堵の気持ちを味わっています。
みなさん、本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
9月6日~8日までの三日間、東京へ。
9月7日、今回の目的は、柿餅本舗を知ってもらう商談会
池袋のサンシャインシティ会場で
「新潟うまいものセレクション」に選んでいただいた “ えごまのかき餅 ”を、PRしに、
夫婦で久しぶりに東京へ、出かけてきました。
佐渡に移住し、「柿餅」を作り始めてから、佐渡の柿餅本舗は 1 0 年目を迎えました。
ひとつの区切りとして、もう一度、スタートの頃を振りかえってみることが大切と、
新潟で「うまいものづくり」の最前線で活動されている方々にお会いしたいとの思いからです。
おけさ柿の干し柿を餅に搗き込んで“柿餅” 柚子の皮を刻み、絞り汁も加えて“柚子餅”
早春の手摘みよもぎ、たっぷり。
自然栽培の古代米、黒米・朝紫。
ポリフェノールたっぷり、玄米の粒つぶ食感が魅力の“古代餅”
いっさいの添加物を加えることをしないで、自然が作ってくれた、
素朴でやさしい味を大切にしたいという思いを持ち続けています。
商談会が第一の目的ではありますが、
久しぶりに兄貴達に会うこと・・初孫に会うのことの楽しみ・・
東京での商品の売り方・・ラッピングなどを見て参考にしたいと、
あちこちの売り場をまわりました。
オマケの目的はいろいろありますが、夫婦そろって佐渡を離れるのは久しぶり。
東京では、人も、新しいお菓子、新しい食べものが次々と生みだされ、
常に動きがあることを実感。
東京駅に降りると、表参道・代々木・新宿・いくつかの駅で乗り換えて、
兄の家へGO !!
(^O^)
山手線車内のテロップに、ほんの10秒ほどですが、
佐渡の風景が映されて「 おッ、ここで佐渡 」
車両の窓が、UVカットのガラスに交換されていたり、
SOSボタンが各車両に設置されていることの、案内アナンスが繰り返しあったり、
狭い山手線のホームが、バリアフリー化への工事と、
ホームドア取り付け工事とで、電車との境がますます狭くなっていたり。
電車の中でいいなと、感じたことは、
女性たちのファッションが、実用的でシンプルで美しく見えたこと。
ひと昔の前はケバさが目立った茶髪も、今は落ち着いた自然の髪色の人が多くなったよう。
おだやかなオシャレ染めに、変わったみたい。
ネイルも、すっきりと、個性を生かしながら楽しんでいるようです。
美しく、楽しく、上手にオシャレしている人は、素敵に見えました。
それにひきかえ、私は、
髪はごま塩の状態で、歳がそのまま見え、ネイルも仕事の都合でオシャレには無関係(>_<)
「着るものは、楽ちんな綿が好き」、一点張りの自分です。
でも、「ま、これでいいかな」
電車の乗り換えのたびに、長い階段を上ったり下りたり。
佐渡での車移動の生活では、こんなに長く歩くことがなくて(>_<)
おのぼりさん、少しヘタリました。
およそ、2万歩の一日でした。足を鍛えなければ。
せっかくの東京ですので
食の職人さんが作る、イタリアン・日本料理を充分に楽しみました。
9月7日、100社を超える、NIIGATAの食の生産者が池袋に集合 しました。
試食していただき、説明を聞いていただくことに徹した一日。
お客さまの質問の中にヒントがあったり、
商品の説明に、改良点があることに気づかされました。
島の外に出てみて、「佐渡の良いところをもっと大切にせねば」との思いを再確認。
佐渡産の食材の魅力を、もっともっと発信してゆく法は?
課題も 、やっぱり多い。
FOOD NIIGATA 2018 食の大商談会へ ( 9/7 金曜日 )
新潟県のこだわりの食品を厳選した 『新潟うまいもの』セレクション会議で、
2018年度の「新潟うまいもの」に
佐渡の柿餅本舗の “えごまのかき餅” を選んでいただきました。
東京・池袋サンシャインシティ会場で開かれた「食の大商談会」に参加しました。
今回は、一般の出店者としてではなく、
「新潟うまいものコーナー」での出店枠4社の一つに推薦を受けて
出店したものです。
バイヤーのみなさんに試食していただいたり、
“ えごまのかき餅 ” について説明をしたり、知っていただく機会をもてました。
様々な業種のたくさんのお客様と、ゆっくりお話をする事ができましたし
お客さまからの思いもかけない、有益なご提案もいただけました。
会場には100社を超える、新潟の食に係わるみなさんが一堂に会し
会場を見て回るだけでも、とても勉強になりました(^_^)v
もっと美味しい食を作り出したい !!
更にファイトが湧いてきました。
感謝、感謝です。 ありがとうございました。
久しぶりの東京で、長くて、充実した一日を楽しみました(^。^)y-.。o○
このところ、仕事で相川へ出かけることが多くなりました。
ブログを更新するのを休んでいた時、4月末の週の振り返りです。
相川の京町通りの、ギャラリー其 蜩庵 (きちょうあん ) さんで、作品展が開かれています。
この看板には、<そのひぐらし>との、 言葉遊びも含まれているそう‥です(^_^)v
その2 ぎゃらりー和 ( なごみ ) さん
坂を下りてすぐ近く、ここでも作品展が開かれています。
佐渡の竹は良質で豊富。
古くから竹の工芸が盛んに行われてきました。
若い感覚の竹の作家さんです。
実家のお寺をモデルにした「まんぷく寺でまってます」で、デビュー。
その3 しふぉん さん
京町通りの隣りの道筋、にはなりますが、
お部屋をシェアし、手作りの作品が紹介されています。
観光のお客様達は、すぐ側の佐渡奉行所跡や版画村までは見学にいらっしゃいますが、
小さなギャラリーの作品展のことは知らないまま、お帰りになることが多く残念です。
佐渡の優れた色々な分野の作家の作品を、是非ともご覧いただけたらと思います。
ゆっくり・ぐるりと街歩き、作品を楽しんでいただけるといいな(^-^)
ギャラリーがオープンされている時には、入り口の暖簾が目印。
いつも担当の方が駐在し、作品の説明をしてくれます。
ガシマシネマで、映画を見て、お茶で休憩もいかがでしょう(^_^)v
佐渡の芸術家の作品を身近に鑑賞することができますよ。
昨夜から振りだした雨の音を聞きながら、家の中で過ごしています。
一時は大雨の警報が出される程でしたが、乾ききった畑や稲穂が出揃った田んぼがダムとなって、水が溢れることもなく大雨の峠は過ぎたようです。
佐渡には久しぶりの、恵みの雨となりました。
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佐渡の島内の数か所を会場として、島内外の作家14名の作品が展示されています。
その一つの会場である、新穂正明寺 旅荘・国見荘の作品を見に行って来ました。
良質な竹が採れる佐渡。
真っ直ぐに伸びる竹を、たおやかな美しい曲線に。
本間さんの作品は、ボストン・シカゴの美術館に続き、
ニューヨークのメトロポリタン美術館にも収蔵されています。
やわらかい色合いの硝子が、美しい作品。
戸田さんは、2010年から佐渡に工房を構えています。
浮世絵木版画の技法で
佐渡の風景を表現されています。
お昼には、この正明寺のお米、コシヒカリで作ったおむすびを。
“ 島むすび ” ランチやお茶を、どうぞ。(^_^)v
朱鷺が池に水浴びに降りたり、この望遠鏡の先の木の枝にとまったり。
この日は、枝になんと11羽。
自然の中で自由に飛びまわっています\(^o^)/
第一回目の朱鷺の放鳥は、保護センター近くのこの場所から行われたそうです。
国見荘は、伝統芸能の文弥人形を守り継ぎ、舞台を持つ旅荘でした。
放浪の画家・裸の大将として知られる、山下清画伯のお母さんの生家でもあるそうです。
画伯は「母のふるさとで眠りたい」という言葉を残されていて、
その遺志にもとづいて、本籍地である佐渡に遺骨も納めらているそうです。
国見荘のおかみにお話を伺い、初めて知ることばかり。
作品展のために、この期間だけの会場としてオープン。
前期 8.10(金) ~ 26(日) まで
後期 9.28(金) ~ 10.14(日) の34日間
入場は無料。
後期には、作品がさらに増えて
島内外の障害を持つ方々の作品展を予定。
専門の美術教育を受けていませんが、素晴らしい才能と感性から表現された作品ばかり。
佐渡では、身近な所で芸術や芸能のかおりが漂っています。
ようこそ、
過去と未来の寄港地へ。
以上 ( 内容については、響く島SADO )を資料としました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。