まちぐるみで地域活性化に取り組む活動が、佐渡で動き始めています。
6月14日、インターネットを活用して日本各地の食と食文化を応援している“ ぐるたび ”のサポートのもと、ふるさと応援料理教室in佐渡が開催されました。
この日講師を勤めてくれたのは、老舗洋食店 “ 日本橋たいめいけん ” 三代目茂出木シェフ。
一般参加の主婦の注目の中、ふわふわオムライスの作り方を教えていただきました。
佐渡のバター、生クリーム、トマト、ナガモなどの海草でソースを作ります。
塩、胡椒したソイを皮目からよく焼き、ソースを添えました。
調理する楽しみと、味見の楽しみ。家庭にもどって、家族に食べてもらうことも楽しみです。
メインの料理に添えられるコールスローですが、丁寧に作ることが大切。
何度も味見を繰り返し、味を決める。 この味も含めて “ 店の定番の味 ” なのだそうです。
おけさ柿を使っての前菜は、小さい器の中に美味さぎっしり、味の組み合わせが楽しい一品。
‥ 干し柿とマスカルポーネ海の幸の競演コンソメジュレと共に ‥
干し柿を熱湯につけてやわらかくし、内側の柔らかい部分を取り出し、細かくたたきます。
ラム酒を少し煮詰めアルコールを飛ばし、干し柿と混ぜ合わせます。
マスカルポーネはボールに移し、生クリームを5,6分立てにし、その中に入れておきます。塩少々を加え、ホイッパーで10分だてにしておきます。
細かくたたいた干し柿、マスカルポーネを袋に入れ絞る。ウニ、コンソメジュレの順に器に入れる。干し柿のへたをのせ、細かく切った小口ねぎをちらして完成。
料理の基本となる、フォンドボー、デミグラスソースなどは、家庭では缶詰など利用してOK。
色どりや食感、香りなどの演出も紹介して下さいました。
少人数でしたので、ソースや素材を途中で味見させてもらいながら、フライパンの使い方などアドバイスしてもらいながらの実践的な教室でした。
佐渡の食材を使ったふるさと応援料理教室、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
もっと大勢の人が参加して、佐渡の食のレパートーリーが広がるといいですね。
5月27日、佐渡國鬼太鼓どっとこむに初めて参加しました。
14の鬼太鼓が集まり、次々に舞台へ登場。
その他には、佐渡おけさ・相川音頭などを羽茂高校生が格調高く舞い、会場を沸かせました。
佐渡の各地区の鬼が躍動し競演しました。
隣の店主曰く・・・「自分も若い時には、 獅子を舞うたもんだ 」
若い後輩たちの様子を、頼もし気に見守っておられました。
大切に守られてきた祭りの鬼太鼓は “ 村 ” の誇りなのですね (^J^)
さわやかな晴天に恵まれた今日、オープンマーケットが開かれました。
懐かしい道具を手に取って眺めたり、おしゃべりや品定めが楽しいお店。
ちょっと小腹が空いた時に、ちょうどいい分量のお蕎麦で一休み。
創立140年を迎える河原田小学校が、来週の運動会を前に、練習の成果を披露。
(^-^) (^O^) (^O^)/
そして、明日は “ ロングライド210 ” が開催されます。
自転車で佐渡を走り抜けるのは、きっと爽快なんでしょうね ?(^v^)
今日はエントリーの手続きが行われています。
大会に参加される大勢の方とお話できたり、柿餅を味わっていただいたり、オープンマーケットは大成功だったのですが‥‥ここでデジカメの電池が切れてしまい‥‥
自分達の記録が残せませんでした‥
佐渡ロングライドは、210km、130km、100km、40kmの4つのコースがあり、自転車のお祭りとして多くのライダーが参加する大会に育ってきています。
風を切り、坂道も楽しんで下さい ね (^O^)/ ? 明日の天気予報は 晴れ (^。^) ですよ。
ゴールデンウィークの後半は、曇りと雨が続きました。
今日は鼓童佐渡特別公演 -春- の千秋楽。
羽茂の仕事場から会場である、宿根木に出かけました。開演は15時。
まず、昼食を、茶房「やました」で。 「 やました」 は、スパゲッテイが美味しいと評判のお店。
美味しいスパとコーヒー、心のこもったスイーツをいただいていると、3人の麗しき女性たちと相席に・・・・。
3週間の予定で来日。鼓童を見に佐渡に来たのだという。
つたない英語で泉椿魚のことや書画のことなどを通訳しながら、ゆっくりと時が過ぎゆきます。
特別公演は、約1時間とコンパクト。
藤本吉利さんと鬼澤綾子さんの大太鼓、藤本容子さんの歌、山口幹文さんの笛、小島千絵子さんの踊りに加えて、鼓童研修生2年生による太鼓の演奏が加わりました。
特別公演の会場、宿根木公会堂は、元は芝居小屋だった由緒ある小さな舞台。
太鼓に真摯に向かい、闘い続けてきた “ 鼓童 ” の前身、「佐渡の國鬼太鼓座」の創立期からのメンバーによる、熱気あふれる公演でした。
踏み込む足で床はきしみ、窓ガラスはビリビリと鳴り、荒い息づかいが聞こえてくる、小さなステージならではの近さ。マイクを通さない、生の音の魅力。
叩いた太鼓の振動が音の波となって、聞く人にぶつかってきます。
太鼓を叩くバチの動きも、きれいなリズムで弧を描き美しいのです。
鼓童の幹部の皆さんの熱闘公演を、身近に見る事ができるのは佐渡に住む幸せです (^O^)
3人のアメリカからのお客様も、大いに満足された様子でした (^O^)/
宿根木集落は、町並みが保存され、散策も楽しい地区。
宿根木のシンボル、三角家が4月から公開されていますので、ゆっくり過ごすのも楽しいですよ。
4月18日。能のシーズンの幕開けに、大膳神社能舞台で例祭奉納能が演じられました。
演目は杜若。
演ずるのは、地元の主婦・元サラリーマン・農家の主人など。
仕事をしながら精進を重ねてこられた方々による、堂々の舞台です。
隣で一緒に鑑賞をした方は、この舞台を観る為だけに佐渡に来られた女性でした。
今朝、東京を出て 14:00 ?からの能を観たら、トンボ帰りするのだとか。
能舞台に興味を持つ人を、惹きつける何かが佐渡の古典芸能にはあるようです。
能の前に鷺流狂言、“ 人か杭か ” が演じられ、フフッと笑いを誘う話の筋で会場が和みました。
明るい神社の境内で、小鳥の鳴き声を聞きながら、地面に座り能を観る‥
解放感にあふれ、伸びやかな時間でした。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。