島に春を告げるむら芝居
刷りたてのポスターを届けて下さったのは、
赤泊地区で、この会の発足の時から、育て、サポートしてこられた先輩のご夫婦。
今年の演目は 「さどおけさ」
主催:赤泊演劇研究会
日時:3月5日 午後3 時~ 6 時~
会場:赤泊総合文化会館
今年で 26 回目の公演となったそうです。
出演者や裏方さんを合わせると、100人を超えるメンバーが参加する民話を基にした創作劇です。
劇に参加するのは、小学生、民話の会の方、山田やまびこ会の太鼓や踊り、
御番所太鼓の会、コーラスのリトルかたつむりなど。
スタッフは、メーク、舞台装置、照明、音響効果、黒子、総務や記録‥他。
赤泊の方言や、昔から伝わる素朴な遊びや歌を、子ども達に伝えることにも熱心です。
テーマは、蕎麦屋の老夫婦に拾われた猫 の 恩返し
流行らない村の蕎麦屋の老夫婦が
弱った猫を拾い、育てることになり‥と、続きます。
佐渡おけさの基となったと伝わる、山田のハンヤ節
太鼓や笛が、力強く湧きあがるお祭りのワクワク感を盛り上げます
赤泊御番所太鼓の若い太鼓グループ
いま住んでいる地域に誇りと愛着をもって、赤泊ならではの魅力を発信したい・・。
民話を基にした、赤泊演劇研究会の人達。
続けることにはさぞや、ご苦労もある‥はず。
大勢が集まるからこそ、多少の面倒と楽しみがあって\(^o^)/
出演された先輩は、
「 あの場面をああしたかった。こうしたほうが良かったかも‥」
反省の言葉を、次々とおっしゃっていました。
地域ならではの文化を持つ誇り、その信念と意思を感じます。
春はそこまで来ている気配はするのですが、まだ冷え込みが厳しい朝でした。
水彩画の池田克二さんと春蘭の津恵久さんは、おない年。
二人展の会場の優游亭のご主人、若林吉則さんのスケッチが深い味わいを添えて。
この春蘭の中には珍しい貴重な種類も含まれているそうですが、見分けがつきません。
部屋に入れると、すぐに花を開き始めました。
すっきりとした佇まいの作品が並んでいます。
佐々木さんも赤泊出身の画家で、お二人と同級生。
佐渡で出会って、この日を迎えられたことをお祝いして
乾杯 を重ねる夜 (^_^)v でした。
おお~寒い WWW ~!!
11月としては53年ぶりの雪となり、関東地方では交通に乱れが出たそうです。
佐渡でも、金北山の中程までの山肌に雪が薄っすらと見える朝でした。
羽茂地区では、おけさ柿の収穫が終わり、豊作を祝って
13 回目の “ うみゃあもん祭り ” が開催されました。
先ずは朝礼と、本年度のおけさ柿の優良生産者の表彰から始まりました。
大崎そばの会 山の自然薯の丼ぶりの店や
小泊生産組合の海産物と野菜 さざえ・あわび・大根・白菜・人参他
ルレクチエ・みかん・りんご・キュウイフルーツなどのくだもの各種
お煮しめ・炊きこみご飯・団子など、
昔からの祝いの日の食事が沢山準備されて、賑わい盛り上がりました。
柿餅本舗のお餅には、羽茂の干し柿がたっぷり入っています。
たくさんの試食を用意して、うみゃあもん祭りには感謝を込めて毎年参加しています。
お客さまに柿餅の焼きたてと、黒焼き玄米茶をサービス。
食べたり、飲んだり
ゆっくりとお話しができ、柿餅が知られてきていることを実感\(^o^)/
会場では青年部の若者が、威勢よく杵で餅を搗き、きな粉でお客様にサービスし
婦人部のみなさんは、豚汁のホカホカ椀を振る舞い。
お客様たちは寒さを暫し忘れ、休憩所でホッと温っまてゆかれました。
子ども達のリクエストに応えて、色とりどりの風船が形を変えていくバルーンアートが
大人気で、行列ができていました。
我が家用としては、羽茂特産の銀杏や自然薯をお土産として購入。
年末にかけて飲み会の予定がありますので、絶好のおつまみになります(^u^)
自然薯は、一般にはあまり出回わらない貴重品なので
ココで求めるのがベスト。
長~くて立派なので、写真に収まりませんでした。
銀杏生産組合さんの銀杏は 2 L サイズの逸品。
殻を割って、鍋に少量のお湯を沸かしコロコロ転がすと、美しい翡翠色の実が現れます。
フライパンで炒って、塩をふっても簡単でおいしいこと ! ! お酒にピッタリ。
ホロ苦さとホクホク感が、季節を味わう贅沢\(^o^)/
数粒だけでも、最高に幸せな気分になれます。
柚子は、おいしい柚子餅に変身したり
お漬物の香りづけとして、我が家ではよく出番となります。
柚子の酵素ジュースを作っても楽しいし、柚子塩にしても重宝しています。
羽茂の定番は、おけさ柿 \(^o^)/
渋を抜いて、直ぐに食べられる状態のおけさ柿の小箱 ( 5㎏ )
小人数の家族にはちょうどいいサイズで、贈り物に。
コシヒカリの新米とおけさ柿は、佐渡からのプレゼントとして
友人達に、何よりも喜ばれています。
収穫を無事に終えて、町中のみなさんが祭りに集い、喜びと感謝と息抜きの日。
久しぶりに出会った人とおしゃべりし、のんびりと祭りを楽しむ一日でもあります。
毎年、8月の最後の土曜日に開催されている
岩首の竹灯りは、8月27日に10回目を迎えました。
子供の人数が少なくなって、廃校となった旧岩首小学校を会場に
主に島外の大学生や、若者たちが合宿しながらボランティア活動として
地域の竹林の清掃、竹の切り出し、点灯の準備まで運営。
リピーターとして参加する若者もいて
地域おこしのイベントとして、定着してきています。
大石さんは、旧岩首小学校を、岩首談議所と名称を変え、
校舎を開放し、地域の要である 「 学校を守る 」 活動を続けている方。
島外からの若者を受け入れ、率直で本音の言葉で向き合ってくれる世話役として信頼され
岩首に残る美しい棚田を、地域のみなさんと守り、保全する活動にも尽力されています。
飄々とした飾らない口振りで、誰をも惹きつける穏やかなお人柄ですが
じっくりと取り組む信念と、こつこつと努力を惜しまない根気にスゴさをも感じさせます。
楽観的で陽気な部分も魅力の
ひと呼んで “ 棚田おじさん ” です。
佐渡の初夏を迎える頃の気候は、素晴らしい。
この季節が 「 好きだな 」と、毎年同じセリフとなる。
湿気がなくて、北海道の爽やかさとよく似ているのだ (^O^)
廃校となった旧西三川小学校を、お酒作りを学べる 「 学校蔵 」 として
2014年から、尾畑酒造さんが運営しています。
6月4日、学校蔵に集まり“ パネルディスカッションと講演 ” の形式で
特別授業が開催されました。
特別講師として、藻谷浩介さん、玄田有史さん、出口治明さんをお迎えして・・・。
今回で三回目となる、パネルディスカッシヨン。
学級委員長は尾畑留美子さん。
特別授業のテーマは、 「 佐渡から考える島国ニッポンの未来 」
まず、三人の識者による講義 「 世界とつながる 」
ディスカシッヨンは白熱し、内容の濃い楽しい授業となりました。
体操の授業として、佐渡おけさの振付を教えてもらい
参加者が一緒に踊り、体と心をほぐしました。
続いて、佐渡高校生による提案と、地元で起業している事業者による
事例発表 「 地方で起業 」
☆佐渡高校の生徒たちが 「佐渡の大学を 」 という、グループ研究の発表
☆地域おこし協力隊岩崎貴大さんは佐渡における庭さき集荷の現状を報告
☆アイマーク環境株式会社後藤勇典さんは
潟上温泉の観光面からの活用について
☆そして、私、五十嵐敏郎が柿餅本舗起業に至る経緯を紹介
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そして、懇親会はRyokan浦島で。
学校蔵の特別授業に参加されている、異業種の大勢の方々とも、「 交流 」 できました。
立場や専門の垣根を越えて、新しい知識を得ることは楽しい。
充実の勉強会に参加できた一日でした。
ありがとうございました \(^o^)/
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。