1. おけさ柿日記

令和2年1月6日  柿餅本舗は

今日から仕事始め。

あれよあれよという間に、正月は過ぎてしまいましたが、

おだやかな新年を迎え、ささやかに正月を祝うことができました。

 

佐渡のおけさ柿と黄金餅で作る“柿餅”

佐渡の良き素材」で

上質なものを丁寧に作ること」

基本を大切にして

誠実な仕事をコツコツと、“ 柿餅 ”

作りに取り組んでいこうと

新年にあたり、誓ったところです(^-^)

 

令和 2 年 元旦

 

しばらくブログから離れてしまいましたが‥

少しずつ、振り返ってみたいと思っています。

 

せめてもの祝いの花 南天

家にある 南天 松 笹

 

ローズマリー 松 南天

ローズマリー 松 南天

 

黒豆

黒豆

家族が好きな黒豆

これだけは毎年つくる正月の味。

黒豆

黒豆

 

松前漬け

数の子 刻み昆布 するめ 人参

カツオ節と煮切りみりん・醤油の調味液に、一晩漬けて完成

松前漬け 

松前漬け

 

こんにゃく

こんにゃく

姉の手作りこんにゃく。

素朴でやさしい味です。

赤かぶ

赤かぶ

赤かぶは酢の物に変身。

そして、我が家のお餅とお煮しめで

正月を祝いました (^^)v

素朴な暮らしです。

 

本年が、ますますよい一年となりますように !(^^)!

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

 

 令和の正月を祝って1月3日に、新年会 (^-^)

新年をお祝いましょうと、集まりました\(^^)/

 

今回の趣向は、鮎の出汁のお吸い物とお餅で、乾杯。

鮎だし 餅

鮎だし と黄金 餅

 

焼鮎の尾頭つきの予定だったのですが‥ちょっと千切れてしまいました(>_<)

網で焼いた黄金餅はふくよかな甘さで、なめらかに伸びて美味しいこと (^-^)

柚子の香りとベストな組み合わせ (チョット柚子が多すぎたかな‥)

 

アラメ 昆布巻き

 小ぶりの アラメ巻き

佐渡の北部、高千地区では、お祝いやお祭りには、

このアラメ巻きが欠かせないご馳走として、作られてきたのだとか。

 

現在では、芯にサバの缶詰めを代用することが多くなっていますが、

小ぶりの塩漬けサンマを使うと、さらに美味しいそうです(^^)v

小ぶりの塩サンマは、目にすることがなくなりましたし、

アラメも、なかなか取れない貴重品となっているそうです。

 

同じ佐渡であっても、南部の実家ではアラメ巻きはありませんでしたので、

コクのある新鮮な味わいのアラメ巻きは、私には初めてのご馳走でした。

 

さどごはん

さどごはん

四季折々に、楽しまれてきた佐渡の味

 

地域ごと、行事ごと、祭りごとに食卓に並べられてきた料理ですが、

最近では行事が簡素化されてしまい、

郷土料理を語り継ぐ場が減っているのが現状です。

 

そこで、

若いお母さんや子どもたちに、郷土の伝統料理を伝えたいと、

佐渡市が健康推進員のみなさんと、6年がかりで200種余りのレシピを集めた、

郷土愛が詰まった冊子 「さどごはん」が、作成されました。

 

今回は、その中から

幾つかの素朴な、昔からの家庭料理を。

 

切干し大根

切干し大根 醤油漬け

昔ながらの切干し大根は、

ポリポリと楽しい歯ごたえと豊かな甘さ。

 

竹のコップで いざ乾杯

紅白なます たくわん漬け 長芋

切り干し大根も、紅白なますも、たくわん漬けもみんな大根ですが、

持ち味は、いろいろ。

 

ぜんまい の 一本煮

ぜんまい の 一本煮

ゼンマイは切らないで一本ごと煮ると、美味しい。

恰好を言わない、味本位の煮物(^-^)

ぜんまい

ぜんまい

まる二日をかけてゆっくり、ふっくら戻しアク抜きしました。

 

佐渡牛や新鮮な刺身のご馳走もいいけれど、

佐渡の食卓には、海の海草、山の山菜、畑の野菜が豊富で身近に(^-^)

この日は、太巻き寿司も用意していたのですが、

写真に撮るのを忘れてしまいました‥(>_<)

手作りの家庭料理こそが、「さどごはん」と、実感の日。

 

さらに、食べて、おしゃべり(^^)/

 

大きな火鉢であぶった、竹筒に地元の酒蔵の新酒で乾杯~!!

心もちよ~く、酔いも回って

みなさん、チョットごきげんなご様子(^^)v

 

これからは、お楽しみの時間

お楽しみの時間 第二部

小木おけさの軽快なリズムと、三味線の陽気な音色。

興が乗ってきました(^^♪

相川音頭 両津甚句 佐渡おけさ 山田のハンヤ節

なんとまあ、佐渡の芸能が次々と。

 

興が乗ってきました(^-^)

さてさて 手拍子も加わってきました(^-^)

 

今年の誓い

本年の誓い

気合を入れて‥よしやるぞ !!

今年の目標=やるっ気満々です。

副豆 竹のコップで乾杯

お多福豆 たたきゴボウ 蓮根 白菜の漬物

竹のコップで、また乾杯。

かんぱ~い!(^^)!

 

みんなが集まって、今年初めての顔合わせ。

令和2年が、より良い年になりますように。

 

体力の現状維持ができれば上出来で、何でもあるあるの我々世代。

無事に、健やかに過ごせますように( ^^) と、願いました。

チョット年寄り達の集まり故に、ソコのところがとても大切な要なのです。

 

風が吹き抜けると、11月だもの‥

「寒くなっても仕方ないよね」と、いつもは思う頃ですが、

今年は、まだ寒~いと感じる程には気温が下がってきていません。

 

なので、

佐渡名産おけさ柿の色づきも、例年より少し遅れ気味なのだそうです。

 

西日を受けて 柿の色

西日を受けて 柿の色

おけさ柿は、ふっくら丸みをおびて

 

柿畑

柿畑

例年ならば、この柿畑の収穫をする頃ですが

まだのようです。

 

山里からの風景

海を見下ろす風景

絶景というのではないけれど、

真野湾の青い海と、紅葉を始めた山の色、雲の広がり。

稲刈りが終わった里の風景は、静かで和やか。

 

晩秋の晴れた日は、

佐渡らしいやさしさと、おだやかさに満ちて好きな季節。

 

蕎麦を干して

蕎麦を干して

稲の刈り取りの終わった田んぼでは、

次には、蕎麦がハザ掛けされていました。

 

ネギの土寄せと藁のお布団  小豆の乾燥

ネギに土寄せし藁のお布団  小豆を干して

明るい陽ざしの中で、冬支度が着々とすすめられています。

 

朱鷺のご一行様 遠足に

朱鷺のご一行様 遠足に

大がかりな道路工事のために、ぐる~と迂回する措置がとられ、

いつもならば通らないコースで、朱鷺に出合いました。

のんびりと、遠足気分かな(^-^)

 

昔から変わらない、里山の暮らしぶりに

ほっこりした、晩秋の風景スケッチ( ^^)

 

空気が少しヒンヤリ感じられる朝でした。

コシヒカリの籾摺り作業を手伝いに、実家に(^-^)

お米つくりの総仕上げの作業です。

 

籾すり 

籾すり

出荷する一袋の単位は30㎏。

米の袋数が増えると、男性でもキツイ作業なので

交代して、休み休みしながら‥。

 

籾すり 

佐渡市認証米 赤色シール

5割農薬を減らし、化学肥料を5割減らして(5割減減)栽培された

佐渡市認証米は、赤色のシールを付けて出荷されます。

 

腰にも負担が掛かるので、高く積み上げるのも止めました(>_<)

 

精米

精米

お世話になっている友人や親戚にお届けしようと、精米に。

 

市内のあちらこちらに、このような精米機がありますが、

順番待ちが出るくらいの賑わいです。

 

箱に詰めて 準備中です

箱に詰めて 準備中です

佐渡暮らしの近況を手紙に、お届けの準備中です。

新米のお味見を、どうぞ!(^^)!

今年も新米を届けることができてよかった!(^^)!

 

先ほどから、急にカエル達が鳴き始めました。

空気が湿って、もうすぐ雨が降り始めそうな気配です。

 

畑の青紫蘇が穂を付けてきました。

かぐら南蛮もちょうど採り頃。

そこで

青紫蘇 穂をしごいて

青紫蘇 穂をしごいて

青紫蘇の香り

かぐら南蛮

かぐら南蛮

手袋をして刻みます

きざんで

きざんで

生姜 昆布 ネギ えごま 白と黒の胡麻

醤油 酒 味醂 酢

醤油 酒 味醂 酢

醤油で煮つめます

醤油煮

醤油煮

かぐら南蛮のピリ辛味が小気味いい、醤油煮が完成

 

お稲荷さんの具として混ぜ込んだり、海苔巻きにしていただきます。

 

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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