1. おけさ柿日記

はしりの梅雨、ひんやり少し肌寒い朝です。

 

雨が降っていて、

雨が似合う花が多いことに気づきます(^-^)

ピンク色のベル 

釣鐘水仙

ブルーベリー

ブルーベリー

水仙

釣鐘水仙

 

ぼたん

ぼたんの寺  長谷寺にて

ぼたん

ぼたん

ぼたん

ぼたん

ぼたんの寺 長谷寺にて

ぼたん

ぼたん

ぼたん

 

シャガ

シャガ

モッコウ薔薇

モッコウ薔薇

青もみじ

青もみじ

畑のふちの花

芍薬

芍薬

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富良野ラベンダー

浜なす

浜なす

あやめ

あやめ

あやめ

あやめ

薔薇

薔薇

 

玉ねぎ

玉ねぎ

菜の花 トウガ立ちました

菜の花 トウが立ちました

ネギ坊主

ネギ坊主

畑の野菜は、季節の変わり目

 

若葉のトンネル

若葉のトンネル

雑木の山道、若葉のトンネル

 

我が家の ツツジ

我が家の つつじ

一株ずつ植えた花、畑の野菜で楽しめる、季節のスナップ。

外出自粛が続いていますが、こんな花たちに癒されています。

 

五月晴れの、快い日が続いています。

裏の田んぼからは、鳴き方の違うカエルの大合唱。

鳴き声の太さ、テンポ、音程が少しずつ違っている声が、

一緒に聞こえてきて、実にかわいいのです。

元気に生きていることを、謳歌しているよう。

 

若葉

柿の若葉

輝く葉っぱ

芽吹きの時から、あれよあれよと思う間に

柿畑 草刈り

柿畑 草刈り

若葉が繁ってきました。

若葉

若 葉

光を集めて、つやつや輝いています。

柿のつぼみ

柿の花 つぼみ

おけさ柿の農家では、つぼみの時に

摘蕾(てきらい)作業に取り組みます。

 

一つの柿の実を育てるためには、5 枚以上の健康な葉を充てること。

おけさ柿 JA羽茂

おけさ柿 JA羽茂

柿の生産農家のみなさんは、「適切な摘蕾と摘果こそが高品質の第一歩」と

畑の管理目標にして、見回りをしているそうです。

 

栄養分が実に集中するよう、たくさんの花の中から厳選し残します。

おけさ柿の枝 花が幾つも

おけさ柿の枝 花が幾つも

クリーム色の花

クリーム色の花

この花を一つだけ残して、その他の花を摘んでしまいます。

リンゴや梨のルレクチエでも、摘蕾作業に追われる佐渡の果実農家さん達。

晴天の日は貴重で、忙しい毎日。

 

初夏の青空に映える、柿若葉のみずみずしい美しさは

今の時期ならではの、格別と感じています。

 

みんなが揃う日を待って、今日は田植えの日。

 

寒くもなく曇天無風の天気が、田植えには一番いいと言われています。

ハウスの苗も順調に成長して、まさに田植え日和(^-^)

苗も揃いました

苗も揃ってきました

いざ、いざ、 作業開始

 

田植え 

田植え

ご近所さんも一緒に

ここの棚田は、

山からの水が冷たく新鮮なので、米粒は小粒ですが、味は最高と自負している田んぼです。

孫の手 も 手伝い

子供たちも お手伝い

みんなで、賑やかに

 

パパ と

パパ と

田植え機に乗せてもらい、ゴキゲン。

鯉のぼり

鯉のぼり

苗のハウスの横には、鯉のぼり。

佐渡では、ひと月遅れで節句を祝いますので

僕たちの鯉のぼりは、まだまだ空を泳ぎます。

 

子供達もお手伝いした田植えですから、お米が無事に育つよう見守ってくれるはず。

昔のように、手で植える田植えと違って、機械植えでは一日で終わってしまう作業。

子供達にも体験させたいと、休日を選んで田植えをしています。

(コロナ自粛のために、学校は休校が続いているのですが‥)

 

田んぼに移されたばかりの苗は、まだ、ひ弱に見えますが

雨や風に負けないで育ってくれると、信じています。

 

米の農家にとって大切な日の、お手伝いができました。

 

ほぼ毎日、田植え日和。

おだやかな天気が続いていています。

順調に田植えが進んで、あぜ道ごとに人が出て働くようすからは活気が伝わってきます。

大切な作業を終えた田んぼには、水が引き込まれて早苗が育ち始めています。

 

農業の豊さを感じる、静かで美しい春の風景。

過疎の集落に、これ程にも多くの人が住んでいたのかしら?

田んぼの畦は、驚くほどの人口密度です。

 

☆。。。。。☆。。。。。☆

 

先日摘んだヨモギで、草餅を作ってみました。

蓬 よもぎ

よもぎを摘んで

アクを抜いて

よもぎ

よもぎ たっぷり

 

その1 香りさわやかな、美しい色合いの蓬餅

草餅

きな粉と  よもぎ餅

よもぎ餅 あんこ

よもぎ餅 あんこ

 

母がおやつの定番として、田植えの日に作ってくれたのは、よもぎ餅。

苗を手で植えをしていた時代の田植えは、家族総出の一大イベント。

子供も苗運びをして、一緒に働きました。

 

小昼(こびる)と呼ばれる農作業の休憩は、水分と栄養補給として大切な時間。

お茶でいっぷく休み(^。^)y

甘いアンコやきな粉で食べる、腹持ちのよい草餅はお手伝いのご褒美。

厳しい労働の時だからこそ、田植えの小昼は楽しいものでした。

家族みんなが忙しく賑やかに働く日でしたので、思い出の味でもあります。

 

その2 この笹団子は、友人の作。

草だんご

笹だんご

香りのいい笹で包んだ、可愛い形の笹団子。

作りたてを、届けて下さいました。

 

旦那様の誕生日が 5 月 5 日。祝日、こどもの日。

友人は、この笹団子を作って、毎年お祝いをするのだそうです。

アンコを蓬たっぷりの生地で包む、笹団子は、

端午の節句と誕生ケーキを兼ねていて、家族にとってはお祝いの日の特別食のようです。

 

笹の葉を、俵の形にスゲの紐でクルクルと結ぶことは、

コツを飲み込むまで、実はなかなか難しい技術がいります。

友人は、こともなげにサラッと仕上げてしまうのですが(^-^)

 

その3 よもぎの緑に合わせて、作りたくなった三色団子。

よもぎ団子

よもぎ 団子

丸めて

丸めて

蓬 白玉 キビ

蓬 白玉 キビ

三色 団子

三色 団子

評判のよかったかんざらしシロップで、今回はさっぱり味に。

 

俳句の春の季語でもある《草餅

ある日の、俳句番組で紹介されていたのは、

海と山 越えて届きぬ 草の餅

佐渡市 保科 ひろしさん が詠まれた一句。

 

あ~、そうそう、そうなのです。

はるばると佐渡から届いた草の餅。

これほどに思いの込められた、プレゼントが届いたらさぞや嬉しかろう(^^)/

やさしく励ましてくれる、故郷からのエールですね。

 

つきたてのよもぎ餅

つきたての よもぎ餅

 

草餅 よもぎ餅 草の餅 呼び方はいろいろですが

春の野で摘んだ蓬で作る餅は、

いつも懐かしく楽しく思い出される、家庭の味。

 

大切にしてきた季節の味、素朴な草餅です。

 

佐渡の山々は、大佐渡方面も小佐渡方面もてっぺんまで新緑でおおわれました。

フレッシュな空気が、満ちてくるような気がする季節です。

 

大地が温もり、ツンツンと出てきたのはワラビ。

わらび

わらび

楽しみにしている山菜取りに、行ってきました。

陽当たりのいい畑には、ふくふくとしたワラビがいっぱい生えています。

( 姉の家の畑で、安心な山です)

 

友人からストーブの木灰(ヘぇ~)を分けてもらってあるので、たっぷり振りまきアクを抜きます。

かけるお湯の温度は、アツ過ぎずヌル過ぎずが肝心。

慣れない頃は熱湯をかけてしまい、トマトの湯むき状態にしてしまいましたが‥。

今ではやっと、シャキシャキ食感を残しながら、

独特のヌメリを楽しめる、アク抜き法を会得したところです。

 

アク抜き 完成

アク抜き 完成

新鮮だからこそ素朴に、ワラビにカツオのけずり節を乗せて、ポン酢で食べたり、

きゅうり・エノキ茸・新生姜・人参の千切りを、だし醤油味のサラダ風に。

 

春の山に入って山菜を採るのは、季節の楽しみ。

美味しく食べるために、ひと手間をかけることも一年に一度の楽しみです。

 

「コロナが落ち着くまでは」と

わらび取りを楽しみにしている甥一家は、今年はGWの帰省を自粛。

「そうだね」と

アク抜き用の木灰を添えて、佐渡のワラビを届けました。

 

☆。。。。。☆。。。。。☆

 

次は、ニョキニョキと土を割って出てくるさまに、逞しい生命力を覚えるアスパラガス。

アスパラガス

アスパラガス

出始めたばかりのアスパラは、ふっくら柔らか。

ツヤツヤ肌のアスパラは、佐渡にUターンして生産に取り組み始めた農業女子の作品。

収穫後まだ 30 分の、生き生き美しい姿です。

 

ご多分に洩れず、コロナ自粛のために、観光や人の往来が減っている現状が続き、

丁寧に育てたアスパラが、思うように売れない‥。

しかし、

畑では、毎日ニョキニョキ育ってくるアスパラ。

美味しい今、美味しく食卓にのせて欲しい‥。

生産者は、同じ思いでいることでしょう。

 

「食べて下さい」と フェースブック友達からの投稿がありました。

収入が激減しているのは、農家も同じです。

 

我が家では、バターで炒めて醤油味でとか、

茹でてマヨネーズ味でと、簡単な味付で食べることが多いアスパラ。

パスタにも、サラダにも、彩りのいい春野菜として大活躍しています。

 

「生産者の方は、どんな食べ方をしていますか」 聞いてみました。

 

すると、答えは焼く‥でした。

焼きアスパラ

焼きアスパラ 塩

オーブンで焼き、5 分間そのまま放置し、塩で食べるそう。

 

本当に(^_^)/

アスパラの持つジューシーで自然な甘さが、更によく味わえました。

 

我が家のアスパラ畑(?)では、やせっぽっちのが収穫できました。

どこが、どうして、こんなにも違いがでるのでしょう?

 

アスパラは水の管理が大切で、肥料も必要とする野菜なので、

無肥料では、チョッと無理なのだそうです。

 

生産者さんから手入れの仕方を教えていただいたので、

来春には逞しいアスパラが、ニョキニョキ出てくるよう

秋冬の手入れを怠りなく、肥料を施し、土作りに取り組んでみようと思います。

 

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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