1. おけさ柿日記

年末が近くなっているのに、まだ、佐渡の寒ブリ漁の季節を呼ぶ

《雪おろしの雷》が鳴りません。

 

魚屋さんに寄る度に、まだかな~と心待ちにしている鰤。

「皆さん、ブリ大根を作りたいと店に来て下さるけども、まだ雷が鳴らんでねぇ」

寒ぶり あります

寒ブリあります  看板

 

ようやく見つけました。《寒ブリ》(*^^)v

店先のピンクの箱には、およそ 9㎏ 程の鰤が数本。

( 10㎏を超える大物は、東京の市場に送られるのだとか )

 

スーパーには、鰤の切り身を置いてあるのですが、

地元の魚で作りたいと思い、佐渡産が店に並ぶのを待っていました。

ブリのアラ

ブリのアラ

まず軽く下茹でし、鰤の臭みを抜いてから

大根 

大根

大根と一緒に煮始めました。

鰤のアラ煮

鰤のアラ煮

たっぷりの地酒を加え、

何と、たった200円分のアラで、美味しいブリ大根完成(^O^)

 

後日、照り焼きと、刺身で、季節の味《鰤シリーズ》いただきました。

 

午前中には、お客様のご注文を発送しようと、クロネコ便に向かうと

小荷物を持ち込む人が、おおぜい列を作っていました。

 

急な大雪に、関越道ではのべ 2,100 台を超える車が立ち往生し、渋滞が発生。

雪道に車輪が空回りし、『スタック』状態になったそうです。

 

ここ数日、海が荒れ佐渡汽船の欠航が続いています。

新聞が 3 日分まとめて配達されたり、

パルシステムときめき生協の宅配が、欠航により一日遅れたり‥。

ときめき生協

ときめき生協

予定が予定通りに進まないのは、離島なればこそ。

諦めでもあり、納得でもあります。

 

我が家も、佐渡汽船の就航ぐあいを注意しながら、仕事の段取りをしています。

離島暮らしは、たいへん(^O^)

 

いつもなら、沢庵漬けの準備をする頃ですが、

今年は、どうしようかなと迷いました。

 

塩分の摂りすぎを、注意しなくてはならないし‥、

ポリポリとした大根漬けは、食べたいし‥。

 

そこで、やっぱり少しだけ(^O^)

大根

大根 (11月18日)

小ぶりの大根を 20 本用意。

つや肌 大根

つや肌 大根

干すこと 20 日。しんなりしてきました。

漬け込み

しなしな 干せました

玄米の精米機のところには、

「ど~ぞ自由にお持ち帰り下さい」の表示がありますので

“ 米ヌカ ” を貰って帰り、準備しました。

塩 鷹の爪 ザラメ

塩 鷹の爪 ザラメ

漬けもの上手の友達から教えてもらった、配合で漬け込みました。

漬け込み

漬け込み

しっかり重しを載せ、一か月待ちます(^_^)/

お腹いっぱい食べるものではありませんが、パリッ、ポリッ。

どうしても欲しい一品ですね。

 

納品に出かけたおり、通りの向こうに白い壁。

以前は、無かったナニヤラが見えてきました。

朱鷺と少女

朱鷺と少女

物置き小屋の扉らしき所に、《少女と朱鷺》が。

どうも、佐渡にもバンクシーの分身が出現したらしい。

 

うふっ、うまくパロッていますね。

 

毎日のニュースは、増え続けるコロナに感染した患者さんの人数。

営業時間を短縮し、会食を控え、テイクアウト‥

必ずマスクを着け、少し恐れながらの自粛生活。

 

☆。。。。。☆。。。。。☆

柚子の季節になりました。

柚子

春からの《よもぎ餅》に代わって、

柚子の香り豊かな《ゆず餅》 季節の味をどうぞ。

柚子の餅

柚子の餅

お餅や、おかきを香りに包まれながら

お餅を作るという、家業があることが幸せです。

 

柚子のお菓子も作ってみました。

柚子

すりおろした柚子の皮 果汁

シフォンケーキ 材料

シフォンケーキ 材料

香りのケーキ(^-^)

香りのケーキ

香りのケーキ

シフォンケーキに、マーマレードを添えて。

マーマレード の準備

マーマレード の準備

柚子のマーマレード

柚子のマーマレード

皮のホロ苦みが好きで、マーマレードを(^O^)

 

傷のある柚子は、果汁を絞って保存。

柚子の果汁

柚子の果汁

果汁を絞って

果汁を絞って

風に揺れる枝の棘が、柚子に傷をつけていますが

果汁はたっぷり絞れました。

 

鍋料理の時に出番が多いのが、さっぱりポン酢。

柚子の絞り汁を足すと、驚くほど新鮮なポン酢に変身します。

残りの汁は、キューブ状に凍らせて小分けしました。

 

田舎なればこそ、身近にたくさんの柚子があって、

餅に入れたり、ケーキを作ったり・・・・。

柚子の季節が、楽しみで、ほんとに待ち遠しいのですよ。

 

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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