令和 3 年の 新年。
雪の正月を迎えました。
元旦は嵐でしたので、陽ざしのある三日になってから、近所の八幡さまにお詣り。
佐渡らしい、ぼってり やわらかく 重い雪。
境内は、蜜にもならない‥地区の八幡さま。
穏やかな一年になりますように ^^)
コロナの為に、今年はお客さまがあるでなし、
どこかへ、年賀に伺うでもなしのお正月。
初仕事は、家の前の雪掻きから (*^^)v !(^^)!
いよいよ、年末。
正月用品として、蒲鉾などの練り物は買い求め、
灯油の補充もしてもらったので、安心して過ごせそう。
先ず、鏡餅を丸めるところから。
小ぶりの鏡餅を、あちこちにお供え。
続いて、黒豆。
これだけは、お正月の定番。
ストーブに乗せて、ゆっくり8 時間くらい煮ました。
お正月だけ、これも縁起ものの昆布巻き。
大根なますを一品加えて、お正月の簡単料理を終了です(^O^)/
新しい年を迎えるにあたり、特に多くは望みませんが、
一日一日を、普通の日常として、穏やかに暮らしていけたらなあ。
願っております。
年末が近くなっているのに、まだ、佐渡の寒ブリ漁の季節を呼ぶ
《雪おろしの雷》が鳴りません。
魚屋さんに寄る度に、まだかな~と心待ちにしている鰤。
「皆さん、ブリ大根を作りたいと店に来て下さるけども、まだ雷が鳴らんでねぇ」
ようやく見つけました。《寒ブリ》(*^^)v
店先のピンクの箱には、およそ 9㎏ 程の鰤が数本。
( 10㎏を超える大物は、東京の市場に送られるのだとか )
スーパーには、鰤の切り身を置いてあるのですが、
地元の魚で作りたいと思い、佐渡産が店に並ぶのを待っていました。
まず軽く下茹でし、鰤の臭みを抜いてから
大根と一緒に煮始めました。
たっぷりの地酒を加え、
何と、たった200円分のアラで、美味しいブリ大根完成(^O^)
後日、照り焼きと、刺身で、季節の味《鰤シリーズ》いただきました。
午前中には、お客様のご注文を発送しようと、クロネコ便に向かうと
小荷物を持ち込む人が、おおぜい列を作っていました。
急な大雪に、関越道ではのべ 2,100 台を超える車が立ち往生し、渋滞が発生。
雪道に車輪が空回りし、『スタック』状態になったそうです。
ここ数日、海が荒れ佐渡汽船の欠航が続いています。
新聞が 3 日分まとめて配達されたり、
パルシステムときめき生協の宅配が、欠航により一日遅れたり‥。
予定が予定通りに進まないのは、離島なればこそ。
諦めでもあり、納得でもあります。
我が家も、佐渡汽船の就航ぐあいを注意しながら、仕事の段取りをしています。
離島暮らしは、たいへん(^O^)
いつもなら、沢庵漬けの準備をする頃ですが、
今年は、どうしようかなと迷いました。
塩分の摂りすぎを、注意しなくてはならないし‥、
ポリポリとした大根漬けは、食べたいし‥。
そこで、やっぱり少しだけ(^O^)
小ぶりの大根を 20 本用意。
干すこと 20 日。しんなりしてきました。
玄米の精米機のところには、
「ど~ぞ自由にお持ち帰り下さい」の表示がありますので
“ 米ヌカ ” を貰って帰り、準備しました。
漬けもの上手の友達から教えてもらった、配合で漬け込みました。
しっかり重しを載せ、一か月待ちます(^_^)/
お腹いっぱい食べるものではありませんが、パリッ、ポリッ。
どうしても欲しい一品ですね。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。