今日は、彼岸の入り。
スーパーやホームセンターの入口では、
仏さまへお供えする花を求める人を多く見かけました。
日ごとに春が進んでいます。
親戚からは、初物の椎茸をもらいました。
ま~るい肉厚の立派な《春どんこ》は、
ツルリなめらかで、食感としっかりした香りの椎茸です。
バター焼きし、醤油をサラッとかけて一品。
炒めてからグラタンに。
甘からく煮て、混ぜご飯で‥いただきました。
春の味です(^O^)/
東日本大震災の日。
10年目の、2時46分に
国道 350 線のJA倉庫前に集まり、祈りのスタンディングを行い、
地震発生の時間に、黙祷を捧げました。
現在、佐渡には 26 人が福島から避難しておられます。
地震による津波の被害と、放射能から逃れての 10 年。
“ふるさと”が戻ることを願っていますが、
震災から進展のない状況が、未だに続いています。
『原発をなくそう』
『柏崎原発の再稼働反対』
プラカードを持って、国道を通る
多くの島民ドライバーに呼びかけました。
わずかに 45 名の参加ではありましたが、
されど 45 名。
「原発事故による不幸が二度と起こらないように」
佐渡からの祈りと願いが、届きますように。
今年も朱鷺の巣作りの一号が、確認されたそうです。
朱鷺の子育てが始まりました。
今日、友人からいただいたのは
完熟のシークワーサー。
温室育ちの木から、「好きなだけ実をもいで行ってね」と、もらったそうで‥
そのおすそ分けを、いただきました。
佐渡でもシークワーサーを育てている人がいる !(^^)!
うれしい驚きです。
レモンに似た香りと酸味が、実にさわやか。
もっぱら、焼酎に絞り入れたり、炭酸で割って味わっています。
ミカンのように、皮をむいて食べても美味しい(^O^)
「シー(酸っぱい)」「クワーサー(食べさせる)」の意だそうです。
沖縄では、緑色のシークワーサーが日常使いされているそうですが、
完熟の実は料理に添えると、丁度いいサイズと色あいです。
☆。。。。。☆。。。。。☆
農作業も始まりました。
先ず、水を田んぼに引き込むための《江ぇ掃除、江ぇ上げ》作業から。
人手が揃う日曜日に、共同作業が組まれている集落が多いようです。
田んぼの準備も始まったようで、軽トラを畦道に見かけます。
忙しい季節になって、みなさんが生き生きと活動を始めました。
朱鷺も人も、春を待っていました(^O^)
さあ、いざいざ。 スタートです。
3月7日、三月の初めの日曜日。
大倉谷集落の入口と出口の境目に
「春切 はりきり」という、古くから伝わる風習
高々と“大わらじ”が掛けられました。
何やら、願い事の書かれた木札が付いています。
こんな大男が住む集落では、悪さはできない‥賊は逃げ出すのだそうです。
新しく掛けられた大わらじの傍に、咲き初めたばかりの一枝。
疫病を除け、悪人の侵入を防ぐ道祖神として祀られる、倉谷地区の春の風物詩。
集落のみなさんの共同作業で、大切な行事が伝えられています。
毎年、ちょっとだけ“大わらじの”出来が異なっていて、温かみを感じます。
大わらじの効き目や如ん?
神仏の加護により、効験あらたかなれ(^O^)
春をどれだけ待っていたのか。
陽ざしのこと、暖かさの感じなどを、繰り返しブログに書いていることに気づきました。
今日の温もりと光に、長かった冬からの解放感(^^)/
背筋が伸びて、気持ちも明るくなってきます。
☆。。。。。☆。。。。。☆
今年は、お雛様を飾ってあるお宅を訪ね、街歩きを楽しむ雛祭りの催しが無くなりました。
雛まつりを祝っての、《ひな様まんま》や《雛さま御膳》などの、
特別な食事も、計画がありません。
相川・小木・岩谷口などの雛まつりは、春の楽しみなのですが‥(>_<)
佐渡博物館で、ひな人形の企画展が開かれていますので寄ってみました。
古いお雛様らしい、お顔と衣装
たくさんの人形やお道具が、吊るし雛に。
産まれてきた子どもの幸せを願って(^O^)
小さな一つひとつの飾りに、思いがこもっています。
江戸時代~明治にかけて日本海航路には北前船が行き交い
佐渡は、活況を呈した時代がありました。
金山の開発によって直轄地となった佐渡に、全国各地から人や物資が運ばれました。
ひな人形を飾るのは、限られた家々ではありましたが、
上方の享保雛、江戸で流行った古今雛で祝う風習が伝えられた由。
その以前には土で人形を作り、地方の農村では子供の成長を祈ったそうです。
我が家の小さなお雛さまを飾って、春を祝っています。
お雛さま、
柿餅本舗の特製《めでたいおかき》を
ど~ぞ (^O^)
ひな人形の企画展は、3月23日(火)まで、開催されています。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。