稲刈りが終わったばかりの田んぼを耕して、“すき込み” 作業をしている様子が見えます。
土を耕して、地中と地表を入れ替えることで、
微生物を活性化する、大事な作業だそうです。
もう来年に向けての、農作業が始まっているようです。
遠くに見える金北山は、中ほどまで紅葉してきました。
温かい色に衣替えしてきました。
☆。。。。。☆。。。。。☆
15 日に警報が解除となった、新潟県。
コロナ感染患者が、4 日連続で 1 人となったそうです。
コロナ自粛が続いていて、我が家の素朴な食生活は
地場野菜と、近所の魚屋さんの店に並ぶ身近なものがほとんど。
お肉などは、生協パルシステムが週に一回、自宅まで配達してくれますので
ほとんど不自由を感じませんでしたが、
献立を考えながら、ゆっくり買い物を楽しむ普通の日常はまだ戻っていません。
☆。。。。。☆。。。。。☆
おけさ柿畑の一角に、一本だけある “ ミニおけさ柿 ”
おけさ柿よりほんの少し早めに、
ミニおけさ柿が、木の枝で色づいてきました。
突然変異でできた、種なしのミニおけさ柿です。
柿のヘタを渋抜き用のアルコールに浸して、ビニールの袋へ。
およそ 、5 日ほどで、渋抜きが完成します。
季節を楽しめる、可愛い小粒の柿です。
そして、あと半月もすれば、季節の変わり目の雷が鳴って
真野湾から国仲平野を吹き抜ける、ミゾレ混じりの雨‥
じわ~んと冷たい空気へ移り変わって、初冬へ。
毎年変わらない段取り。
8月の末に、
畑に蒔いた大根が、伸びてきました。
しっかり育ちそうな一本を残して、密の部分を間引きました。
かわいい根っこ、やわらかい葉っぱ。
小さな、小さな大根の根っこが、ピリッと辛味あり(^O^)
出汁をたっっぷり効かせて、煮浸しでいただきます(^^)v
時には、炊き立てのご飯に混ぜて《菜めし》にも。
素朴で、地味な、規格外の葉っぱも
こんなに、美味しくいただいています。
自分で育ててみると、畑の野菜はみんな可愛い。
粗末にしてはもったいない、もったいない。
子どもの視線の先には、いつも親がいます。
今日のネットの中に、ほんわりと温まる話題を見つけました。
ぼくのおかあさんは
100 てんよりも はなまるよりも
「ただいまが 1 ばんうれしい」だって
毎年公募されている、小学生の三行詩コンクールなのだそうですが、
初めて読んだ時には、心をギュッと掴まれました。
「行ってらっしゃい」と、送りだしてから、「ただいま~」の声を聞くまで。
親としてよ~くわかる、安堵の思い。
楽しい時でもありましたが、心配と緊張ばかりしていた子育て時代のことを、
懐かしく思いだしました。
この三行詩に、キュンとし、目頭がふいにじんわり。
サトウハチローさんの詩集 “ おかあさん ” を、読んだ時のような。
「ただいま~」の声に、ホッっとするのは、いつも家で待っている親たち。
子どもの言葉は、やわらかくて明るい光をもっていて、
素直に胸を打つものがあります。
ぷっくりとして、丸ぁるい《栗》をいただきました。
「家の栗を拾ったから、ど~ぞ。皮剥き頑張ってね」と、届けて下さった《たんば栗》
木の実の美味しい季節になりました。
鬼皮剥きは、簡単には‥いきませんが、
ネットで検索すると、いろいろ紹介されていますので
あれこれ参考にして、試しています。
まず、鬼皮を剥くことから作業開始(^O^)
圧力鍋を使う・冷凍する・短時間煮てから‥など、
誰もが苦労しているようす(>_<)
黒米と小豆、栗を入れて《お赤飯》にしようと(^^)/
前の晩に、小豆を煮て、茹で汁を取っておきます。
その小豆の茹で汁に、黒米と、餅米を浸して一晩。
餅米を水切りし、
ゆっくり長めに、蒸籠で一時間ほど蒸します。
途中で、手水 (水に少量の塩を溶かして) の、しとを二度打ち、
ふっくら蒸し上げました。
秋には、一度は食べたい《栗おこわ》
栗はホクホク、黒米はプツプツの食感、小豆は香りよし。
楽しく、美味しく作れました(^O^)
小豆の赤い色は、いろいろな“厄”を遠ざけてくれるのだとか。
何かの理由をつけ、美味しく食べるための口実にしたり、
お祝いの日のご馳走として、お赤飯を炊いて楽しんでいます。
今年も、無事に稲の収穫ができたことを感謝します。
《めでたい赤い栗おこわ》いただきま~す。
畑の隅に、穂紫蘇の花が咲いています。
いよいよ、夏の野菜の最後になりました。
香りの良い穂紫蘇を、神楽南蛮と組み合わせて佃煮にするのが毎年の楽しみ。
彩りに赤くなった、ピーマンを添えました。
神楽南蛮は、手袋をして刻みます。
ゴマ油で材料を炒め、地酒と醤油で味付け。
じっくり、丁寧に佃煮に。
神楽南蛮の辛味と、紫蘇の香り・松の実の旨味がいいバランスです(^^)v
かぐら南蛮は、鷹の爪とは異ったおだやかな辛味が魅力の、長岡の地域野菜。
佐渡でも作る人が多くなった《辛い南蛮》です。
先輩から教えてもらい、我が家でも植えてみました。
実の成りも順調です。
辛い野菜には、虫も寄り付きにくいようで、虫に葉をかじられることもありません。
アツアツご飯にのせたり、おむすび🍙に混ぜたり。
神楽南蛮も紫蘇も、我が家の畑のものは、
大切に全部いただきます(^O^)
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。