嵐が強く吹き抜け、大雨は警報が継続中です。
金北山に初雪が見られました。
瀬戸内寂聴さんが、99 歳で亡くなられたことがニュースに。
自分に正直に生きて来られたからこその、紆余曲折。
波乱万丈な生き方を、全うされたのですね。
寂聴さんの小説「秘花」の舞台は佐渡。
能の大成者、世阿弥の晩年に焦点を当てた、
小説の取材の為に、佐渡に来られたのは 2005 年。
険しい峠の古道を、実際に歩かれたそうです。
およそ3年前ですが、同じコースを私たちも歩きました。
以前のブログです。(2018/11)
佐渡おとなの遠足 世阿弥の歩いた笠取峠 | 佐渡の柿餅本舗 (sado-biyori.com)
☆。。。。。☆。。。。。☆
ふり返りになりますが、晩秋の風景を‥
海からの風と、お日さまでよく乾きます。
陽ざしの中、山をひと巡り。
親戚の家で。
今年は、いい豆ができたそうです。
自分で作った大豆で、味噌作りができるとホッとしていました(^^)/
雨に濡れた葉っぱは、更に赤く。
4 ~ 5 日だけの美しさに惹かれます。
泥付きのネギ。
持ち帰って、土に埋めて保存。
鍋料理の準主役、名脇役として裏方に徹した仕事ぶりで活躍します。
八幡の砂地の畑で、作られている佐渡の伝統野菜。
普通の里芋より細長く、もっちり密な食感。
我が家では、煮物で食べることが多い里芋。
いつもの、晩秋の風景です。
今日は立冬。
掌にしっくりとなじむサイズと重量感。
なめらかな漆塗りの杯を、友人からいただきました。
金色に輝く、月の静けさ。
佐渡の銘酒、金鶴さんの“上弦の月”を 宙(そら)COCORO にうけて 一献。
お酒を注ぐと星空が浮かび上がります。
見る角度や、注いだお酒で、杯の中の光が変化し
夜空に輝きを放ち、広がる花火の華やかさ。
静かに
華やかに
杯をもった指先や、唇に、蒔絵がやわらかに触れます。
ステンレスの台に漆塗りを施したという、新しい器です。
贈ってくださった方のお気持ちが心にしみて温かく、
美味しい純米大吟醸のお酒が、さらに美味しいこと。
晩酌のたびに《ゆらぐ宙》を眺める楽しみができました。
相川での用があり、友人と待ち合わせをしました。
その日は、
約束の時間より少し早めに着いてしまったので、街歩きを。
“ まもる歯科 ” さんの筋向かい辺りに
目立たないのですが、入口に小さな案内を貼ってあるお宅がありました。
読もうと、近づいてみると
没後 15 年を迎えられた、三浦小平二さんの作品展が開かれているとのこと。
むみょうい常山小平窯
三浦小平二 小さな美術館
青磁色絵大皿 シルクロード(アフガンにて) 飾り筒 他
初期からの作品、湯飲み・さかずき・カップ・絵画なども展示されています。
佐渡博物館での、佐渡出身の工藝作家の作品展のおり、
数点の陶芸を拝見したことはありました。
生家ならではの作品展は、奥の部屋まで、ま近でゆっくりと。
パンフレットにある代表作、大皿や壺を拝見できました。
後期の白磁の作品も。
すぐ近くには、《赤水》さんのギャラリーもあって、作品を見る事ができます。
人間国宝を二人も生んだ、相川の《無名異焼》
作品展の会場にしか置かれていない、ハンカチや T シャツなどのグッズもあります。
私たちは、
来年の干支の寅と、朱鷺シリーズの一筆箋をお土産にしました。
三浦小平二さんの生家での作品展は
11 月末までとのことです。
夜半から明け方にかけて、激しい雨とアラレが降りしきりました。
(霰)とはこのように書くのですね。
天候の漢字は見慣れない文字が多くて(>_<)
漢字検索で知りました(^O^)
秋の深まりにつれて、これから寒さを迎えるにつけ、
「冬型の気圧配置が‥」という、定番の言葉が
気象予報士から聞かれる季節になってきました。
佐渡の主たる産業の《柿》《林檎》の収穫は、今が最盛期。
柿や林檎の実を、傷つけられてしまうので ‥ 霰は困るのです。
朝の雨が上がって、葉っぱの雨粒が落ちたら《玉まわし》作業をする予定とか。
陽が当たっていない裏側の面を表にまわし、実を太陽に当てます。
西三川の林檎は、袋掛けをしないので、《サンふじ》《サンつがる》などの名前で店頭に並びます。
太陽の “ SUN🌞 ” をたっっぷり浴びた、健康な🍎🍏ばかりです。
収穫が最盛期の《おけさ柿》
果樹農家にとって、仕事の段取りを決めるのは、その日その時の天気次第。
りんご農家さんに伺った時は、天気の回復待ちでした。
寒くなってからの方が、味がのってくる果物もありますので
天気は、晴れてよし、降ってよし。
寒さも暑さも程よかれ(^O^)
現在では携帯でも、雨雲や風の向きなどを見る事ができて、
自分の位置の天気を、予測できる時代になりました。
ほぼほぼ、正確な天気の予測ができるのは、素晴らしい科学の恩恵です。
どうぞ、
おだやかな日が続きますようにと、願うばかりです。
雨の静かな音を聞きながら、目覚めました。
急に肌寒くなった朝でした。
今日は、
実家の《籾すり》の手伝いに。
籾から籾殻を取り除いて、玄米にする作業です。
そこで、お手伝いの出番。
腰痛が心配なので、サポートのベルトをして骨盤を守ることにしました。
玄米 30 ㎏ は、ずっしりとした重さ。
そろりそろりと、腰に意識を集中。
年々、腰にキツクなってきた作業です。
用心しながら、交代しながら、休憩しながら‥。
GIAHS(ジアス)のマーク入り 世界農業遺産の赤いシールを付けて出荷されます。
朱鷺 5 割減減 (成分分析済) JA佐渡 のお米は、
( 5 割の減農薬減化学肥料 ) と、生き物を育む農法を実践している、
認定農業者が丁寧に米作りをしてきた一年の自信作。
精米機で玄米を精米をしてやっと、新米コシヒカリに (^O^)
朱鷺と暮らす郷 佐渡産コシヒカリの新米。
世界農業遺産 (GIAHS) の島、佐渡。
認定されて、今年は 10 年目です。
さっそく、炊いて味わいました。
食卓の主役、炊き立てほかほかご飯(^^)/
安心の主食が、食卓にある幸せ。
やわらかく、しっかりした一粒一粒と、香りがやさしいお米です。
今年も元気に過ごせたことに感謝して、近況のご報告を兼ねて、
友人たちに、発送の準備をしました。
どうぞ、味わってくださいね。
今日は、暦の上では神嘗祭。
伊勢神宮で執り行われる、五穀豊穣に感謝するお祭り。
その年の最初に収穫した稲穂「初穂」を
天照大御神にお供えし、感謝するお祭りが行われる日だそうです。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。