初霜の降りた朝でした。 キュンと冷え、草の上に霜が白く張りついていました。 | |
林檎の季節。 紅玉が、くだもの直売所に並んでいましたので、 最初はやっぱり、アップルパイに。 たっぷりの紅玉をスライスし、甘酸っぱいパイが出来上がり。 | |
次に、アイスクリームに紅玉のペーストを添えて。 酸味が魅力の紅玉なので、甘さ控えめに。 刻んで煮詰めただけのジャム。 紅白のデザートは、 カロリー高めですが、誘惑には勝てません(^O^) | |
紅玉の皮も入れて煮ましたので、 自然な🍎の赤が綺麗。 | |
絵としては、変わり映えしないのですが 今朝は、ヨーグルトに合わせて。 | |
生産者の方にお聞きすると、 今年は天候に恵まれたので、林檎は大き目に育ち、 色づきも食味もすごくいいそうです。 | |
この林檎は、 素人の目には、何の問題は見えませんが、 少しの傷と、枝の陰での色ムラがあり規格品となりません。 加工用にまわされるのだそうです。 生の果物の出荷は、選別が厳しくて、 生産された果物を全部生かすには、 ジャムやジュースに加工する部門が、とても大切になってくるのだそう。 フレッシュな林檎で、 家庭で作るジャムは、 素朴な味がそのまま生きています。 | |
美味しい新米で、ご飯をいただける幸せ。 炊きたてのアツアツを握った 《おむすび》は、更においしい。 | |
この本の著者 たにりり さんは、 フードスタジオ「キッチンひめ」を主宰し、 おむすびインストラクターとして活動されています。 米と食について、米穀店・生産者・行政などを支援したり 消費者に向けた、わかりやすい切り口での執筆も多い方。 佐渡に来られた折に、県の農業担当の方にご紹介いただき、 お会いすることができました。 食卓の笑顔は すべてに優先 おいしい食事は、 人の体を作り、人を幸せにしてくれると、提唱されています。 素朴な、おむすびを作ろう。 「おいしい」を、握る。 おむすびは、シンプルな組み合わせ故に、素材にこだわって楽しみたいもの。 手のひらの中に、おかずとご飯があって完成するおむすび。 お茶なり、汁ものを添えれば 更に楽しく、バランスの取れた食事になりますね。 | |
炊き立てのご飯の、塩むすびは、 飽きがこない基本形。 我が家では、 梅干しの紫蘇を乾かした《ゆかり》で。 香りと塩っぱさのおむすび🍙。 | |
ゆかりを、全体にまぶしても(^O^) | |
夫は福井県の生まれ、 遠足などには、梅干しを芯にした とろろ昆布で包む、おむすびが美味しかったとか。 遠足の日のおむすびは、少し冷えても美味しかったな~。 とろろ昆布大好きは、今も変わらないようです。 うどん・蕎麦にもトッピングする、昆布大好な人が多い地域です。 デパ地下のおむすびコーナーには、 《とろろ昆布むすび》が堂々と並んでいます。 | |
穂紫蘇とかぐら南蛮の佃煮を混ぜての、おむすびも我が家の味。 | |
よく食べて、よく動いて、健康な暮らしをしたいもの。 元気の源は、食事から。 農作業の休憩やお昼として、外で食べる時には、 塩加減のチョット強めな、大き目の《握りめし》でした。 | |
おむすびの具 として、自宅で用意できるのは、 ゆかり・梅干し・穂紫蘇と神楽南蛮の佃煮など。 塩引きの鮭 たらこ 鰹節 塩っぱめが好きです。 | |
秋の楽しみは 黒米入り栗おこわ 大根のすかし菜を混ぜ込んで。 | |
思い出のおむすびは、 子どもが部活に忙しかった頃のこと。 お弁当や、おむすびは欠かせないものでした。 好きな具を入れてあげたい、スタミナもつけてあげたいと せっせと、握ったものでした。 が‥、 試合の応援に行ってみると、 炎天下に投げ出された、バッグが‥。 バッグの中の弁当が、傷みはせぬかと心配になり それ以来、夏場は毎回、 梅干し・梅干しとなってしまいました。 息子は「自分は、あの時に一生分の梅干しを食べた」と言っております。 子ども達が、もっと小さかった頃には、 外出先では、子どもに丁度いいご飯もののお店が無くて、 おにぎりと飲み物は、必需品でした。 遊びに出掛けるたびに、 安心の、我が家の味を持ち歩きました。 今では親となり、 孫のメールを送ってくれるようになりました。 親指ほどに小さく握ったおむすびを、 孫は《手掴み食》で満足そうな笑顔(^^)v 親の思いは、繰り返されているようです。 | |
おまけの一枚は、ひょうたん。 愛嬌があって可愛い図です。 | |
秋も深まって来たので、おむすびを握って 紅葉狩りに行こうかな(^O^) | |
晴れの日の青空。 仰ぎ見る、金北山の頂のあたりから、紅葉が始まってきました。 | |
アジサイは乾いて、美しいドライフラワーになっています。 |
気づいてみれば あれだけ、スイスイと飛び回っていた燕が、南へ渡って行ったようで、 見当たらなくなっていました。 トンボの群れも少なくなっていました。 そうか、 季節が変わっていたのだ。 | |
初夏に咲く、檜扇。 佐度で伝わる孤蓬遠州流の花材として、生けられる花で、 あまり見かけない花でもあります。 そのヒオウギを、ご近所の畑に発見したおり、 「種ができたら、分けていただけますか」と、お願いしていました。 先日、「種ができましたよ」 「全部でも、どうぞ」と、声をかけて下さいました。 「株分けもできますよ」 すごく、増えるのだそうです。 | |
檜扇の種 美しい漆黒 「ぬばたま‥」は、 夜や黒・黒髪などに掛かる枕詞 と、習った思い出が。 | |
甘柿 小粒の柿が、枝先までたっぷり。 子供の丁度いい “おやつ” でした。 秋の身近な、楽しみでしたが、 子供の手の届くのは、低い所ばかり。 甘かったり、渋かったり。 美味しい柿ばかりでは、なかった(>_<) 味も、思い出。 | |
畑に残った夏野菜は、ピーマン。 皮はかたく、赤くなってきました。 そこで、 ジャコと鷹の爪の、佃煮にしてみました。 | |
地酒とジャコが旨味となって サッと簡単な、常備菜に仕上がりました。 | |
まだ、ピーマンがあるので もう一度。 | |
じゃこ・鷹の爪で、甘辛味に。 | |
小分けして、保存しました。 | |
最後に、撤収した夏野菜はトマト。 かじってみると、青いトマトが 思いのほか美味しいのです。 | |
ピクルスを作って、ぜ~んぶ食べます。 ああ、 田舎暮らしは、忙しい。 | |
大きなトラックが、メッセージを伝えながら走っています。 | |
両津港・佐渡汽船ターミナルにて JA 佐渡のお米を SADO KISEN UNYU のラッピングトラックが運びます。 乗船待ちをしていました。 | |
“朱鷺といっしょに育ったお米” 佐渡産:コシヒカリ おいしい「佐渡米」をいっぱい積んで、フェリーに乗って出発するところでした。 | |
佐渡育ちの米蔵 佐度カントリーエレベーター。 農家のトラックが、“籾”の状態で持ち込んだ新米を 品質の検査を受けた後、乾燥し・銘柄別に管理保管する施設。 丸く見える塔に、玄米が保存されています。 | |
こちらは おけさ柿の里、羽茂にて。 活気あふれる、収獲の秋を迎えています。 | |
集荷ステーションには、柿農家の出荷コンテナが積まれています。 専用の大型トラックと、フォークリフトがセットで、 出荷ステーションからステーションへと、動きまわります。 おけさ柿の里の、秋風景。 昨年は、新芽が出る頃に霜の害が発生し、 収獲量が激減しましたが、 今年は、天候に恵まれて 「甘くて 大粒な柿」が、揃って実ったそうです。 畑には、柿の色が明るくたわわ。 いよいよ、新米に続いて おけさ柿の最盛期です(^^)/ | |
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。