?
今日は、両津からたくさんのお客様がちょぼくりでお蕎麦のお昼。
佐渡の名産品の柿餅も一品に加えていただき、ワイワイガヤガヤ楽しいひと時でした。
おかげさまで、柔らか柿餅も完売しましたよ!
おけさ柿の花が枝にいっぱい蕾をつけています。
花として眺めるには清楚で可愛いものですが、美味しい柿を育てるには間引きが大切な作業となります。雨の日には雫が顔や腕を伝いできません。今日のように晴れの日は、お陽さまと真向かいで眩しいのと、日焼けが心配なのと。時期を逃すこともできないので、家族総出で行います。
去年は春先の寒さが厳しく、実の数が少なくて心配しました。今年はどの枝にもタワワワワワ…。忙しいのです。そこで、猫の手の代わりにお手伝いをしてまいりました。
佐渡のおひさまは強くて元気。スクスク育って、佐渡の柿餅本舗のお菓子になってね。
ただ今、完全無農薬の柿の葉茶を製造中です。
陰干しで乾燥していますが、乾燥するまで待ち切れず生茶葉でいただくことにしました。
なんともいえぬ、柿の葉の香りと口の中に広がる、ほんのり甘い後味。これはすごいわ、と言いながらいただきました。
そして、今日もまた、柿の葉の収穫に行ってまいりました。
五月晴れは、柿餅の天日干し日和り。干し柿ともち米だけで作った柿餅をのし餅にして、薄く短冊状に切ります。
これを天日でほどよく乾燥させますと、佐渡銘産「柿餅揚げ」においしく変身します。
私たちの主な生活空間である羽茂地区は、今、新芽の季節。なだらかな山肌一面に新緑の柿畑が続いています。おけさ柿の木の手入れは、秋の収穫直後にお礼肥えを撒くことから次の年の準備が始まっています。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。