小春日和に誘われて、海沿いにドライブ。
途中の家々の軒先には、鮮やかな色あいの干し柿が吊るされていました。
海風が日毎に、柿をきれいに乾かしてくれます。
晩秋の海辺の風景です。
海風をうけて 乾け~
海辺の窓を開け 干し柿
“ 柿色 ” は、心を温くとめてくれ、暖かい気持ちにしてくれます。好きな色だな ~ (^o^)
( 温とめる = nukutomeru ?方言で、穏やかにあたためる、くらいの意 ‥です)
それから、海辺を赤泊から羽茂へ、叔父さんの家に伺った。
おばあさんのお得意の “ 栗まんじゅう ” をいただきました。
丁寧に練った餡が、たっぷり中に入っていておいしい ?(^u^) (^u^) (^o^)丿
親戚のおばあさんの作 栗まんじゅう
小豆を大きな鍋でゆっくり煮て、皮はしっとりモチモチ。やさしい味のお饅頭です。
晩秋の休日。羽茂うめゃあもん祭り が開催されました。
柿や米の収穫を終えたこの時期に、ゆっくり、のんびり過ごしましょうと、八回目のお祭り。
おいしいもの、いっぱい
自然薯 いかがでしょうか
野菜を 自然農法で
私どもの “ 佐渡の柿餅は ” ?羽茂のおけさ柿・こがねもちを原材料にしておりますので
もちろん、お祭りに参加。
羽茂の素材は おいしい ですよ
子供たちは、外でアンパンマンと遊び、
新蕎麦を食べ、屋台を覗いたり “?じょんのび ” します。 ?(?方言でゆったり、のんびりの意 )
別会場では、特産品のおけさ柿の品質を競う、JA羽茂主催の品評会が開かれておりました。
義兄の出品です
熱心な農家の方々が出品された中から、義兄がアンポ柿部門の賞をもらいました。
この日は、生産者のみなさんの大切な勉強会の日でもあるようです。
佐渡;真野新町、まちなみセンター杜で、若林吉則作品展が開かれています。
合わせて、こけしコレクションが紹介されています。 ( 11月27日まで )
よ~く見ると、表情ゆたか
若林さんの本業は庭師さん。
趣味で骨董品を収集されており、ご本人の風貌は佐渡の仙人をほうふつとさせます。
奥様も、書、水墨画、裂き織など、趣味がゆたかな方です。
私どもの “ 柿餅揚げ ” と “ 柿もち ” の商品の顔である原画・題字は、若林画伯に描いて
いただいたものです。
佐渡の柿もち
飄々とした中に、ユーモアが含まれ、思わず ?ウフッ (^v^) ?笑顔が広がります。
若林さんのあたたかい人柄が、柿もちの絵にも、ほのぼのとした雰囲気を伝えてくれています。
私どもはこの絵が大好きで、とても大切にしています。
是非一度、足を運びご覧になられてはいかがでしょうか?
故郷、佐渡からの贈り物が次々と、海を渡っていく季節になりました。
丹精込めた、コシヒカリ・おけさ柿・アンポ柿・自然薯などが宅急便に持ち込まれています。
大切な友人や子供達に、自分で作った作物を贈れるのは、農業者ならではの幸せです。
佐渡からは、“ 今年も無事に過ごせたよ ”?の報告と
“ 変わりは無いかい?” “ 話をしようか?” の思いを箱につめ込みます。
自分を想ってくれている人がいてくれる‥ことは、とても励ましになりますね。
送りだした宅急便が明日には届き、ワァ~と歓声があがるのが聞こえてくるよう (^。^)
11月5日、6日、東京日本橋新潟NICOプラザで、佐渡物産の販売会が行われました。
主催は佐渡HCC㈱で、農商工連携講座の販売実地研修として位置ずけられたもの。
佐渡の柿餅本舗では、佐渡の柿もち(のし餅)と、佐渡の柿餅揚げを試食販売しましたが、両日とも、早々に完売御礼となりました。
首都圏のお客様には全く新しい味であったようで、とてもとても喜んでいただきました。
柿餅の他にも、親戚の農家から、干し柿、アンポ柿、おけさ柿を預かり販売したところ、こちらも大変好評でした。
HCC株式会社の皆様、そして販売会を盛り上げていただいたみなさんたいへんお世話になりました。ありがとうございました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。