1. おけさ柿日記

佐渡の食品加工業者を対象に、農商工連携と地域活性の現状と課題などを、東京農大のオホーツク校での実践を事例に、セミナーが開催されました。

講師のお二人 

講師のお二人 

佐渡の農水産物を生かして、それを加工・食品製造し、販売・流通にのせ、付加価値=所得を創り出すまでの流れを作るにはどうしたらいいのか。

理論はよく解かるし、その為に日々の努力を重ねている、佐渡の実践者の方々ばかりでした。

素材が豊富で品質も高く、佐渡の伝統的な食品加工技術で、美味しくて安全な製品を作るところまでは出来ています。

‥が、販売のルート開発をどうしたらいいのか‥‥

地方には地方ならではの、魅力や特産物があります。

規模の小さな業者は、自分の製品をどのように知っていただくか。ここでいつも壁に当たってしまいます。 地元の製品にこだわったお店に置いていただいたり、“ 市 ” に出店し、試食をしていただいたり。認知されるようコツコツと努力を続けてきて、成果も少しずつ見えてはきましたが‥‥。

地元のおけさ柿・こがね餅米・塩を使って地産地消・六次産業化したものが “ 佐渡の柿餅 ”。

Uターンして来た “ ばかもの ” が取り組んで、 IT の力も借りながら、佐渡の良さを発信しようとしているのですが‥‥。

努力しているから‥そのうちになんとか成るかも‥などと、淡い希望を持つ自分を戒めながらも、この製品の良さに早く気づいて‥、と願っている自分もいます。

製品の開発は実に楽しいもの。 あ~したらいい? こ~したらどうなる?

製品を買っていただくことは、実に難しい。 自分も買う立場であれば、注文をつけていますし‥

デビューしたての “ 佐渡の柿餅本舗 ” が、大手の生産者にまぎれ込んで勉強会に参加出来るのも 、佐渡ならではのこと。

実績のある企業さんも苦労されているのですから、新参者が存在を知ってもらう迄の道は、まだまだ遠いのが現実。

丁寧に “ ものづくり ” をし、地元の消費者の応援を得て、コツコツ仕事を続けること‥‥

結局のところ、基本に戻るようです。

3月17日から開催された「よってけ祭り、さど食の陣」は本日3月20日、無事閉幕しました。

連日、佐渡内外のお客様で大変な賑わい・・・カリフォルニアからのお客様も。

当店も、たくさんの方に柿もちを試食していただくとともに、予定数量完売で締める事ができ、おいでいただいた多くのお客様に、ただただ、お礼申し上げます。ありがとうございました。

こんなにたくさんの人出・・・

こんなにたくさんの人出・・・

あつあつ美味しい八幡いも煮

あつあつ美味しい八幡いも煮

佐渡ひげ地鶏の燻製は最高!

佐渡ひげ地鶏の燻製は最高!

そして、このイベントの期間中に、たくさんの新しい出会いをいただきました。佐渡の食材を大切にしたいという私たちの思いが、多くの人たちに通じたような気がして、とてもうれしい体験をさせていただきました。皆さん、本当にありがとうございました。

こんなにたくさんのお客様がおいでいただいたのだから、もう少し、佐渡独自のもの、佐渡らしいもの、佐渡でなければ食べられないものがあったらいいなあ、と感じた次第。

そして、ほんの少しの遊びがあったらなあ・・・と感じました。「さど食の陣」なのだから・・・・。

佐渡が島の、春を告げる行事として、3月17日から4日間、真野いぶき21で「よってけ祭り、さど食の陣」が開催されています。

昨年も実施の予定でしたが、東日本大震災により中止となり、今回が第一回目の お祭り です。

準備完了、さてスタート

準備完了、さてスタート

あんこうの吊るし切りショー

あんこうの吊るし切りショー

大崎蕎麦の会の蕎麦打ち実演販売

大崎蕎麦の会の蕎麦打ち実演販売

ブリカツくんの柿餅本舗訪問

ブリカツくんの柿餅本舗訪問

まだまだあります。とりあえず、第1報です。

インターネットサイト “ぐるなび” が推進している地域活性化プロジェクトのメンバー6名が

佐渡の柿餅本舗の仕事場においで下さいました。

名物ちょぼくりの十割蕎麦を楽しみながら・・・

名物ちょぼくりの十割蕎麦を楽しみながら・・・

はい!チーズ

はい!チーズ

私たちが柿餅を作り始めたきっかけや、羽茂のおけさ柿生産農家の方々の現状や思い・・・

地元集落の方々の応援をいただきながら、丁寧に作られた干し柿を生かして作った

柿餅を佐渡の特産品に育てられたらとの思い・・・

“ぐるなび”の若いメンバーに聞いていただきました。

? まずは、ともあれ味見を ?

? 搗きたての柿餅、焼いた柿もち

? 食感がパリパリの柿餅揚げ、柚子と干し柿の香りと甘さがマッチした福くる巻き

? 大人好みのビターチョコで、ブランデーを含ませた干し柿をコーティングした柿ブラチョコ

すべてに、おけさ柿を使った柿餅本舗の製品を試食していただきました。

佐渡名産のおけさ柿の市場価値を高められるように、“ ぐるたび?” のメンバーが若い感覚で

“ 佐渡の食 ” をインターネットで発信する為の、地元訪問でした。

食文化の宝庫の佐渡。地方ならではの豊かさをより多くの方に知っていただくチャンスです。

これからが、もっと楽しみになります (^O^)/

ようこそ佐渡へ (*^_^*)  もっともっと おいしい佐渡を紹介して下さいね ?(^u^)

佐渡の主婦は、冬場に餅 をよく搗きます。

定番は黒豆を入れたり、草餅、ごま餅、みかん餅、ゆかり餅、とち餅などレパートリー豊か。

「潮津の里」を会場に、NOSAIさどの皆さんと餅つきを楽しみました。

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参加された方と一緒に、初めての味 “ コーヒー餅 ” を体験。

香りやコーヒーの苦み加減・甘味の分量はお好みで調節します。

機械でドンドンと杵搗き、あれよあれよという間に、なめらかなお餅の出来上がりとなりました。

餅つき研修中

餅つき研修中

機械で杵つき餅

機械で杵つき餅

そして、もう一品。 “ 佐渡の柿餅 ”

参加された方はメモを手に、とても熱心に ‥ フムフム ‥

家でも作ってみようと意気込んでいらっしゃいましたよ ?(^◇^)

昼食の時に試食し、少しずつお持ち帰りもしていただきました。

楽しい餅つき研修会となりました。 ありがとうございました (^-^)

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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