「仕事が一段落したらゆっくり話しましょう」と、先輩に誘っていただき、夕方から飲み会。

干し野菜 いっぱいスープ
いつも手作りのご馳走を用意して下さる奥様に、教えていただいた料理をいくつか紹介します。

スープの元 干し野菜
ストックケースの中は、人参・大根・なす・ごぼう・椎茸・かぼちゃの種ほかを干して保存している野菜の宝箱。
畑で育てた無農薬野菜を天日干しにして、半日ほど水に浸し戻してスープにします。
特別な出汁を取らなくても、干し野菜から豊かなスープがとれます。
僅かな塩で味付けしたスープは、深みのある甘みが口の中いっぱいに広がりました。

小豆 かぼちゃ
小豆とかぼちゃは、体を温めたり、肝臓・腎臓にもやさしい働きをするそうです。

酵素発酵玄米ご飯 春菊と薄揚げの味噌汁
食べてみたいと以前から関心を持っていた、発酵酵素玄米ご飯を初めていただきました。
ご飯には、乾燥野菜をふりかけて。 よもぎ・すぎな・うど・昆布・陳皮・セロリ・人参の葉など。味噌汁には、春菊と豆製品の薄揚げを添えて。
消化がよくて滋養にあふれた食事は、手間と時間のかかったおおらかなお味がしました。

記念日の ウイスキー
封を開けられたのは、ウイスキー。
以前に、ウイスキー樽から瓶詰め体験ができるという企画があったそうで、余市まで行った折の一本だとか。
ウィスキーも思い出も充分に熟成されて、今回も楽しいお酒とおいしいご飯をいただきました。
会ってお話できることが一番の楽しみではありますが、なにを一緒に食べようかと考えていただけることが嬉しくて (^O^)
ぬくもりのあるお料理は、しあわせな気分とおだやかな時間をいつも共有させてもらえます。
雨が続いて、柿畑も野菜畑も息を吹きかえしてきました。
我が家のきゅうりや茄子も育ってきて、サラダやお味噌汁に入れて食べられるようになってきました。小さくても曲がっていても、畑からのもぎたては格別? (^。^)

葡萄
遊びに寄った姉の家の葡萄棚で
緑いろのタイプも濃い紫いろのタイプも育てたいと、毎年種類が増えているようです。
まだ若い木で収量は少ないですが、実が育つものは見るたびに楽しみ。

西三川のりんご園

摘果された 青りんご
西三川のりんご園の、かわいい青りんごの実。今が摘果の最盛期。

柿

柿畑
摘果という柿の実の間引き作業が終わり、葉っぱは大きく、色も濃くなってきました。
じゅうぶんな陽ざしと、下草刈りの手入れ、虫よけの作業と程よい雨にめぐまれますように。
これからは、実を育てる時間をゆっくり待ちます。
7月というのに涼しくて、気持ちよい朝でした。
畑の夏野菜が、次々に取れはじめました。( 友人達の畑では。我が家はまだボチボチ )
歯切れのよさが魅力で、自然の甘みと旨みたっぷりの新鮮野菜たちです。

完熟の朝取れトマト
先輩のお宅で食べてビックリ。完熟のおいしさを知ってしまい…生産者の畑に通うように(^_^)v

定番 キュウリ 茄子
これは、我が家のキュウリと茄子

ズッキーニ
毎日ぐんぐん育つようすは、目を見張るほどの勢い。飽きないデス。

枝豆 で 一杯

ふっくら アスパラ
佐渡産の野菜のサラダで、お腹いっぱいに。 色あざやか 。

野蕗 キャラブキ
近所のおばあさんが採ってくれた野蕗。
いつもは鷹の爪を入れ、お酒で煮詰めるのですが、今回は小さなお孫さんの為に辛み抜きで。

きゅうりの佃煮
太っちょキュウリを、パリパリ食感の佃煮に。
生姜・切り昆布・鷹の爪でピリ辛味は、ご飯にもおつまみにもイケます。

紫蘇巻き
味噌に刻んだナッツを加え食感がGOOD!!?? 大葉で包み軽く油で焼いて (^。^)

しば漬け
茄子・キュウリ・生姜を塩で下漬けし、よ~く絞る。梅漬け汁と合わせ、さわやかしば漬け。
夏野菜は、色よし、味よし。 漬けてよし、サラダでよし。加工・保存も楽しめます。
佐渡市泉地区、正法寺(しょうぼうじ)で開催された、蝋燭の明かりの下で舞われる「ろうそく能」を鑑賞して来ました。

6/29 羽衣

地元の小原流 花のおもてなし 波
参道の両側が、竹の波、波、波。 一面の海原。
夕方には、足元に蝋燭の明かりが灯され、いっそう幻想的な空間に。
表千家流 友の会による、世阿弥を懐かしむ、呈茶席「配所の月」のサービスがありました。
「 げにや罪なくて配所の月を見る事は故人の望みなるものを身にも心のあるやらん 」 「 金島書 」 … 配所 … より

正法寺

本堂が能舞台に
本堂では、まず、壇徒の方々によりリン( 鈴 )を鳴らしながらの梅花講が唱えられました。
続いて、正法寺( 曹洞宗 )のお坊さんたちによって、能舞台となる本堂を清めるためのお経が唱えられました(浄道場)
その後、能楽研究家の増田正造さん、正法寺住職 谷地田老師により、佐渡に配流された世阿弥についての考察や、瀬戸内寂聴の小説「秘花」に書かれている世阿弥についてのエピソードなどについて対談講演が行われました。
… いよいよ、ろうそく能の始まり。
暗い舞台に次々とろうそくが灯されていき、厳粛な雰囲気に。
約200人の観客は固唾を飲んで・・。( 公演中は撮影できません )
ワキの漁師の白龍が登場、松の枝に美しい衣(天女の羽衣)を見つける。ついで、シテの天の乙女が、「それは天の羽衣と言って、人間に与えるものではないので返してほしい」と頼む・・・・。
白龍は天人の舞を見せてくれるならば、衣を返そうと約束。こうして、天人の舞楽が舞われる・・・、という筋書き。
「羽衣」は、素人でもわかり易く、よく演じられ馴染みのある演目。

チケット
シテの観世流 松木千俊さんは、国の重要無形文化財(人間国宝)に指定されている方。
さすが、さすが。 佐渡に来て、能を観る機会が幾度もありましたが、初めての驚きかな? とても楽しい演出と、素晴らしい能舞台でした。
終演後は、正法寺の寺宝で世阿弥が使用したと伝えられる、県内最古の面である
「 雨乞いの面:神事面べしみ 」を見せていただきました。

雨乞いの面
神事面べしみの解説。

神事面べしみ

ちょとぼやけて・・・
迎え入れの演出はとても華やかでわくわく感いっぱいでしたが、終演後の境内はとても暗くなっていて、駐車場までの僅かな距離が不安でした。
運営の方にお願いできるなら、足元を照らす配慮をいただけると嬉しいのに…と感じました。
佐渡の田舎で能楽ライブ (^_^)v 薪能やろうそく能と、いろいろな趣向で楽しめます。
柿畑では、摘蕾(てきらい)、摘果(てっか)がほぼ終わり、柿農家は下草刈りに精を出す毎日。柿の葉のつややかな緑色が一面に広がって、美しい風景です。
今年も、伯母さんの完全無農薬の柿畑で、柿の若葉を摘んできました。

柿の若葉
洗って、陰干し・・・、切って・・・・。

洗って、切って・・・
チョット蒸して、また陰干し・・・・・・・。

陰干し中
自然の贈りものを自然なままに、お茶でいただきます。
そして、心ばかりの贈りものに、小分けにして包装してみました。

出来上り

シールを貼って完成
柿の葉茶には、ビタミンCが多く含まれており、体にはとても優しいのだとか。
余談ですが、これは、柿の葉を摘んだ時に採れた、柿の実です。

摘果した柿の実
何かに使えるといいのですが。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。