気温が少し高くなってきました。
天気が安定している今こそ、柿の葉茶を作ろうと羽茂の畑に行って収穫してきました。

柿の若葉
無農薬の柿の若葉はつやつや、きれいです。

刻んで
柿の葉を洗って、刻んで、蒸し器で短かい時間蒸してから、日陰で乾燥します。
ほんのり甘い柿の葉茶には、ビタミンCがたっぷり含まれて
ノンカフェインで香りも味も飽きがこなくて、美味しく飲めます。
無農薬の柿の葉を使うことが、一番大切です。

柿の葉茶
柿の葉をやかんに水から入れて、七分くらいしっかり煮出しています。
色は薄くなりますが 2 ~3 煎まで、効能はあるそうです (^_^)v
ついでに、一つ二つ花を咲かせ始めた頃が取り時と聞き、どくだみも干してみました。

どくだみ を 干して

カモミール
カモミールも、干してみました。
お茶になるそうですが、どんな味わいになるのかしら?
先ずは、庭の花で作って楽しむことから。
今年はいつもより、山菜が早めに育っているらしい。
「 わらびを採るなら、そろそろ山へ行ってみたらいい頃だよ~」 姉から電話をもらいました。

おけさ柿 桜
柿の若葉はつやつやとして、やわらかい緑の色。

青空に

山の日なた
姉の家の側で、山菜とり\(^o^)/
“ 山笑う ” と言う季語があるそうですが、おだやかな陽ざしを浴びながら
山の中で、気持ちいい汗をかきました。
そして‥、いつも思うのは
芽吹きの色が集まって、山全体がやさしい色に包まれるこの季節を
絵に描けたら‥と。

ふっくら わらび
アク抜き用に、友人の家のストーブで出来た灰を分けて貰い準備は万端 です(^_^)v
東京の友人に少しと、四国に住む親戚にも春をお届けしました。
佐渡の風景を思ってもらえたら、それでいい (^u^)
新年度の初めの一日目。
春の陽気に誘われて、佐渡では人の往来が賑やかになってきました。
佐渡の柿餅本舗は、今日から7年目を迎えます。
Uターンして半年目に、やるからにはキチンとしようとの思いから、
4月1日をスタートの日としようと、保健所の許可をとり、事業を開始しました。
どうなるものかさえ想像できない状態でしたが、「先ずは始めること」 の思いから
柿餅つくりを始めました。
当初は、「柿餅」って何?
あぁ 知ってる、あの豆の入ったお餅ね、という具合に、かけ餅やかきもちと
混同されたりしておりましたが、最近では、少しは認知されるようになってまいりました。
今は、土曜日と日曜日に しままるしぇ で販売することをメインに、
佐渡汽船や、インターネットでの販売を、しなしなとやらせていただいております。
干し柿を餅に搗き込んだ 柿餅を 「作り続けて、伝えること」 が、大切と思っております。

柿餅

佐渡の柿餅

福くる巻き 柿ブラチョコ

佐渡の柿餅 POP
原材料は ぜ~んぶ佐渡産、夫婦二人の手作りの餅。
どこにもないけど ここにある
食べたらほっこり、ほんのり
干し柿がいる
佐渡の柿餅本舗、初心に戻って、これからもコツコツがんばってまいります。
佐渡の食が集まり、真野のいぶき21に於いて
3月11日~13日までの三日間、開催されました。
春に先駆けてのお祭りに、毎年参加しています。

準備ができました

福くる巻き

柿ブラチョコ
干し柿をブランディーに浸して、ビターチョコレートでコーティングした “柿ブラチョコ”
干し柿で香り豊かな柚子を巻いた “福くる巻き” などを
試食をしていただいたり、説明をさせていただいたり。
お客様との大切な時間です。
その他には、会場内では、佐渡の和菓子屋さんが指導される教室も開催され
多くの参加者が、楽しまれていました。

和菓子作り教室で

お客様 いらっしぃませ
大勢のお客様が会場に来られ、大いに盛り上がったのですが
忙しくなって、以後の写真は撮れませんでした (>_<)

柿餅 柚子餅 柿餅揚げ 干し柿 玄米珈琲 白餅
三日間のお祭りに参加するには、準備がいりますので
楽しみでもあり、体力勝負のところもあります。
柿餅本舗のセットものも、準備しております (*^_^*)
雪の冬景色が一晩明けたら、夜の雨で溶けてしまいました。
おけさ柿の干せ具合は? どのくらいまで進んでいるのかしら?
と、羽茂の農家さんをお訪ねしました。

柿の干し場

親戚の おけさ柿
味見をさせてもらうと、濃厚な甘さとシコシコとした皮目の一体感、これが絶妙。
やっぱり、ココのはいい味、いい柿 (^u^)

おいしい干し柿 熟成中
干し柿も生産者さんごとに、干し方 ・ 味 ・ 形成 の仕方などが異なります。
柿餅本舗では生産者さんに、ゆっくり干して、よ~く乾かすことをお願いしています。
干し始めの頃、寒くない日が続いたために、カビが発生した農家が多かったそうですが
「 冷風が吹きはじめるのを待って、柿を干し始めたのよ 」
「 無事に柿が乾いてくれて、ホッとしている 」
と 、笑顔を見せてくださいました。
もう少し待つと、完成です\(^o^)/
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。