1. おけさ柿日記

雨が降ったり止んだり、目まぐるしい一日でした。

先程はザーと激しく音をたて、BSテレビの画面が一瞬消えてしまいました (>_<)

 

夏です。

西三川のくだものセンターにスイカが並び、本日よりオープンしました。

 

西三川 くだものセンター

西三川 くだものセンター

 

国道の350号線沿いに、地域の生産者が協同で、

名産のくだものを集めて、運営される人気の直販所。

 

名産 スイカ

名産 スイカ

かわいいシマシマが棚に並んで、夏のくだものが次々と登場します。

 

柿餅 

柿餅 

わが柿餅本舗も、さっそくテーブルへ\(^o^)/

 

ソウメン瓜 かぼちゃ

ソウメン瓜 かぼちゃ

 

かぼちゃ

かぼちゃ

 

りんごジュース

りんごジュース

 

西三川産のりんごで作られたジュースは、さっぱりとした甘さです (^u^)

 

明日からは、早生の桃 「 赤宝 セキホウ」 が、出荷予定とか。

人気の 「 あかつき 」 も続きます。

 

車が止めやすい直販所で、旬のくだもの、野菜、手作りの品ばかりです。

ドライブの休憩に、

どうぞ、お立ち寄りくださいませ (^。^)y-.。o○

 

10年前の 2006 年7月 11日

「 聞いてくらんし佐渡事情 しなしな行かんか島暮らし 」 を枕詞にして

「 島の新聞 」 創刊号が発行されました。

 

編集長の長野雅子さんが、佐渡にUターンしたら‥地域の情報を伝える新聞がなかった‥。

そこで、長野さんは首都圏での編集の仕事をしていた経験を生かして、

「 島の新聞 」 を、有志とともに誕生させました。

 

創刊号

創刊号

佐渡からの発信と、地域への思いがつまった創刊号

 

佐渡に住んでいる人も知らなかった、島の歴史 ・ 芸能 ・神社・祭りの謂われ・文化の紹介や

合併したばかりの佐渡市の問題、朱鷺の話題など。

地域で活躍する人の活動を紹介したり、佐渡の暮らしに沿った話題などを、

キメ細かな取材を基に熱意のこもった紙面を作り続けてきました。

 

島の新聞 笑納会

島の新聞 笑納会

 

地元の友人達や同級生が中心となり、発行や購読者への発送作業、寄稿などを手伝って、

内容の深い新聞発行を重ねてきました。

 

・・・・・そして、2016年3月28日、

島の新聞は10年間の活動を、100号を区切りとして廃刊としました。

 

私たちは、2年前の88号から、島の新聞への記事の取材や投稿、編集、校正作業、事務所の留守番などの仕事を一緒にしてきました。

 

012

お仲間から 花束をうけて

 

長野さんの想いを応援し続けてくれた“ 同士、戦友 ”である 仲間がお祝いと慰労の会をと、

区切りの100号までを無事に発送し終えて、

みんなで笑って納めの会をと、島の新聞に関係した仲間のみなさんが集まりました。

 

島の新聞は、佐渡の文化、民俗学的資料としても、貴重な記事ばかりです。

 

島の新聞の廃刊は、残念でなりませんが、

編集長の長野さんの見識あってこそ纏まっていた新聞であり、

内容の濃い紙面を保ってこられたのも、余人をもっては成し得なかったと思います。

 

島の新聞 100号

 

最終号となった「島の新聞」の一面は、佐渡から世界へ。

佐渡からみれば、東京も世界もみんな海外‥と考えれば、

離島というハンデも、魅力にかえてしまおう・・・・といいつつ、

 

「先ずさらば本紙も昼寝致します」 と 相成りました。

 

気温が少し高くなってきました。

天気が安定している今こそ、柿の葉茶を作ろうと羽茂の畑に行って収穫してきました。

 

柿の若葉

柿の若葉

無農薬の柿の若葉はつやつや、きれいです。

 

刻んで

刻んで

柿の葉を洗って、刻んで、蒸し器で短かい時間蒸してから、日陰で乾燥します。

 

ほんのり甘い柿の葉茶には、ビタミンCがたっぷり含まれて

ノンカフェインで香りも味も飽きがこなくて、美味しく飲めます。

無農薬の柿の葉を使うことが、一番大切です。

 

柿の葉茶

柿の葉茶

柿の葉をやかんに水から入れて、七分くらいしっかり煮出しています。

  色は薄くなりますが 2 ~3 煎まで、効能はあるそうです (^_^)v

 

ついでに、一つ二つ花を咲かせ始めた頃が取り時と聞き、どくだみも干してみました。

 

どくだみ を 干して

どくだみ を 干して

 

カモミール

カモミール

 カモミールも、干してみました。

お茶になるそうですが、どんな味わいになるのかしら?

先ずは、庭の花で作って楽しむことから。

 

 

今年はいつもより、山菜が早めに育っているらしい。

「 わらびを採るなら、そろそろ山へ行ってみたらいい頃だよ~」  姉から電話をもらいました。

 

おけさ柿 桜

おけさ柿 桜

柿の若葉はつやつやとして、やわらかい緑の色。

 

若葉

 

青空に 

青空に 

 

山の日なたには、桜が咲いていました

山の日なた

 

姉の家の側で、山菜とり\(^o^)/

“ 山笑う ” と言う季語があるそうですが、おだやかな陽ざしを浴びながら

山の中で、気持ちいい汗をかきました。

 

そして‥、いつも思うのは

芽吹きの色が集まって、山全体がやさしい色に包まれるこの季節を

絵に描けたら‥と。

 

ふっくら わらび

ふっくら わらび

 

アク抜き用に、友人の家のストーブで出来た灰を分けて貰い準備は万端 です(^_^)v

 

東京の友人に少しと、四国に住む親戚にも春をお届けしました。

佐渡の風景を思ってもらえたら、それでいい (^u^)

 

新年度の初めの一日目。 

春の陽気に誘われて、佐渡では人の往来が賑やかになってきました。

 

佐渡の柿餅本舗は、今日から7年目を迎えます。

 

Uターンして半年目に、やるからにはキチンとしようとの思いから、

4月1日をスタートの日としようと、保健所の許可をとり、事業を開始しました。

どうなるものかさえ想像できない状態でしたが、「先ずは始めること」 の思いから

柿餅つくりを始めました。

当初は、「柿餅」って何?

あぁ 知ってる、あの豆の入ったお餅ね、という具合に、かけ餅やかきもちと

混同されたりしておりましたが、最近では、少しは認知されるようになってまいりました。

 

今は、土曜日と日曜日に しままるしぇ で販売することをメインに、

佐渡汽船や、インターネットでの販売を、しなしなとやらせていただいております。

干し柿を餅に搗き込んだ 柿餅を 「作り続けて、伝えること」 が、大切と思っております。

 

柿餅

柿餅

 

佐渡の柿餅

佐渡の柿餅

 

003

 

福くる巻き 柿ブラチョコ

福くる巻き 柿ブラチョコ

 

佐渡の柿餅 POP

佐渡の柿餅 POP

 

原材料は ぜ~んぶ佐渡産、夫婦二人の手作りの餅。

どこにもないけど ここにある

食べたらほっこり、ほんのり

干し柿がいる

 

佐渡の柿餅本舗、初心に戻って、これからもコツコツがんばってまいります。

 

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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