1. おけさ柿日記

六月第一週目の土曜日、とても肌寒い日。

雨がざぁ~と降ったり、強い風が吹き荒れたり、陽が射しこんだり、目まぐるしいこと。

そんな今日も途切れることなく、お客様がお訪ね下さいました。

 

しままるしぇ で、いつも一緒にお客さまをお迎えし、

古布の良さを紹介をしている春子さんの、春ちゃん工房です。

 

布 ブローチ 松ぼっくり と 布

布 ブローチ 松ぼっくり と 布

 

春ちゃん工房は手作りのぬくもり、色をいっぱい使って楽しく・・・。

 

布ブローチ

布ブローチ

 

服の襟元に、夏の帽子に飾ったり、髪かざりにも。

やさしい布の色です。

コースター

コースター

 

蕎麦ちょこ いろいろ

蕎麦ちょこ いろいろ

 

古布の端切れ セット

古布の端切れ セット

 

裂き織り コースター

裂き織り コースター

 

あけびのバック 山ぶどうのバック

あけびのバック 山ぶどうのバック

 

藍染めの古布や絣(かすり)の布をリメイク、デザインが大胆で自由な服が魅力です。

半纏や、貴重な和服生地のパンツや上着。

チクチク刺し子の上着、小物など‥盛りだくさんの作品たち。

羽織ってみたり、手にとってみたり。 どうぞ、自由にごらんください (^_^)v

 

そして、私たち柿餅本舗もニューフェイスが続々・・・。

 

柿餅  黒焼き玄米茶

柿餅  黒焼き玄米茶

 

玄米茶 柿の葉茶

玄米茶 柿の葉茶

今年の柿の若葉で、“ 柿の葉茶 ” の新茶ができ上がりました。

 

えごま餅 干し柿

えごま餅 干し柿

えごまの香りが香ばしい、えごまのかき餅は、私たちだけのオリジナル。

よもぎ餅  えごま餅

よもぎ餅  えごま餅

 

えごま の おかき

えごま の おかき

 

柿餅

柿餅

 

定番の柿餅も、ご指名でおいでくださるお客様が増えてきました。

 

佐渡の新名所「しまふうみ」で、ランチやコーヒーで、海の景色を楽しみながらくつろぎ、

その傍らの「しままるしぇ」では、

毎週、土曜・日曜に、春ちゃん工房と柿餅本舗がお待ちしています。

 

五月の空は、こんなにも清々しい。

 

眩しい朝日が射しこむ明るい加工所で、仕事できることは幸せです。

加工所の入口に、頂きものの日めくりのカレンダーがあります。

毎朝一枚ずつめくっては、今日は大安、大潮、なんだ~

なんて具合に、新しい一日が始まります。

 

日めくりカレンダー

日めくりカレンダー

 

この日、東京では、三社祭り。奈良では興福寺薪能 唐招提寺うちわまき ‥

各地のお祭り 年中行事 名言 格言 月齢 旧暦 二十四節気 など。

情報がぎっしりと詰め込まれていて、面白いことに気づきました。

 

名言

名言

 

格言

格言

 

同感します

同感します

 

新年の始めの頃は、つい日めくりのことを忘れてしまうことがありましたが

今では、習慣になってきました。

 

昔むかしの頃、爺さんが「今日は、一粒万倍だよ」とか、言いながら

カレンダーをめくっていたのを、思い出します。

人と人との距離感や、じっくりと継続することの大切さ、

生き方の戒めや励ましなどの言葉に、同感したり、コツを教えられたりしています。

 

ちなみに、今日は、昭和でいうと92年、旧暦では4月27日。

人生訓 下手は上手のもと なり。

ガールスカウトの日 だそうな。

 

白つめ草

白つめ草

 

つつじ

つつじ

 

田んぼのあぜ道には、白つめ草。

庭にはつつじが咲いたので、おまけでUP (^_^)v

 

GWが始まりました。

五月の光は、きらきらと眩しく爽やかです。

「 わらびが丁度いい頃だよ。早めに採りにおいで 」

姉から電話をもらいましたので、山菜採りに羽茂へ行って来ました(^_^)v

 

菜の花 と 桜 柿畑

菜の花 と 桜 柿畑

陽ざしがあふれて、穏やかな風景。

淡い色の組み合わせの、里山の春。

おけさ柿の若葉

おけさ柿の若葉

枝先の若葉が、生き生きと伸び始めてきました。

田植えの準備

田植えの準備

田んぼも、田植えの準備が整っています。

耕運機 チューリップ

耕運機 チューリップ

畑の準備に活躍した、ハウスの中には耕運機。

青空と急斜面の柿の木

青空 急斜面の柿の木

 

いよいよ若葉が揃い、おけさ柿の成長が活発に。

農家は、田んぼや野菜畑に苗を植え付け始めました。

佐渡のGWは、農作業に忙しくて、ゆっくりしておれませんが、

みなさん、実に楽しく仕事に励んでいるように見えます。

餅米入り塩糀
今年の分を仕込みました。

餅米入り 塩麹の仕込み

餅米入り 塩麹の仕込み

 

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物

餅米を蒸かしたものを、少し冷まし、塩と糀を混ぜ合わせます。

餅米が塩糀と馴染むまで、時々には混ぜ合わせて、しっとりするまで二か月くらい。

時間を待ちますと、おだやかでふくよかな餅米入り塩麹ができ上がります。

 

☆。。。。。。。。。。。。。。。。☆。。。。。。。。。。。。。。。。。☆

三週間後 

三週間後

三週間後、しっとりといい具合になってきました。

 

地元の野菜を 漬け込み

地元の野菜を 漬け込みます

野菜の漬け物や、魚、肉などの下漬けに・・・。
ほんのり甘い塩糀です。

持ち寄り料理に、旬の野菜を漬け込んで(^u^)

飲み会の、おつまみにも出番が多くなります。

料理が苦手な私の、心強い「相棒」

夏には、茄子やラディッシュ、キュウリ、蕪など

色鮮やかな野菜たちが豊富に出まわりますので

ますます、餅米の入った塩糀の活躍が多くなります。

冬に仕込んで、一年中楽しめる家庭の味。

冬の仕込み作業を済ませ、また一つ安堵しました。

このたび、佐渡の柿餅本舗が「サドメシラン認定店」と なりました。

「サドメシラン」とは、

佐渡産の食材を積極的に取り扱う飲食店、ホテル等を認定し、

お店をアピールすることにより

佐渡市内生産者の販路拡大と、佐渡ファンを作る取り組み。

佐渡飯 (サドメシ) が駆け巡る (RUN  ラン) との願いを込め、

認定基準をクリアした店舗を「サドメシラン」と名付けたものです。

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物

 

認定店は、東京都86店舗、神奈川県4店舗、千葉県2店舗、埼玉県4店舗、愛知県4店舗。

そして新潟県では、21 店舗となっています。

佐渡島内では、ブリカツ丼提供4店舗と、地産地消の店 2 3 店舗の合計27店舗が

「 サドメシラン 」認定店になっています。

 

佐渡の柿餅本舗では、“ ぜ~んぶ 佐渡産 ” の原材料で、製造しています。

特に柿餅は、佐渡で古くから作られてきた伝統の食文化ですが、作られてきた地域が限られていたことや、製造工程に工夫が必要なことなどから、現在では、柿餅を作る人が非常に少なくなっています。

私たちは、月曜から金曜日は八幡町の自宅・加工所で製造し、土曜・日曜日はしまふうみ敷地内の「しままるしぇ」で柿餅を試食していただいたり、販売をしています。

佐渡島内の人や、旅行で佐渡を訪れた人、佐渡にゆかりのある人などに、出来るだけ多くの人達に、柿餅の食文化を知っていただきたいと願っています。

 

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

最近の記事

最近のコメント

アーカイブ