1. おけさ柿日記
今日は
柔らかいヨモギの新芽を摘みに
山へ出かけてきました
何度も水で洗ってから
重曹を鍋に入れ、アク抜きをします
それを、水で洗い流し
アク抜きが完了した、ヨモギを絞ります
春の楽しみである《よもぎ餅》には、
この、摘みたてのヨモギがたっぷりと搗き込んであります。

自画自賛ですが
香りが豊かで美味しいのですよ。
よもぎ餅 
定番のきな粉 粒あん で。

香りと、新鮮なよもぎの色を楽しんでいただこうと
親戚や友人に、山の春をお届けしました。
残ったのが、美しいヨモギの絞り汁。

このヨモギの深い緑色の絞り汁を
草木染めに生かしてみたいと
いつも思っていました。

そこで
初めての挑戦をすることに。
洗濯した木綿の布に
しっかり染色できるように、ヨモギ汁で煮ます
その後、ミョウバンを溶かした鍋で煮て
色を定着させました
乾かしてみると 淡い 淡い 蓬の色。

間仕切りカーテンが完成しました。

自然の色は、なんて美しいのだろう
気分がUP⤴⤴します。


初めての草木染めは、すべてが自己流。


本来の深い蓬色には、
あと何回の染めを重ねたら、近づけるのでしょうか?

6月の梅干しを漬ける時には
塩揉みした赤紫蘇の美しさに
いつも見入ってしまいます。


いにしえの人が《紅花の赤》に惹かれたり
《藍染の青》を大切に守り続けてきたことが理解できます。

木の根っこから色を取り出したり

桜 椿 牡丹 などの花びらを
集めて季節の色を楽しむことも。


植物から生まれる美しさを求めて
あれこれと、色探しの工夫をし続けてきたのは
純粋に楽しいから。

子どもの実験室のように、いろいろ試してみたくなります。

GWの行楽シーズンを迎えて、世の中は賑わっています。

佐渡の農家にとっては
今こそが、一番に田植えで忙しい毎日。
活躍するのは、力強いトラクター
田んぼの土が似合っています。
4/6 実家の種籾蒔き手伝いに。
苗箱を、育苗ハウスに並べました
ハウスに水を入れて、苗を育てます
およそ、30日後
5/4 田植えの日を迎えました
健全に育った佐渡産コシヒカリ苗は
田んぼへのデビューを待っています

先輩からは
「苗半作」「苗代半作」と言う言葉を教えてもらいました。

農業・稲作・園芸の言葉として
良い苗を育てることは、とても重要なことで

よい苗で田植えが始められることは
「半分は成功している」ことを意味するのだそう。
私達は苗箱を運ぶ作業を手伝います。

地味ですが、
効率よく仕事を進めるための、大切な応援です。
 
五月晴れの空のもと、さわやかな気分でした。

やわらかい畦を歩く一日は、
腰にも足にも、チョットきつい作業ではあります‥
この後、田んぼに《》からの水を引き入れて
田植え終了です。

私は、食事とおやつ当番を担当していて

田植え作業の大切な日を祝う気持ちで
お赤飯を準備しました。
小豆と黒米(古代米)入り お赤飯
しっかり食べて、気持ちよく働く日(^O^)
昨年の稲作は、異常気象・高温障害のために
お米の品質や収量が減少し、困った影響が深刻でした。


今年は、穏やかな天候に恵まれて
お百姓さんの努力が、報われますようにと願っています。

田んぼに植わったばかりの苗は、か細くひ弱にも見えますが
3日もすれば、しっかり根付き始めます。

逞しく育ってね。

農家にとって大切な
田植え》が無事に終了し安堵しました。

ありふれた表現しか思いつかないのですが、
五月の空は、なんとさわやかなのでしょう(^O^)
柿の葉が、光を集めて輝く時。
一枚いち枚の葉は、日ごとに大きく広がってゆきます。

まだ、芽生えたばかり淡い緑色は
生命力にあふれていて、たくましく美しいと感じます。
隣の畑では、
枝が上に伸びるのを調整しようと
重石がわりの瓦が、ゆらゆら。
牡丹が、咲き始めました。
この時期の庭の主役は、伯母さんの自慢の牡丹。

「来週には、
“ 黄色 ”も咲き始めるから観に寄ってね」

はぁ~い 楽しみ 楽しみ。
石楠花

この家の主人は、この色が好きらしい。

晴れの日が続いています。

そろそろ、八重桜の頃
ご近所の桜を巡ってきました。
つぼみが まだたくさん残っています
羽茂にて

遠くからもよく見えている桜なので
道のすぐ近くまで近寄って、枝垂れ桜を拝見。

三春の滝桜には ‥ まだ まだ及びませんが
桜のドームには、やさしさと華やぎがあります。
畑野にて
傍には、休憩所も設けられています。

「この散歩道が好きでね」と、友人とバッタリ。
花は、人を呼びますね。

酒蔵「真野鶴」さんの学校蔵にて

友人が、私たちを訪ねて来てくれました。

廃校になった小校校を
酒蔵として、新しく活用しています。

学校の庭には桜がよく似合います。
高千の診療所の駐車場にて
定期的に、診察を受けに通っています。

いち病を持って、診療所に通ってきているのは
みなさん同じなのですが

やさしい色の、八重の桜を見上げては
「いいお花見ができました」と、笑顔に。
桜 桜 さくら

特別な名のある桜ではないですが
花は “ 桜 ”

春の桜を待ち、おだやかな気持ちになれるのは
どなたもが同じようです。
明るい陽ざしにあふれる日でした。
淡いグラデーションが連なる、芽吹きの季節。
柿の新芽も、艶やかに輝いてピカピカ。
木の名前は ???ですが
白い小さな花が清楚。
田んぼの畦に軽トラが・・・
田んぼの耕起も始まりました。 
あちらこちらの山の中にも、桜が目につきます。
冬には落葉し、地肌を見せていた山々は

春を迎えた今
木々はそれぞれの個性を見せ、若葉のモザイク模様が完成。

やわらかい芽吹きの色と、美しいシルエットに変わってきました。
日毎に、緑の分量が増しています。
たんぽぽの綿毛が、おひさまを浴びて
そよ風が吹いたら、今にも飛びたちそう。

佐渡の里山の風景は
生まれたばかりの、生命力に溢れた春です。

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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