1. おけさ柿日記

大佐渡の山々が、頂上の方から紅葉し始めました。

 

佐渡名産・おけさ柿の取り入れが、最盛期になっています。

籠にいっぱい 柿 柿

籠にいっぱい 柿 柿

 

おけさ柿 撰別

おけさ柿の 撰別

柿の色づき・サイズ・形・キズや虫食いの有無などを撰別し、コンテナに区分。

 

柿色

柿色

続けて佐渡を通り過ぎた、台風による塩害が柿畑によっては発生しています。

 

高い枝は 機械に乗って

高い枝は 機械に乗って

収穫真っ最中の畑では、機械に乗って柿もぎ。

今年は天候の影響で、柿の色づきが10日くらい早まっているとか。

 

晴れの続くこの数日中に、仕事をはかどらせたいと畑でキビキビと働く姿を見かけました。

今年は、台風や日照りの影響を強く受けているそうですが、

私たちの目からは、例年と同じように順調に収穫が進んでいるように見えます。

 

昨夜から今日の午前中は雨の予報でしたが、今朝は気持ちよく晴れています。

佐渡は、お祭りの島。

 

島の10の市町村が合併し、佐渡市となったのが2004年3月。

佐渡市となってからも、旧の町・村ごとにお祭りが催されていますので、

いつも、何処かでお祭り。

 

相川 善知鳥神社 太鼓組み

相川 善知鳥神社 太鼓組み

10 月19日 相川まつり 善知鳥(うとう)神社

 

烏帽子をかぶり 枡を持って舞う 豆まき

烏帽子をかぶり 枡を持って舞う 豆まき

 

獅子組み

獅子組み

 

下り羽会

下り羽会

太鼓と笛の音にひかれて、通りに出てみると元気な子供たちが(^_^)v

 

一ヶ月前から、子供たちは、笛や太鼓を練習してきたそうで、

家ごとに門付けしてまわり、「 おめでとうございます」の 挨拶。

お祭りに参加し、太鼓を打ち、笛を吹き、小さな子供は提灯を捧げて町中を回ります。

祭事ごとゆえ、神妙に、礼儀正しく、誇らしげ\(^o^)/

 

翌 10 月20日は、四日町まつり

 

佐渡病院では病院祭 山野草の会 諏訪参道オープンマーケット ぼた餅まつり‥など

今日だけでも、あちこちで、お祭り おまつり。

収穫祭あれこれ‥ お祝いのご馳走を作り ご接待し、楽しみます。

 

10  月 21日 は、椿尾集落の能の会

 

椿尾 能の会

椿尾 能の会

 石工の里 椿尾の能舞台で  狂言と能

 

入り口には 六地蔵さま

入り口には 六地蔵さま

真野能楽会による、能 かつらぎ が、演じられる予定。

 

太鼓・笛・能・狂言 芸能の島の秋

この日は、子供もお祭りの主役 \(^o^)/

 

地域に住む人達の生活の中に、当たり前の行事として、淡々と伝わる島。

特別な人たちではなく、ごくごく普通の人、私たちの知人・友人達が、太鼓を叩き、舞う。

地域の要を担う、お祭りの日。

秋晴れに恵まれて、よかった。 お祝いの響きが聞こえています。

 

秋晴れのおだやかな陽ざしがうれしい、貴重な一日。

急に空気が乾いてきたようで、肌に保湿のクリームが欠かせない感じです。

 

 

新米のもち米 ( 黄金餅 ) で、先日に続き、もう一度お赤飯を作りました。

黄金餅米 黒米 ささげ 栗 

黄金餅米 黒米 ささげ 栗

この秋の材料が揃ったので、

家族みんなで、今年の収穫を祝いました(^O^)

 

栗いっぱい

栗いっぱい

準備が完了

前日に、ささげを少し硬めに煮て、豆と煮汁に分けておきます。

 

お赤飯には小豆を入れるのが普通ですが、胴割れしないようにウチでは、ささげを入れます。

煮汁に、もち米を浸して一晩。

古代米・黒米の玄米も一緒に浸すので、ダブルのポリフェノール効果で餅米に色が付きます。

途中で、二~三回シト ( 打ち水 ) を打ちながら、蒸すこと一時間。

 

熱アツのうちに、おむすびにしました。

秋のご馳走を、温かいうちに食べてもらえるよう、友人にもお届け (^_^)v

何故かお赤飯の中の栗は、特別にホクホクとして美味しいのです。

 

菜飯 栗おこわ

菜飯 栗おこわ

大根のやわらかい間引き菜は、茹でて、刻み、塩をマブシ、きつく絞ります。

 

炊きたてのご飯に入れて、握りました。

子供の頃には、菜飯がおいしいなんて感覚はなかったのですが‥

今いただくと、新鮮な感動を覚えます。

季節によっては、せり・春菊などの香りの葉物を入れて、楽しむことも(^u^)

 

素ぼくな、素材の、食の大切なおおもと。

素にして上質、と言う言葉が、しっくりきます。

 

まだ、ストーブを点けるほどではないけれど‥少し肌寒く感じる朝になってきました。

先日米摺りをした、コシヒカリの玄米を精米しました。

 

新米ご飯 いただきま~す

新米ご飯 いただきま~す

まず、新米のお味見(^u^)

透明感のある小粒なお米は、ふっくら、一粒ずつが優しい甘みを感じます。

 

素にして上質

食の原点‥飽きのこない大切な農業の恵み。

 

美味しいお米を、友達や親戚のみなさんへ(^-^)

この一年を元気に過ごしていることのご挨拶を兼ねて、新米をお届けすることにしています。

佐渡の お米

佐渡の お米

精米したてのコシヒカリを、袋に詰めてお送りする準備

 

家では、精米機で白米にしたり、七分搗きにしたりして楽しんでいます。

精米機で

精米機で

 

精米したてを、炊飯。

炊飯

炊飯中

 

コシヒカリは、少し冷えても美味しいので、

私たちは出かける時には、塩むすびにして持参しています。

素朴なご飯には、漬け物・味噌汁・魚・肉・野菜の煮つけ、なんでも合いますね。

 

稲作りの手伝いに通い、少し汗をかきました。

新米コシヒカリを、お届けしま~す。

どうぞ

お召し上がりくださいね(^。^)y-.。o○

 

米作りの最終作業は、米摺り。

天気の良い日と、人手の揃う土曜日を選んで、作業を手伝いに実家へ。

 

籾ガラの山

籾ガラの山

 

助っ人たち 

助っ人たち

機械の動く音や、流れる籾の動きを見守る助っ人君たち。

 

コシヒカリ新米 

平成30年度 佐渡のコシヒカリ新米

GIAHSに認定された、米作りの島のお米

 

コシヒカリ玄米

出荷を控えて、最終作業の袋詰め

 

認証米のマーク

認証米のマーク

 

米摺り 終了

米摺り 終了

米摺りを無事完了\(^o^)/

 

今年は、夏の苛酷な暑さが続き、お米の収穫量に影響が出たそうですが、

家族が安心して毎日いただける、お米が出来ました。

 

新潟県のお米は、魚沼産のコシヒカリが有名ですが、

佐渡のお米は、食味試験で「特A」を維持し続けていることをご存じでしょうか?

 

実家のお米も山あいの、お水のきれいな田んぼで作られている美味しいお米。

私たちは、農作業の忙しい時や、人手が必要な時にだけ手伝いに参上する、

農業は素人の助っ人ですが、収穫が無事にお終えられたことに安堵しています。

 

おかげさまで、

我が家の飯米一年分、佐渡産コシヒカリを分けていただきました\(^o^)/

 

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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