初冬の雨が、冷たく降り始めました。
いよいよ、冬支度を急がねば (>_<)
今週は、イベントが続いています。
11月23日は勤労感謝の日。
一年間の収穫を祝う新嘗祭でもあり、祝日でもあります。
JA羽茂が主催する、第15回「うみゃあもん祭り」に出店。
柿餅屋さんはその日のために、忙しく準備をしてきました。
開会式
ただいま、左手奥にて、組合長が挨拶中であります。
続いて、おけさ柿生産者の表彰式
生柿の部・アンポ柿の部、それぞれに親戚の叔父と甥が優秀賞を受けました。
生柿生産の部
シャッターチャンスを逃してしまって‥ ‥
アンポ柿の部
今年は、酷暑さが続きました。
佐渡は台風のコースに三回も当ったので、塩を含んだ風に被害も出ました。
気候に左右されつつも、熱心な柿農家さんばかりです。
その中で、品質の優れた生産者の賞を受けられることは名誉なこと\(^o^)/
「うみゃあもん祭り」では、生産グループごとのブースに分かれ販売をしています。
自然薯 組合
自然薯
東京暮らしの伯父にプレゼントしようと、「うみゃあもん祭り」で、貴重な自然薯を予約。
箱に画かれた自然薯の絵に味わいがあって、特別なサイズです。
おけさ柿・ルレクチエ 果樹生産部会
おけさ柿
ルレクチエ
手作り お母さんの味
手作りの お煮〆・団子・稲荷寿司・炊き込みご飯・山菜の漬け物なども。
トン汁サービス
婦人部会のトン汁やヒーローショー・バルーンアートなどのサービスも用意されています。
天気予報では雨が心配されていましたが、なんと、祭りの間には光も射してきて
奇跡のようでした(^u^)
羽茂のみなさんが総出で、盛り上げる収穫祭\(^o^)/
お客様にも楽しんでいただき、盛会となりました。
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11月18日 ( 日 ) 地産地消まつり
サンテラ佐渡スーパーアリーナに於て 10:00 ~ 14:00
野菜いろいろ
塩の加減絶妙 稲鯨の魚
佐渡乳業
チーズの味噌漬け ( モッツッアレラ・カマンベール・ゴーダ )
真野 地場野菜 菜菜きて屋
JA佐渡 女性部
佐渡kids 生きもの調査隊
kids達による 自然栽培米
田植え~稲刈りまで、子供たちが農業体験し、育てた自然栽培玄米。
毎年、柿餅本舗も出店しています(^-^)
柿餅本舗 よもぎ餅 ゆず餅 柿餅
お餅 各種
えごまかき餅 柿もち 古代餅
大勢のお客様に、試食をしていただきました(^u^)
コシヒカリの玄米を3時間焙じた黒焼き玄米茶や、柿餅・おかき など。
保育園児の太鼓
保育園児が元気に盛り上げてくれた、オープニング。
大きなイベントが二つ続きました。
イベントは、たくさんのお客様とお話できる、とても大切な機会です。
「ああこれこれ、美味しいね」「大切なお友達へお土産に」など
励ましの言葉をいっぱいいただきます。
柿餅屋さんをやっていて良かったな、と思う瞬間です。
11月19日 おとなの遠足に参加して、第三回目。
多田・丸山地区を探訪。
世阿弥の歩いた笠取峠の紅葉の道 を、歩きます。
前夜半から強い雨が続き、当日は50%の雨予報が出されています。
山道は、大丈夫かな~。
出発地点の丸山地区・平泉寺に、マイクロバス2台で10時に集合。
参加者・40名
お参りの後、いつものように足の筋肉を柔軟体操、肩も腰も伸ばし、深呼吸。
平泉寺
ありがたいことに、雨はきれいに上がってきました(^_^)v
出発~です
金色の松葉を踏みながら
松葉を踏むと、松ヤニの香り。 晩秋ならではの香りです(^_^)/
ワニ清水
佐渡の名水として知られる、ワニ清水。
こんこんと湧き出し、一年を通して水温が11度と安定しているのだそうです。
赤泊の北雪酒造が、年初めにこのワニ清水を汲み、新酒の仕込み水としている事が
季節のニュースとして紹介され、一般にも知られるようになったとか。
笠取峠めざして
落ち葉が重なって積り、きれいに整備された山道です。
トレッキングストックを使いながら
山を吹きわたる風の音を聞きながら、進みます。
笠取峠
笠取峠 ( 標高229m ) の案内板によると、
能楽の大成者、観世元清(世阿弥)が、永享6年(1434年)に、時の将軍義教の勘気を受け、
佐渡に配流になった時、この笠取峠を越えた時の事を
『金島書』に、次のように書いています。
「あくれば山路をわけのぼりて、笠取(借)という峠につきて、駒を休めたり。
ここは都にても聞きし名どころなれば、『山はいかでか紅葉しぬらん』。
夏山のかへでのわくらばまでも、心あるさまにおもひそめき。」
私たちは、足を取られないように、ずうっと足下を注意しながら、
カエデやクヌギの枯れ落ち葉を踏みしめて、坂を登り下りしました。
こんな険しい山道を歩いた72歳の世阿弥の、息使いまで感じられるような気になるのでした。
この笠取峠の細道を、歴史に登場する人物も徒歩で越えていた (>_<)
笠取峠 展望台
展望台からは、対岸のビッグスワンの白い屋根が正面に、右手方向には角田山が見えます。
ゴールは眼下の海洋深層水施設のある、黒根バス亭。
コース図
余談ですが、
世阿弥の波乱の生涯をテーマとした、瀬戸内寂聴さんの小説『秘花』
寂聴さんも、執筆のために幾度も佐渡を取材に訪れて、
実際に、この笠取峠を超えられたそうです。
寂聴さん84歳、85歳の時。
佐渡の郷土史家・磯部欣三さんによって、現地案内・資料の提供などの
全面的な取材協力を得てこそ、作品が完成されたことが知られています。
遅めの昼食は、会場をサンライズ城ヶ浜へ移して。
昼食会
「おにぎりはなしにして、おやつを何か持参してね」と言われた、今回の遠足。
無事に帰って 13:30 から、ようやく、乾杯~(^-^)
11月にして、今年初の、忘年会を兼ねた昼食会。
「おとなの遠足」の納会となりました。
充実した一日
「大人の遠足」の後のビールは美味しく、喉の奥まで沁み渡りました。
今日のコースは山道ゆえに、少しキツメの坂道あり、滑りやすい石ころ道あり。
みなさんと、一歩一歩を踏みしめ、緊張して歩きました。
笠取峠の尾根伝いを登って下りて、本日は約 13,000 歩の遠足でした\(^o^)/
( 12 月は参加者の多くが多忙な時期のため、お休みです )
晩秋を迎えた15日、蕎麦の会とワインで一杯の会にお招きいただきました。
先輩が毎年、「 ボジョレーの解禁日に、集まりましょう」と、
定例の会を開いて下さっています。
楽しく飲めるように、皆さんも仕事を調整し参加しています\(^o^)/
みごとな 手打ち蕎麦
しなやかなのに、しっかりとした食感の手打ち蕎麦
プロの味付け 卵焼き
モッツァレラ チーズ
自家製モッツァレラ チーズ
手本のレシピ
このレシピを参考に、低温殺菌の牛乳で作られたチーズだそうです。
酪農家だけの楽しみ。
くだもの ピンチョス風
昆布〆 刺身
ナッツ 各種
オーブンで焼きたてのナッツを用意しました。香ばしくておつまみに好評でした。
ぜんまいの煮たの
これぞ、田舎のご馳走 (^_^)/
おでん
お出汁は、かますの干したものと昆布。
煮豆
煮豆は冬の常備食でしたけれど、今は作る人も少なくなって‥
きんぴら
根菜類のキンピラも、定番のおかず。
乾杯~
一年ぶりですね。
ようやく、ボジョレー ヌーボーの出番。
新蕎麦・お赤飯も加わって、お腹いっぱい。
今年も会えてよかった。 乾杯~\(^o^)/
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同じ日の夜、
ボジョレーの会は、ゆっくり静かにおしゃべりを(^u^)
角煮 大根
豆いろいろ グラタン
刺身
チーズ 生ハムのカナッペ
乾杯~
体によくて、自宅で育てた野菜で作られた、体も心も温まるお料理ばかり。
天ぷら・ブロッコリーの胡桃合え、キャベツのサラダには特製ドレッシングを添えて
薬草を乾かしたお茶には、アップルパイ。
炊きたてご飯とあつあつ味噌汁‥。
ボジョレー・日本酒・ウィスキー ‥ ‥
おしゃべり・討論・あれこれ・わいわい・笑って・笑って。
しっかり、情報交換。
今日は特別な日。もうお腹いっぱいです。
ご馳走さま~(^-^)
本日、体重は1.5Kgの増量と、相成りました (>_<)
午後から、弱めの雨が降り始めました。
まだ、さほど寒さは感じません。
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もう八十歳はとうに超えているけれど、意欲的に農業に取り組まれ、
若い農業者を熱心に応援したり、アドバイスを惜しまない、ご夫婦をお訪ねしました。
無農薬で野菜を育て、その葉っぱを地鶏の餌として与え、その鶏糞を畑の土に戻す ⇘
⇗ そのことを繰り返しているふかふかの畑から、大根をたくさんいただいてきました。
大根の畑で
やわらかい土から抜き取ったばかりの大根は、葉っぱも大きく美味しそうです。
地鶏たちは、いつもその葉っぱを餌として、ついばんでいるのでとても元気。
私たちは、地鶏の卵を分けていただくために、時々お訪ねしています。
新米コシヒカリの炊きたてご飯に、産みたて卵の「卵かけご飯」は、素朴に美味しい(^u^)
おじゃまする時には飼っている地鳥たちのために、何時も青い菜っ葉をコトコト刻んで。
そして、この卵で、
スポンジケーキ生地のホイップをたてると、なめらかで力強いアワ立ちになるのです。
ご夫婦は、趣味で幾種類もの菊を育てられていて、
温室の中は咲きそろった菊と、豊かな香りに包まれています。
花火 ?
まん丸
色とりどり、形いろいろ
牛若丸
アナスタシア
純白で、静かな品格を感じ、なぜか惹かれます。
いただきました(^_^)v
たくさんの菊の花は、季節を楽しんでもらえるようにと、近くの施設へ、
毎年、寄付を続けていらっしゃるそうです。
この日の午後に運び込みをする、というタイミングでした。
「 元気に働けるうちは、鳥を飼い、菊を作り、野菜作りを続けるつもり 」
「 目標は、85才までは、ね 」
生きものや植物を育てることは、毎日の観察と手入れが欠かせません。
静かな信念を、確かに実践することを続ける強さ‥大切な先輩です。
言葉で示されたことはないのですが、ご夫婦の笑顔に励まされることが多いのです。
気持ちが弱った時など、前向きな気持ちへと、エネルギーをチャージして貰える効果が有ります。
いつお会いしても、意気軒昂\(^o^)/
穏やかなお二人です。(^-^)
立冬 ( 7日 ) を過ぎたのに、まだ、何となく暖かい。
昨日は、20℃を超えていました。
寒さは苦手ではありますが、季節の暦と体の感覚のズレに、居心地の悪さと不安を覚えます。
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10月30日、夜10時34分、待ちに待ったメ-ルが届きました。
発信元は「公益財団法人にいがた産業創造機構」( NICO )
通知内容は、【うまいのセレクション会議の結果】
平成30年度、(公財)にいがた産業創造機構の支援対象商品として推薦する、というもの。
ちなみに、「にいがたうまいものセレクション」のコンセプトは、
「 豊かな風土と伝統の技
アイディアから生まれた温もりの逸品 」
佐渡の柿餅本舗では、創業以来
佐渡の素材を生かした、安心安全の「素にして上質」な製品をと、考えてまいりました。
そして、過去には
☆ 平成26年度に 「佐渡の柿もち」
☆ 平成28年度に 「柿のかき餅」
☆ 平成29年度に 「えごまのかき餅」 が、
新潟うまいもの
それぞれ、うまいものセレクション会議の推薦を受けています。
新潟うまいもの 推薦の4製品
本年度は、まず6月に「佐渡の古代餅」をエントリーしました。
7月には、食の専門家・有名百貨店・量販店のバイヤーさんたちによる第一次審査が行われます。
9月には新潟に赴き、審査される専門家の前で、プレゼンテーションを行いました。
そして、ようやく待ちに待った評価をいただくことができました。
「佐渡の古代餅」についての、評価の内容は、
商品名、キャッチコピー、味、見た目、価格、量目、パッケージ等デザイン、
容器 ( 素材 )、新潟らしさ、原材料、商品の魅力、新規性、競争力、
売れるか、取扱い、など15項目と、多岐にわたります。
そして最後に、販売促進のためのアドバイスが添えられています。
専門家のみなさんからの、審査面での評価や指摘された内容は、かなり厳しいものがありますが、
実践面で参考となるアドバイスや、心温まる評価も数多くいただきました。
佐渡の古代餅 ( のし餅 )
原材料は、もち米 (こがねもち)、黒米 ( 古代米・朝紫 )、塩、ぜ~んぶ佐渡産です。
黒米の玄米を、もち米 (こがねもち) と一緒に搗きこんで、
黒米のポリフェノール ( アントシアニン ) たっぷり、深い紫色のお餅です。
黒米の玄米の粒つぶ食感が楽しく、味わいも深い、「素にして良質な」お餅です。
搗きたて古代餅
推薦通知
黒米は、五穀米に混ぜたり、ほんの少量を白米に混ぜて炊くと、
とてもきれいな薄紫色になりますので、ご飯として楽しむのが一般的のようです。
体に優しく自然と調和した、(マクロビオテック)の考えでは、既に多くの方が実践されていますが‥。
私たちは、生産者の方と黒米・朝紫の含有量による味の違いを試しながら、
幾度も味見を重ね、ココぞと、納得のいく味になるまで分量を増やしてみました。
その結果、このような濃い紫色のモチモチした味わい深い<古代餅>になりました。
もちろん、ほとんどの人が知らない、というか、まったく知られていないお餅ですが、
機会あるごとに、イベントに参加したりして、
古代餅を召し上がっていただきながら、古代餅の美味しさを伝えていきたいと思います。
思えば、10年前、定年を迎えた後、
佐渡に移住してから、お餅や、お菓子を作ってきました。
初めて柿餅をみなさんにご紹介させていただいた時も、
「これなあに?」「へえ~、初めて!」「おいしいね」と言う言葉が
励みとなって続けることができました。
私たちは、自分達で考え、オリジナルなものを作り育てていくことに、
ささやかな楽しみと、生きがいを感じて続けてまいりました。
「佐渡の古代餅」も、出来るだけたくさんの人に知っていただくために、
「素にして上質」という言葉を胸に秘め
初心にもどり、今日から、明日から、しなしな頑張っていこうと思っています。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。