1. おけさ柿日記

ちらちら雪が降ったり、パラパラと音をたててアラレが降ったり。

クリスマスイブは、寒くなりました。

 

今朝、息子からの電話で、新年の集まりに佐渡の銘酒で祝いたいので、

あのお酒と、このお酒を、送って貰えまいか‥とのリクエスト有り。

 

先ず、金鶴さんへ

金鶴さん

金鶴さん

 

銘酒 いろいろ

銘酒 いろいろ

 

地元の釜元 赤水の壺も

地元の釜元の壺も

素敵なたたずまいの、お店です。

 

次は、真野の真稜さんへ

真野 真稜さん

真野 真稜さん

 

ラベルの銘

ラベルの銘

こちらも、おいしいと人気の銘酒。

 

分析して

分析して

醸造途中、分析を繰り返しながら

 

酒蔵の一角には、版画甲子園の大きなポスターが掲示されています。

全国から高校生が参加して、佐渡で開催されている版画甲子園。

佐渡の文化・風土・景色などを三人一組となって、一枚の作品を仕上げる版画の全国大会。

 

真稜さんを取材し制作した、信愛女学院の生徒さんの作品。

前回の文部科学大臣賞に輝いた、「春を呼ぶ もろみの声」

第16回 版画甲子園受賞作

第16回 版画甲子園受賞作

 

真稜さんは、生徒さん達に、お酒の成り立ちや醸造について詳しく説明し、

身支度をキチンと整えたうえで、酒蔵での制作に協力したのだとか。

最高賞の知らせは、生徒さんと共に何よりの喜びになったそうです\(^o^)/

 

真稜 至 山廃純米吟醸酒

真稜 至 山廃純米大吟醸酒

 

真稜 純米大吟醸

真稜 純米大吟醸

新酒の仕込み時ですので、蔵元ならではのいい香りがしています。

 

 

次も真野 真野鶴さんへ

真野鶴さん

真野鶴さん

酒蔵見学ができ、試飲もできて観光客で賑わう蔵元さん。

海外への販売や発信に、熱心に取り組まれている酒蔵。

 

廃校となった旧西三川小学校に、醸造の施設を造った真野鶴さん。

「学校蔵」で、お酒を醸造しています。

酒造りを学ぶための、一週間の体験入学も実施しています。

ファンの拡大に、いろいろな工夫と活動をされています(^-^)

 

真野鶴 人気のお酒

タヌキさんの横には 人気のお酒が並んで

 

蔵元の 酒粕 

各蔵元の 酒粕

三つの蔵元さんの、酒粕が揃いました。

 

金鶴さんの酒粕には、保存の仕方や、レシピも添えられてます。

酒粕のレシピ紹介 金鶴さん

酒粕のレシピ紹介

 

こちらは、酒米に麹をつけたもの。

酒米に 麹

酒米の 麹

 

金鶴さんの麹で、甘酒を作ってみたことがあります(^u^)

麹が甘さと上品な旨みを醸して、滋養豊かですっきりとした美味しさ。

レシピが付いていますので、初めてでも簡単においしく作れます。

 

何回も作ってみて、更にファンになりました。

 

銘酒 が 揃いました

銘酒 が 揃いました

仲間が集まれば地元のお酒で、先ず、乾杯。

その時ごとに親しみをもって地酒が選ばれ、飲まれているようです。

 

「 佐渡のお酒を、飲み比べてみたい‥。佐渡の酒の紹介もしたい。」

素朴で贅沢な依頼があってこそ、

蔵元巡りをする、今日はいい機会となりました(^-^)

 

地元の人たちは、

金鶴の風和が好き、真稜の山廃仕込みが好き、真野鶴の大吟醸が好き‥派はそれぞれあれど、

蔵元の個性や、醸造の仕方、仕込み水のことなど、

すぐ側で見ていて、知っていて、愛されているお酒ばかりです。

 

30分もあれば、ぐるっと蔵元巡りができるなんて(^O^)

こんなに身近なところで、地元のお酒が買える幸せを改めて気づきました。

佐渡で育んだ酒米と、仕込み水の良さに恵まれた銘酒。

 

代々続く酒蔵を訪れてみて、蔵元の懐の深さ、歴史の豊かな重み・柔軟さを感じました。

ゆっくり静かに、なごやかに賑やかに、お酒はいつもその中心にあります。

時には孤独をなぐさめ、友人と杯を重ねれば更に楽しく、

新しい出合いの時には、やさしい掛け橋となってくれるお酒。

 

うらやましい魔法の水、旨い水を作る現場では、

職人さん達がきびきびと立ち働き、活気が伝わってきました。

 

さっそく、黒ネコさんへ持ち込みましたよ。

明日には、届くはず (^。^)y-.。o○

 

ど~ぞ、楽しんで下さいね。

 

冬至と言うのに、今日の佐渡ははおだやかな日でした。

 

10月に、金井の能楽堂でコンサートを開いた、

田村優子さんが、再び佐渡へ来てくれました(^_^)v

 

優子さん ミニLIVE

優子さん ミニLIVE

佐渡・相川で育った田村さん。

地元のお店で、特別な演奏会を開いてくれました(^_^)v

 

佐渡おけさ から

佐渡おけさ から

篠笛の佐渡おけさ

哀調をおびて、強く、やさしい響き。

つつみ込まれるような、低く、静かにゆらぐ音色。

 

篠笛 二重奏

篠笛 デュエット

篠笛奏者・狩野泰一さんの兄妹弟子である、藤井さんと二重奏(^u^)

 

楽しかったね

楽しかったね

 

☆。。。。。。。。。。。。。。。。☆。。。。。。。。。。。。。。。☆

 

翌日は、所を変えて、八幡町の優游亭で。

 

演目をさらに広げて、演奏会を開いてくれました。

しっとりと 雪割草 から

しっとりと 雪割草 から

師匠である狩野泰一さんの篠笛演奏で知られる、雪割草。

 

優子さんの 佐渡蛍

優子さん自身の曲 佐渡蛍

その他 童謡・唱歌 をメドレーで。

 

砂山‥ 海は荒海 向こうは佐渡よ~ かもめ鳴け鳴け もう日は暮れた~

ウサギ追いし かの山~小鮒釣りし かの川~‥ふるさと

夕焼け小焼けの‥赤とんぼ などなど。

圧巻は、演歌‥ 天城越え~ ドラマチックに歌い上げて \(^o^)/ クレッシェンド ⇗ ⇗

 

天城越え 熱唱中です

天城越え 熱唱中です

レパートリー豊富で、みなさんを楽しませてくださいました(^v^)

 

ようこそ \(^o^)/

ようこそ \(^o^)/

ミニLIVEの後は

歓迎の昼食を一緒に囲んで、幻の酒「上弦の月」も加わり、

ゆっくりおしゃべりをして・・・。

 

ありがとう

ありがとう 優子さん

西日が傾く頃、いよいよ今日は、お別れ。

笑顔、笑顔。たくさんの笑顔が広がったミニライブでした。

 

夜半から、嵐の一日。

降ったり止んだり、雷の後には陽ざしがさしたり。

 

時間が空いたらジャムにしようと、西三川のくだもの直売所で買って置いたグラニースミスと花梨。

 

ジャム

ジャム

青りんごの、グラニースミス

 

煮詰めて

煮詰めて

ジャムには紅玉が人気ですが、このグラニースミスも程よい酸味と食感のある青い林檎。

アップルパイの中身用に(^-^)

以前に作ったジャムは水分が多く、パイの台が軟らかくなってしまったので、

今回は煮詰めました。

見た目はすっかりつぶれてしまいましたが、味はイイ具合に出来あがりました。

 

アップルパイ

アップルパイ

さっそく、焼いてみました(^。^)

 

続いて、花梨ジャム。

 

花梨

花梨

皮が黄色くなり、皮の表面もヌルヌル、ベトベトになりました。

丁度いい追熟ぐあい。

 

種も入れて実を煮る

種も入れて実を煮る

花梨の香り、匂い、が台所中に充満

 

ザルに鍋の中身を入れ、ゆっくり煮汁の落ちるのを待ちました。

写真を撮るのを忘れてしまいましたが、砂糖を加え汁をゆっくり煮詰めます。

 

ルビーのような

ワインレッドのような ルビーのような

煮詰めて、煮詰めて。

のど飴のように、今回は濃いめの仕上がりにしました。

咳止めや喘息などに、効き目があると知られている花梨ジャム。

 

昨年は、ギューと布で絞ってから煮詰めましので、少し渋味が強めでした。

喉の効き目成分はこちらの方が多いかも‥、なんて。

素人は思うのですが、本当のところはどちらなのでしょうかね(^u^)

 

ちょうど一週間前のこと、

NHKのラジオ製作会社から、連絡をもらいました。

 

12 月 17 日 (月) のNHKラジオ第一 「サンドイッチマンの天使の作り笑い」という、

番組の中で、佐渡の柿餅を紹介したい由(^u^)

ついては、“ 代金着払いで、柿餅を送って欲しい ” というもの。

 

「日本全国Aマッソのうーまっそ」という、日本全国の珍しいグルメを紹介する

コーナーが番組中にあるのだそうです。

 

いよいよ当日\(^o^)/

 

放送の時間帯は、午後 9 時 45 分ごろからと言うことでしたが、

1時間も前から、NHKらじる★らじるをパソコンで開き、

サンドイッチマンや若手お笑い芸人のトークを聞きながら、待ちました。

 

「日本全国Aマッソのうーまっそ!! 」のコーナーが始まると‥

内容としては、およそ 5 分間(^-^)

 

あっという間の放送でしたが、柿餅が全国放送で紹介されるなんて\(^o^)/

柿餅本舗としては、たいへん大きな出来事であります。

 

柿餅や説明書などをお送りすると、後日には、「台本」まで送って下さいました。

台本 こんな感じです

台本 こんな感じです

そして、そして、さ~すがNHKさん。

 

柿餅本舗の名前は放送されなかったのですが、

翌日には、北海道の方から問い合わせと、ご注文をいただきました(^。^)

 

地方の、ごくごく限られた地域で作られている“柿餅”を発見して下さって、うれしい (^。^)

自分達の思うところを、こつこつ 10 年間続けていると、

何処かで

「 見ていて下さる方がいる 」 と、励まされる思いがした出来事でした。

 

師走 (^-^)

なんとまあ、こんな穏やかな陽射し恵まれたイベント日和になるなんて(^。^)y

 

年末に、さど食の陣が開催されるのは今回が初めてのこと。

観光シーズンでもないし、祭りを盛り上げる地元の太鼓も民謡も無いイベントの開催です。

 

いらっしゃいませ

いらっしゃいませ

出店者は30舗を超えて、賑やか。

 

お味見をど~ぞ

お味見をど~ぞ

いつものように、お客様にお味見をしていただきました。

声を出して、にぎやかに。

 

出店者 要項

出店者 要項

忙しくなってきて、それからの写真は撮れず、記録はありません(>_<)

 

会場の前日の設営、“ 食の陣 ” 終了後の撤収作業も参加者で行いました。

当日は、それぞれのお店が忙しいのですが、出店者のみなさんと挨拶をしあって和気あいあいに。

ほぼ地元の方しか来られないこの時季に、初めて開催された“さど食の陣”でした。

 

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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