1. おけさ柿日記

おとなの遠足   2 月 25 日

 

両津・大川と水津を訪ね、姫崎灯台 ~ 風島弁天を散策

( 半月ほども前のことで、遅くなってしまいましたが )

 

当日は、冬とは思えないほどの陽ざしに恵まれ、遠足日和に (^_^)v

車に分乗して両津・大川集落、朱塗りの橋が目印しの津神神社に。

10 時、集合。

 

津神神社 橋

津神神社 橋

 

石を抱く松 鳥居

石を抱く松  鳥居

みごとな根っこ

 

津神 神社

津神 神社

 

 

大川集落全体で、2008 年から町おこしの一環として始まった、

街並みの “ 版画の村 ” 活動の作品を見学。

 

集落で暮らす逞しい生活ぶりと、人をモデルに、集落の人が制作。

愛情をもって、素朴に。

 

街並みの版画アート

 

版画の大川 美術館

版画の大川 美術館

 

 

版画 プレス機

版画 プレス機

大きな版画専用プレス機械です。

 

集落の版画カレンダー

集落の版画カレンダー 10年分

和らぎ美術館内

 

あちらにも、こちらにも。

集落の家ごとの壁に、村の暮らしぶりや、祭りのようす、村の風景など。

馴染みのある生活が、版画に表現されています。

 

特殊なフィルムにプリントした作品を、アルミパネルに加工し、

水や熱に強く、劣化も目立たなくした新しい技術で、可能になったのだそうです。

 

次に、姫崎灯台へ。 少し車で移動。

姫崎灯台

姫崎灯台

真近に見上げると、とても美しい灯台です。

新潟⇒佐渡への船内アナウンスで、「 本船は姫崎灯台を過ぎ、両津湾に入りました‥」の灯台。

 

姫崎燈台館

姫崎燈台館

沖には、ジェットフォイルが通り過ぎ、雪の残った大佐渡の山々が見えます。

桜の季節も、きっとやさしい風景が見られるでしょうね。

になる、ポイントです(^-^)

館内

館内

管理をされているガイドさんに説明をいただきました。

 

水津港 前 げんざ

水津港前 茶房 げんざ

水津港前に、昨年からオープンしている<茶房 げんざ>さん。

店主は、定年を期にU ターンし、たくさんの懐かしいレコードとCDを揃え、

大きなステレオで試聴もできる、コーヒー茶房です。

 

お弁当 休憩

またまた、お楽しみおしゃべりタイム(^。^)

 

午後の散歩、再開。

風島弁天

風島弁天

 

岩肌沿いに 階段が

岩肌沿いに 階段がぐるり

絶景かな、絶景かな。

風島の、広くおだやかな光る海が見晴らせます\(^o^)/

 

赤亀岩 

赤亀岩

 

風島パークを、てくてく。

帰り道

帰り道

歩いて歩いて、60 メートルの岩山を登って降りて、おしゃべりして。

 

観光バスは立ち寄らないけれど、風島弁天は渚のそばの小さな公園。

海岸沿いにはトイレや休憩所もあり、散策ロードも整備されていまので、ゆっくり過ごせます。

 

みなさんが、とても健脚なこと(^-^)

海風を感じながら、歩くことを楽しんでいるお仲間たちばかりです。

 

今回は、13,000 歩。水津海岸をなぞる遠足でした。

 

今朝も、気持ちよく晴れました。

 

お隣さんとの挨拶は、

「 畑の仕事が始まりますね~」 「 また、忙しゅうなるなぁ~」

お日さまが、辺り一面の大地を暖っためてくれています。

 

北国に住んでいるからこそですが、春への期待や喜びが、

ブログの書き出しに、ついつい繰り返えされていることに気づきました。

 

小さなお雛さま

小さなお雛さま

雪割早・ねこやなぎ・福寿草が咲き始めました。

 

椿の膨らみはじめた赤い蕾を一輪、花瓶に挿してみたり、

水仙やロウ梅や沈丁花の香りに、早春を感じたりしています。

蕗のとう・海藻のもずくなどの食材からも(^-^)

 

現役の頃には、子どもの学校のスケジュールや、職場の転勤や移動が季節の変わり目でしたが。

 

千葉にいた頃には当たり前だった、冬晴れの毎日。

今は、佐渡の青空を見上げての感じ方が、すっかり変わっています。

 

 

 島に春の訪れを告げる むら芝居   ( 3 月 3 日 )

 

佐渡に伝わる民話を基にした、創作民話劇。

今年の演目は 「 大野亀 かんぞう 」

民話の里 赤泊

民話の里 赤泊

回を重ねて、28 回目の公演

会場 入り口

会場 入り口

 

赤泊の鬼たち

赤泊の鬼たち

 

佐渡の北 “ 大野亀 ” には、今年も一面に黄色くかれんな “ カンゾウ ” が咲いています 。

‥カンゾウ祭りの場~

カンゾウ祭り 見学の若者達

カンゾウ祭り 見学の若者達の場

 

その昔

ヒロイン 

ヒロイン おんめ

おんめの家は貧しくて、荒地の石を動かし、小石を拾い、耕して畑を開墾するところから‥‥

 

毎日畑を作ろうとしているおんめに、若者が二人、耕すことを手伝い、一緒に働いてくれます。

 

若者 白蛇

若者 白蛇の化身

 

若者 青鬼の化身

若者 青鬼の化身

 

どんどん、畑は広がり、

いつしか、おんめの家は畑長者になっていきました。

 

おんめ は どちらが好きなんじゃ?

おんめ は どちらが好きなんじゃ?

 

おんめ の 母

おんめ の 母

思わず笑いを誘う演技で、やわらかく、温かく場を盛り上げます \(^o^)/

怪演 快演  フッフッフ~(*^_^*)

 

子どもたち

子どもたち

 

村の娘たち

村の娘たち

 

コーラスグループ リトルかたつむりが、ト書き風に唄います。

おんめ の 苦悩

おんめ の 苦悩

二人の若者はいい人 ‥ どちらかを選べと言われても ‥ おんめは悩みます。

 

祝言の日

祝言の日

 

俵積み唄

祝い唄 俵積み唄

 

山田 やまびこ会

山田 やまびこ会

 

壻選び  おんめを嫁にする為に、戦う二人

白蛇 青鬼

白い大蛇 青い鬼

本性を現した、若者

 

おんめ を 嫁にしたい 

おんめ を 嫁にしたい

戦う二人と 困り果てる娘

哀れ おんめは死んでしまった

哀れ おんめは死んでしまった

終末は、哀れなことに‥

 

オールキャスト 

オールキャスト  紹介

 

赤泊演劇研究会が公演を続けてきた、創作民話の演劇は、

子ども達からお年寄りまで、出演者・スタッフ総勢 100 余名。

 

ヒロインの「おんめ」を演じた、野口さんは、

子どもの頃、この民話劇に参加していたそうで、学生生活を終え U ターンしての参加。

誠実な人柄を感じさせる、丁寧な熱演(*^_^*)でした。

 

人を育てるには、息の長い取り組みが要ります。

鮭が生まれ育った故郷の川へ自然と戻るように、むら芝居へ(^-^)

 

山田やまびこ会は、太鼓と唄と踊りで賑やかに、祝いの場のワクワク感を演出。

 

稽古を重ねた子ども達は、赤泊の言葉で演技することを、

自信をもって、楽しんで演じているようにも見えました。

 

ホールに集まった観客の万雷の拍手を浴びて、めでたく民話劇の幕となりました。

 

乾燥の日が、続いています。

 

績雪に備えて、道の両端に緑色に点滅するポールが立てられていますが、

昨年のようなホワイトアウト状態や、雪での混乱はなく、出番はありませんでした。

ホッ (^。^)

 

 

今日は、作りたての “ いご ” をいただきました。

 

それで、いくつか思い出した情景が‥。

 

子どもの頃、お婆さんの手伝いをした時に、手順は見たことがあって、

鍋で煮て、煮て、練って、練って、型に流して、半日ほど待てば、

あら不思議、やわらかく固まるではないですか\(^o^)/

 

楽しい思い出です(^-^)

 

いつか自分で作ってみようと思って、今、手元に “ いご草 ” 準備しているのですが‥。

まだ‥実際に作るところまでは、至っていません (>_<)

いご草 

いご草

いごを作るには、いご草に混じる他の海藻を取り除くことから始まります。

地味な作業が、でき上がりのなめらかさにつながると教えられたものです。

 

煮て 冷まして 待つ

煮て 冷まして 待つ

先輩が作られた “ いご練り ” を、トレーごといただきました(^-^)

 

いごねり

いごねり

郷土食として親しまれている“ いごねり ” ですが、以前には家庭で作るものでした。

のんびり時間がある時に、家族の為に作り、楽しんでいたもの。

 

祝いの時や、お客様への特別なご馳走にと用意したのが “ いごねり ”

ネギを薬味として、醤油をかけて食べることが一般的ですが、

更に手をかけて、豆腐の白合えにしたりして、食卓に変化を出してくれていた事を覚えています。

 

海藻の香りが、部屋いっぱいに広がります。

いご草は、高千地域の荒磯育ち、味が違うのだそうです。

本物の “ いご ” は、しっとり、なめらか、ヌメリがたっぷり。

 

おいしいこと(^u^)

 

懐かしく美味しいものは、お隣さんにもとお裾わけし、

みんなで一緒に「食の思い出」を、いただきました。

 

もう、今日から 3 月。

佐渡の県立高校の卒業式が行われたようです。

おめでとう\(^o^)/

 

三年間通った、通学路の懐かしい風景。

故郷での学生時代を、のんびり楽しみ、存分に学び、心に残る時間はたくさん持てたかな?

 

長かった冬がやっと終わり、窓際の陽ざしが暖かい日です。

猫が丸くなって、昼寝しているのが見えました(^-^)

 

 

畑の縁に、見つけた小さな春。

ふきのとう

ふきのとう

 

いざ フキ味噌へ

いざ フキ味噌へ

 

茹でて 刻みます

茹でて 刻みます

蕗をさっと茹でて、味噌と合わせました。

 

フキを刻み、味噌に砂糖と酒で味付けし、油で炒る甘味噌タイプのものが多いですが、

今回はフキのほろ苦い味を生かしたくて、甘さを控え、油を使わないで作ってみました。

 

ふき味噌

ふき味噌

いいなぁ(^-^)

ふき味噌の、このほろ苦み。 春一番目の楽しみです。

 

次に

冬越した大根を、切り干しに。

切り干し大根

切り干し大根 2/22

 

大根が干せてきました

大根が乾いて 2/27

 

切干し 大根

切干し 大根  3/1

パリパリ、こりこり、甘さがギュ。小さな春の味(^-^)

 

素朴な おかず

素朴な

素材を素朴に、野菜の自然な味。

とはいえ、

ジュージュー焼き肉が食べたい (^。^) 本格イタリアンも食べたい(^v^)

中華の美味しいのを食べたい・・・しっかり味が懐かしい時もあります。

 

今日は、27 年目の J リーグが開幕しました。

スピード感にあふれ、観戦にもよく行ったので、大好きなスポーツ (^O^)

楽しみなシーズンが、始まりました。

 

 

振り返りになりますが、

小正月にいただいた “ 鮎のお清まし ” の事を、忘れないように記録として (^O^)

鮎の出汁 お清まし

鮎の出汁の お清まし    2/1

 

ず~と昔のこと、夏に釣った鮎を焼いて、保存しておいて、

冬場のご馳走とした‥ことがあったのだそうです。

 

小正月に、祝いの膳として食べたというご馳走を、再現してくださいました。

“ 鮎のお清まし ” の具には、炭で焼いたのし餅と、早春の岩海苔・香りのセリを合わせました。

鮎のおすまし

鮎のおすまし

 

祝いのご馳走として、小正月にもう一度白餅を搗き、食べたもの‥だそうです。

軽ろやかで、爽やかな旨みの鮎出汁。初めての味わいでした。

 

 

別の日、蕎麦の会で(^-^)

手打ち 十割蕎麦

手打ち 十割蕎麦

自家製の蕎麦を、蕎麦打ち名人の先輩による、蕎麦の会。( 2/19 )

 

蕗の天ぷらに

蕗の天ぷらに

 

ながも の 天ぷら

ながも 銀杏 蕗のとう 天ぷら

 

自然薯 

自然薯

 

いただきま~す

いただきま~す

 

佐渡の蕎麦は、かけ蕎麦でいただくことが多いのですが、

薬味に、自然薯・初物のながも・蕗のとう・辛み大根・柚子などで、

つけ麺方式で楽しみました。

 

地元の野菜を、素朴に、そして手間ひまをかけて調理し、上等の食事に仕上げます。

田舎ならではの美味しい宴でありました。

 

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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