なにがあろうとも、毎朝、豆を挽いてコーヒーを飲むのが我が家の習慣です。

朝の一杯

朝はここから
佐渡に移住してから新たに習慣となったのが、玄米コーヒー≪黒焼き玄米茶≫

黒焼き玄米茶
佐渡に移住して間もない頃、先輩の家で初めていただいたのが、黒い色をしたお茶。
おだやかな、温もりのある味が伝わってきました。
「これは、どういうお茶ですか?」
『佐渡産コシヒカリの玄米を、土鍋で三時間炒った黒焼き玄米茶ですよ』
「初めて見るビジュアルのお茶です。ビックリです」
『 いろいろな本を読んで、手術後の姉にいいのではと思い、作り始めたのですよ』
『 体が温まってね。ウチでは、毎日飲んでいますよ』と、先輩。
「 私にも、分けていただけますか?」
『 ど~ぞ。 薬缶に水の時から入れて、ゆっくり 20 分~ 30 分くらい煮出して下さいね 』
その出合いから、もう九年が経ちました。
最初の頃、お茶を煎じる作業は時間を計ったり、ひと仕事をするという感覚でしたが、
毎朝の習慣になってからは、生活のリズムの中に。
そうして、幾度もお訪ねするうちに、
『 これからは、自分で作ってごらんなさい。先ずは一緒に作ってみましょうね 』
と、作り方を見学させていただくことに成った次第。
今度は、自宅でおさらい(*^_^*)
佐渡産コシヒカリ玄米 で 黒焼き玄米の焙煎を、始めま~す(^-^)

コシヒカリ玄米
ここまで、一時間です。
ゆっくり、ゆっくり、気長に。

まだ まだ
やっと、だんだん熱くなってきました。手袋は必需品です(^u^)
まだ、半ば。

もう少し
火を強めて。 しかし、焦がさぬように。

三時間
やっと完成しました\(^o^)/

冷まして 完成
火加減に気を配りながら、熱さに耐え、根気よく。

ポットに入れて
家では、いつでも、ちょっとずつ。
美味しいお料理も、続けば飽きてきますし、
健康にも体にいいものでも、覚悟が無ければ続かないのですが‥。
不思議なことに、なぜか続いたのです。

出かける時には、持参して
佐渡に住めば、コシヒカリ玄米はいつでも準備できますが、
黒焼き玄米茶にするまでには、ハードルがチョイと高めかも(^-^)
もし、興味がありましたら

黒焼き 玄米茶
どうぞ、飲んでみて下さい\(^o^)/
素にして上質な、
ぜ~んぶ佐渡産の、黒焼き玄米茶です。
昨日までは県会議員選挙の選挙カーが行き交い、黄砂で景色はぼんやり霞んで見えました。
今日は投票日ですが、午前中は種籾蒔きの手伝いに、実家へ
今年も、稲作のスタートの春となりました。

機械の準備
おだやかな陽ざしが、何よりも有りがたい作業日和\(^o^)/
午後には、田んぼへ水を引くための地域の協同作業、水路掃除 ≪江上げ≫ もあるので、
午前に、種もみ蒔きを終了したいと早朝から仕事開始 (^_^)v
次の担い手となる甥の、農業経験も一年に一度の大切な機会。
日曜日を待って、いざ開始。

無事 完了です
慣れない中腰の作業を、黙々とみんなで頑張りました。
無事に苗が育てば、25 日後の5 月3 日には田植えとなる予定となるそうです。

保温シートで
大切な稲の苗を温度管理して、
育てよ、育てと守ります。
明日には、どこに筋肉痛が出てくるかな(>_<)
田植えには、また、手伝いに参上しますね(^_^)v
新しい元号は、「令和」と発表されました。
粛々と平成から新元号へと、代替わりの準備が進められています。
四月になってから続けて三日間降った雪には、ゆるみかけた気持ちが引き締まりました。
私たちが、佐渡で “ 柿餅本舗 ” を始めてから、10 年。
続けてこられたことのお礼と、報告とを、お世話になっっている方々を訪ねて、
ぐる~と、ひと巡りしてきました。
羽茂・亀脇で苺栽培されている笠井さんは、私たちが柿餅を作り始めた時から
率直なアドバイスと、温かい励ましで応援を続けて下さる先輩。
佐渡の苺生産の先駆者として、研究を重ね、後進のためには惜しみなく経験を伝えてくれる方です。
私たちは新しい商品を作る毎にお訪ねしては、感想を聞き、改善を続けてきました。
笠井さんは、お会いする度に自分が作る苺のことを熱く語り、
植物を育てることの楽しさ、製品を作ることの努力の時間を共感してきました。

おいCベリー あまどころ
☆
おいCベリーと言う名の、ご自慢の苺です(^-^)
ハウスからもぎたての、つやっつやに輝く苺をいただいてきました。
苺の赤い色と、すっきりした酸っぱさと甘み、三角のふっくら大きめの姿が可愛い完熟苺。
☆ ☆
午後、家で仕事をしていると、「こんにちは。コレを食べてみて」
玄関に、コレを置くなり、「ありがとう」を言う間もなく
「じゃあ‥ネ」と、お帰りに。
この春の出初めたばかりの山菜、あまどころ\(^o^)/
やわらかく、つぼみの色の鮮やかなこと。
直ぐに湯がいて、シャキシャキした食感をいただきました。
ちょっと甘くて、後に少しの苦みが魅力です。
☆ ☆ ☆
実家に寄ったおりには、出はじめたばかりの椎茸を(^u^)

原木 しいたけ
まん丸の椎茸

しいたけ
椎茸は身が厚く、食感はつるつる、しこしこ。
バター焼きと、甘辛く味付けして混ぜご飯で、初ものの椎茸をいただきました。
☆ ☆ ☆ ☆
赤泊の先輩からいただいたのは、めかぶ。

めかぶ
サッと茹で、細かく刻んでアツアツのご飯でいただきました。
海の香りと、ヌメリが新鮮。
茎の部分は、食感がしっかりしているので、煮もので(^v^)
いただいたのは、どれも、これも地元の食材
究極のスローフード(*^_^*)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
両津の先輩から、クリスマスローズ。

クリスマスローズ
やさしい、色あいのクリスマスローズは、玄関に。
寒さの中でも、ソッとうつむきかげんに花を咲かせ、強さを秘めたクリスマスローズ。
季節の移り変わりは、
山に残る雪の加減・出まわる旬の海藻や花・地域ごとの春祭り‥など次々。
お互いが持っている大切なものを届けたり、交換したり。
田舎ならではの生活にこそ、実感します
美味しいものを、美味しいうちに・・・。
大切なものを大切な人に・・・。
嬉しくて、ありがたくて、気持ちが暖かくなる佐渡暮らしです。
平成 31 年 4 月 1 日、新しい年号が「令和」と定められた今日
佐渡の柿餅本舗は 10 周年を迎えました。
平成 22 年 4 月 1 日に開業以来、私たちは一貫して佐渡の素材を使い、
素にして上質な、お餅やお菓子を提案してまいりました。

柿餅、古代餅、柿のおかき、えごまのおかき
この間、にいがた産業創造機構の「にいがたうまいものセレクション」に
平成 26 年度 佐渡の柿餅
平成 28 年度 柿のかき餅
平成 29 年度 えごまのかき餅
平成 30 年度 佐渡の古代餅
の、4商品が選ばれました。
4商品の食材である、もち米(こがねもち)、おけさ柿、古代米、えごま、塩は、
すべて佐渡産の原料を使用しています。

新潟うまいものセレクション
創業当初は、手探りで始めた仕事ですが、
地元の先輩がたに、体験に基づいたアドバイスをいただきながら、
今日を迎えることができました。
これからも、創業時のわくわくする想いを大切にして、
佐渡の安心・安心の素材で、
おいしいお餅やお菓子を作っていきたいと思っています。
そして、元気で楽しく過ごせますよう、
佐渡から、美味しいものをいっぱい
発信できたらと、願っています\(^o^)/
佐渡で醤油を作ろうという、醤油作りのグループに参加して四年目。
昨年からは、個人に分かれて天地返しや日常の管理を続けてきました。
いよいよ、醤油搾りの当日を迎えました。
昨年までは、長野から搾り師さんに出張してもらっての搾りでしたが、
今年は、「佐渡で醤油を作ろう」と呼びかけてくれた、
齊藤哲さんがリーダーとなって、搾りの船を自分で作り、準備を整えてくれました。

湯を沸かして 準備
箱根清水を鍋に沸かして、準備します。

火を点ける

佐渡の名水 箱根清水

およそ40 リットルを加えます
どんどん、味わいが変化してきます

搾り袋にもろみを入れて
丁寧に、船に袋を並べていきます

もろみを袋に

醤油の 誕生

圧力をかけて 更に搾る

塩ボーメ計で濃度の確認

ほぼ最後の一摘 美しい醤油
火入れをしない生搾り醤油を、今日のお土産として持ち帰り、お味見(^u^)

ぺったんこ 搾り袋
鍋に醤油を戻し、60 度までは、ゆっくり火を入れし、
以後は、88 度まで温度を上げます。
アクを、丁寧にすくい取りました。

温度が下がるのを待って
ビニール袋に入れ、家に持ち帰りました。
これから、5 日から6 日くらいで澱が沈むのを待ち、瓶に移す予定です。
ありがたい事に、今日は晴天に恵まれて、外での一連の作業を無事に終えることができました。
搾ったもろみは、野菜を漬けたり、魚や肉を味付けしたり、味付けにするといいそうです。
佐渡の醤油搾り人を目指す齊藤さんは、10年近く前から醤油作りに参加し、
何年も長野の搾り師さんの指導を受けて、醤油作りを習得したそうです。
今年初めて、長野の搾り師さんの手を借りずに、自前で搾りの船を作り、
自らの手で、醤油搾りを成し遂げました。
佐渡において、この一歩は、将来に向かってとても大きな一歩となったように思います。
重複するところも多いですが、昨年の醤油搾りについての、ブログです。
https://sado-kakimochihonpo.com/sadoinaka/%E9%86%A4%E6%B2%B9%E3%82%92%E7%B5%9E%E3%82%8B/
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。