弱い雨が降ったり止んだり、あたたかい日でした。
予報では明日から、また寒さが戻ってくるらしい。
少しでも暖かい日には、柿農家はおけさ柿の手入れに励んでいます。
おけさ柿 冬剪定
柿の枝は成長が早く、日射しを求めて上へと延びる性質が強いため、寒さで木が休眠状態の冬場に枝の剪定を行います。
成長する枝が重ならないように間引いたり、紐で引っ張ったり。
土地の傾斜や風の通りを考えながら、脚立に乗っての高所作業。
一日に4~5本くらい手入れすると、日が暮れると言います。
粗皮削り
通称 “ カリカリ ” と呼ばれる粗皮削り ( そひけずり )
木の皮の凸凹を削り、古皮に潜む越冬害虫やその卵や菌類を除去する作業。
これも地味な作業で、頑張っても 1 ~ 2 本 を削るのが精いっぱい。
4 ~ 5 年 に一回くらいのペースで、手入れをしています。
おけさ柿の冬の作業は、秋の収穫を終え、葉が落ちるまでの一か月の間に
もみ殻、米ぬか、鶏糞などの有機肥料のお礼肥えを施し
ふわふわの柔らかい土を作ります。
こうした冬の作業が、収穫のたいせつな基礎となります。
柿畑の維持管理は、晩秋の施肥、冬剪定
春の摘蕾、摘果、圃場の草刈りなど莫大な労力が要ります。
柿の農家は高齢化が進み、耕作面積は年々減少しています。
一年を通しての作業に、充分な実りで柿の木が応えてくれますように \(^o^)/
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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