新潟県の団子と言えば、 この笹団子をイメージする方が多いと思います。 友人が作り届けて下さったのは 草団子粉で、漉し餡を包んだ笹団子 子どもの日を祝って作る、お団子でもあります。 | |
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実家のある地域では、団子と言えば (茅カヤ) の葉で包む、お団子を作ります。 白い団子粉の中は、粒あんのことが多く 香りが良くて美味しいのです。 私にとっての故郷の味は、このお団子です。 | |
先輩が、届けて下さったのは、なつかしいカヤ巻き団子 | |
佐渡では、子どもの日を月遅れで祝いますので <鯉のぼり>は、6月まで空を泳ぎます。 | |
上新粉と白玉粉を合わせて、ツルリとシコシコ感のある団子を スゲの紐でクルクルと巻き、縛ります。 簡単そうでいて、なかなか形よく縛れません。 台所で団子を作る母の傍には、 <美味しい予感>があって、嬉しかった思い出があります。 今では、カヤ巻きの団子を 家庭で作ることは、ほとんどなくなっていますが‥。 | |
お祝いの日に作る特別食の、カヤ巻き団子。 <餡> は、畑で育てた小豆を、冬の農閑期に選別し 保存しておいたもので炊きます。 たっぷりの餡を包んだ、素朴で大ぶりな団子でした。 | |
団子を包む、茅を刈りに行くのは男たちの役目。 団子を丸め蒸し器に入れ、待つことしばし カヤの香りが増してきます。 蒸し上がったばかりの団子のアンコは、アッチッチだったな~。 カヤの葉で、指を切ったりもしたな~。 昔と同じように、カヤ団子を作る家庭は少ないかも知れませんが 子どもでも参加できる、季節の味を伝えられたら‥いいのにな~。 季節の素材で作る、お団子だからこそ 楽しかったのでしょう。 懐かしい味、いただきました (^O^) | |
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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