穏かな、一日でした。
正月を忙しく過ごした主婦がゆっくり休めるよう‥今日は女正月とも言うそうです。
実際にはどのくらいの家庭で、この風習が残され実践されているでしょうか。
子どもの頃に父が、母より早く起き出し、湯を沸かしたり、神棚の水を替えたり、玄関を開け掃いたりしていたのを見たことがあるような気が‥。
母の毎日、毎朝の仕事を、女正月の朝だけ、家主の男が代わってする日だそうです。
小正月でもあります。
本来ならこの日に、どんど焼きを行っていたのですが、
子ども達や勤め人の都合に合わせて、土曜日、日曜日に変わってきたのは最近の事。
時代の生き方に合わせて、すたれる行事あり、行事も移動して残る。
地域のお祭り、どんど焼き、成人式など‥も、実施日が移行されてきています。
新しい年のご挨拶にと、
仕事でお世話になっている方々をお訪ねし羽茂へ。
いつも私達の「 柿餅 」作りを応援して下さっている、先輩がたや親戚です。
おけさ柿の剪定と、粗皮削り(そひけずり)は冬の仕事。
数年ごとに柿の木の凸凹の皮を削り、主に病害虫を防ぐための大切な作業です。
今年の柿作りは、もう始まっています。
ろうたけた気品ある香りを放って、春を待っています。
ほかの花に先だって、紅梅が咲いていました。
もうすぐ大寒を迎えるこの日だからこそ、春を待つ景色に出合い気持ちほっこり (^_^)v
そうか、冬来りなば春遠からじ・・ホンの少し前を向いて。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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