さわやかな、秋の気配がするようになってきました。
例年、9月の第一日曜日には、佐渡国際トライアスロン大会が開催されます。
トライアスロンの開催日は、ノーカーデーが定着しているため、
協力のためもあって、「しままるしぇ」は、営業を休みます。
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この日は、実家近くの先輩たちが誘って下さる鮎の石焼きの会に、お呼ばれしました。
今日のメイン、石焼きの鮎。
内臓(うるか)と、自家製味噌で土手を作り、焼き石にのせます。
朝、九時に集合し、料理と会場の準備を始めました。
片方の先を尖らせ、反対の端を土にさせるように切り込み、竹串を作る。
穴を掘り、丸太を燃やし、近くの河原から集めてきた石を投入し熱すること2 時間。
竹の器で、佐渡の地酒をいただく。
大小の器に、どれにしようかな。子供のようにチョッと悩みながら選んでいました。
さあ、準備が整って。 乾杯 (^O^)/
この鮎の石焼きは、400年前から続くと言われる郷土料理ですが、
最近では鮎漁をする人が少なくなってきたことから、とても貴重な料理になっています。
仲間が集まり、呑むお酒は更に旨い
参加者の得意料理が、次々と登場します。
さつま芋のでんぷんで作られた春雨と、野菜を、醤油、塩、砂糖で甘辛く味付け。
仕上げに、ごま油を加えます。
この集落の中央を流れる羽茂川。
そこに棲む鮎を愛でる、鮎の会。
この夏、50年に一度の大雨のため、川の濁りが治まらず、鮎の数も激減しました。
鮎の会の会員たちは会費を出し合い、
毎年、稚魚を放流し、鮎漁を通じて郷土料理として楽しむことで、
鮎漁を後世に繋ぎ、自然を守ろうとしています。
年に一度、お地蔵さまの広場に集まります。
会員の鮎に対する熱い志と、愛を感じた一日でした。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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