佐渡の稲が花を咲かせています。
順調な生育ぶりで、どの田んぼの稲も美しく一面の緑。
一粒一粒のお米が、これほど大切に育てと願う年になろうとは。
千葉の友人から名産の梨を送っていただきましたが、どの梨にも今年は放射性物質検査の結果が添えられていました。
お礼の電話をすると、『ホット・スポットと呼ばれる地区の梨だから、もしかしたら気にされるかも‥と心配しながら送ったのよ。』とのこと。
お茶を京都から取り寄せれば、放射性セシウム134.137、放射性ヨウ素131は『検出せず』でした‥のことわり書きが。
間もなく佐渡も、稲やおけさ柿の収穫時期を迎えますが、この様な検査結果を付けなければ出荷出来なくなるのでしょうか。
安心・安全を確認したモノと言いながら、大きなフルイにかけての『安全基準値・以内』の食物が流通している事を思うとやはり心配です。以内ではあっても、ゼロではない‥
今までは『国産』を、迷うことなく買っていたのに‥選択が難しくなっています。
生産者としても安全なものを出荷したい。消費者としても安全なものが欲しい。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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