初冬の寒さに身を縮めたり、
今日のような穏やかな陽ざしの日には、
「11月なのに妙に暖かいわね、ど~したのかしら」と、言ってみたり。
日替わりでセリフが違って、自分でも可笑しくなります。
細めのやわらかい大根が出来たら連絡を下さい‥と、近くのJAさんにお願いしていました。
しばらくして、希望したとおりの、きれいで、ほっそりした大根が鉢巻きをして届きました。
大根の辛さが残る、ぱりぱりした歯触りのよいタクワンを漬けたくて
干しています。
大根足と言うのは、太くて見栄えのよくないことのように解釈されがちですが
このように、白くて艶つやの並んだ大根を見ていると、
美しいと褒めて言っているのではないかな~とも、思えてきます。
10月の末頃から干してきた、浜なすのローズヒップ。
きれいに乾いてきました。
漢方ではケツメイシと呼ばれ、疲れ目や腸によく効いて、お茶にするといいと言われています。
小さな豆が、サヤの中にびっしり並んで。
この豆は、三重県から旅行に来られたお二人の女性から頂いたもの。
佐渡に着かれてから体調を崩され、午後の観光予定をキャンセルし、
休憩できるところを探しているところに、行き合いました。
知り合いのお店に案内し、お茶をご一緒してお話をいろいろと。
ほどなく、気分が回復されたようなので、
近くの妙宣寺と大膳神社をご案内し、お宿までお送りしたのがご縁。
自宅に帰られてから、お手紙とともに “はぶ茶” の種を送って下さったのが4年前のこと。
以来、我が家は、はぶ茶を作り続けるようになりました。
先輩や友人にも、その種をお分けして、はぶ茶のファンが増えてきています。
はぶ茶を入れ、おいしく飲むたびに、無事に収穫できた安堵と
短い時間でしたが、一緒に過ごしたご縁を大切にして下さった方達のことを思います。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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