佐渡オケラ (佐渡蒼朮 さどそうじゅつ)は、 『江戸時代に中国から持ち込まれ、漢方の原料になるとされていた植物』 佐渡では、質の良いものが数多く産出されていた時代がありました。 花は咲けども、種子では繁殖せず‥ 株分けによってのみ 300年以上受け継がれてきた歴史ある植物。 貴重な球根を分けてもらい、昨秋に土に預けていたものにようやく花が咲きました。 | |
とげとげ ゴワゴワの葉っぱに守られて さくら色の可憐な花が咲きました。 | |
生育に土が合い、羽茂地区ではよく育ち、 旧羽茂町の花として、親しまれてきた花だそうです。 | |
旧町役場の前庭には、今も町の花として大切に守られて、 ネームプレートが置かれていました。 | |
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秋の入り口に、季節が移ってきたようで、 昨夜から、ようやく凌ぎやすくなってきました。 空気もスッキリ、さわやかな秋の気配。 山道では、青空にススキの穂が揺れていました。 | |
稲刈りも急ピッチで進んでいます。 | |
コンバインが動く、おだやかな音には 労働が実った安堵と、収獲の喜びが重なります。 | |
笹の花 笹の花が咲いた後のようす。 60年に一度とか、120年に一度、花が咲き枯れていくそうです。 基本的には、誰もが初めて見る珍しい花となります。 | |
今、放送中のNHKの朝ドラ “らんまん” では、 『日本の植物学の父』と呼ばれる、牧野博士の人生が紹介されています。 この笹の花が、「新種ではないか?」と標本が送られてきた‥、 との、エピソードが紹介された回がありました。 人生の中では、なかなか出会う機会のない花です。 60年以上を生きて、私も初めて出会ってしまいました。 | |
山椒の実 例年なら、稲刈りの時に真っ赤になる山椒ですが 今年は、暑さの為に10 日程、刈り入れが早まりましたので 色づきは、あと少しです。 | |
ウドの花 丸~るい花が咲きました。 この花を天ぷらで、いただいた事があります。 ウド独特の香りがしっかりしていて、 料理の添えに楽しいアクセントになりました。 お料理は、季節の趣を遊ぶこと(^O^) | |
花瓶にも 野草の花も、野菜の花も、それぞれ個性派ぞろいです。 | |
敬老の日が、月曜日に移動し 3 連休となりました。 昨夜から、熱中症警戒アラートが出されています。 日曜日は、家族総出で稲刈りの日。 私たちも、暑さ対策をガッチリして、 実家の手伝いに参加してきました。 | |
飛行機雲 田んぼの上空は、交通の要所らしいです。 | |
お隣さんの田んぼにて。 暑さで心配された今年の作柄ですが、 「まあまあですよね~。安心しました」 | |
友人の田んぼでも。 ご夫婦で、稲刈り作業中です。 | |
棚田のおだやかな風景 | |
今年も 榧の実が たくさん落ちていました。 | |
二つ折りにして、草笛にして遊んだのですが‥ | |
田んぼの周りの小さな草。 やさしい花の色に、思わず 可愛い(^^)v この日は、過酷なほどの酷暑でしたが 野の花に、癒されながら働きました。 ああ~ とっても暑かったです。 | |
秋の祭り 八幡地区の祭りは 9 月 15 日 秋の豊かな収穫を前に、神への感謝と 厳しかった労働の実りを祝います。 | |
八幡まつり 子ども神輿の、明るい声が近づいてきます。 | |
早朝から、太鼓の音が遠くから聞こえ また、近くから 移動しながら聞こえてきます。 八幡地区の青年会が、八幡神社で鬼太鼓を奉納したのち 一軒ごとに、門付けしてまわります。 朝 4 時 30 分頃、神社を出発し、夜は 11 時頃までの予定とか。 八幡のお祭りは、豆まき型と呼ばれる鬼太鼓。 登場するのは 黒面の豆まき翁 白面の翁 赤鬼 青鬼 二匹の獅子 家、家では 人にとりついた邪気を食べてくれると言われる獅子に、頭を噛んでもらい 疫病を退治し、悪魔を祓ってもらいます。 鬼や豆と呼ばれる翁の所作の意味を 古老に教えていただきました。 最後に爆竹を鳴らして終了するのは、八幡地区だけだそう。 | |
我が家の玄関にも、地区の若者が賑やかに到着。 このお札をいただいたので 家内安全に過ごせます‥ね。 今年は 地区に伝わる、庶民の祭りや暮らしについて 伝統芸能の鬼太鼓を研究しているという 上智大学の学生が数人祭りに同行していて いつもにも増して活気がありました。 | |
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今は、自家用の果物が実る時。 これは、 友人からいただいた葡萄。 | |
友人の畑で実った葡萄は、ずっしりと充実の一房です。 青ブドウ独特の、さわやかな香りがします。 これほど立派な葡萄が自宅にあるなんて、楽しいでしょうね。 羨ましいかぎりです(^O^) | |
畑の片隅にある、ニラの花。 白の丸い塊の分量が丁度よくて、生け花に重宝しています。 花屋さんには、たぶん売っていないだろう花材ですね。 | |
三年前に、ホームセンターで 苗木を買い求めた “ きんかん ” 種無し “きんかん” の札が立っていたのですが ど~も違う のです。 | |
粒も大き目 しっかり種あり。 さて、さて これは何 ??? 絞って焼酎割にして、ちょうどいい香りだそうです。 | |
田んぼでは、稲刈りが始まりました。 お米の生産者に聞きますと、5 月の連休に植えた稲は 今がジャストのタイミングで、刈り入れ時期を迎えているそうです。 高温が続きましたので、例年よりかなり早めの収穫です。 | |
桃は《青空むすめ》という名の、ニューフェース。 果肉がしっかりとしていて、白い果肉で甘さがたっぷり。 | |
プルーンは 少しの酸味がいい感じ。 | |
両方を刻んで、ジャムにしてみようと 💪 | |
青空むすめ と プルーンで シコシコと食感がしっかりしていて、桃の香り豊か。 もぐもぐ食感の果肉フルーツソースは、 ヨーグルトやフランスパンによく合います(^O^) | |
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近くの風景は、やさしい白が広がって見えています。 田んぼから転作した畑に、蕎麦の花が一面に咲いていました。 清楚な美しさです。 | |
さあ、今から稲刈りへ。 | |
田んぼの隣で、蕎麦の花が静かに揺れて… 秋の風景に変わってきました。 | |
9 月の最初の日曜日は、佐渡国際トライアスロン大会の開催日。 今年は 9 月 4 日。 例年、大会の前日には ジュニアトライアスロンが開催されてきましたが、猛暑が予想されるため、 参加する子ども達の、体調を考慮して 直前になって開催中止が発表されました。 楽しいスポーツは、安全の優先が第一。 | |
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トライアスランの日、山奥の集落で 鮎を石焼で味わう会に参加してきました。 | |
先ず、川から平らな石を拾ってきて | |
勢いのある火で石を焼くこと、およそ 3 時間。 | |
石は焼いた時間だけ、熱を保つそうです。 鮎の石焼の舞台が整いました。 | |
鮎を焼く串も、料理を小分けする小皿、箸も竹で。 | |
茄子を土手にして、 鮎の内臓(うるか)を焼き、先ずは一献。 | |
炭で、香ばしく串焼きします。 この夏は、暑さのためか 羽茂川では、例年より鮎が少なかったそう。 | |
羽茂川のアユ解禁日は、8月1日。 少しずつ釣り溜めた鮎を、準備して下さいました。 | |
流行りの “おにやんま” の模型。 虻や蜂を避けるのに、いいそうなのですが‥。 効果のほどは、?? 定かでは無いのだそう。 | |
《鮎の会》の会員は、朝 9 時に集まり 会場の設営・料理を手分けして作り始めます。 各人の家から持ち寄った野菜で、天ぷらを次々と。 ポテトサラダ・胡瓜の漬物は大き目に切り 枝豆や漬物を分けたり、お赤飯を握ったり。 外の広場に座って、いただくご馳走は 昔、昔の遠足の日のよう。 素朴で美味しい (^^)/ 暑い日の楽しみに、欠かせない冷たいビールを 専属の係りが、たっぷり注いでくれます。 お店で売られている、デキアイのものは テーブルに載せないのがこの日のルール。 ワイワイ、おしゃべりしながら それぞれが、何かしら役割を分担します。 | |
さて、乾杯。 乾~杯。 | |
羽茂川の食文化を楽しみに、集まった面々。 《鮎の会》は、自然の生きものである 鮎と岩魚を守るために 会費の中から、稚魚を毎年放流しています。 | |
地域の先輩がたとの、おしゃべりは本当に楽しいのです。 生活の知恵が詰まっています。 さあ、 香ばしい鮎の焼きたてを丸かじり。 | |
私達にとって、4 年ぶりの《鮎の会》は のんびりとして、ご馳走いっぱいの時間でした。 | |
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。