9 月の最初の日曜日は、佐渡国際トライアスロン大会の開催日。 今年は 9 月 4 日。 例年、大会の前日には ジュニアトライアスロンが開催されてきましたが、猛暑が予想されるため、 参加する子ども達の、体調を考慮して 直前になって開催中止が発表されました。 楽しいスポーツは、安全の優先が第一。 | |
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トライアスランの日、山奥の集落で 鮎を石焼で味わう会に参加してきました。 | |
先ず、川から平らな石を拾ってきて | |
勢いのある火で石を焼くこと、およそ 3 時間。 | |
石は焼いた時間だけ、熱を保つそうです。 鮎の石焼の舞台が整いました。 | |
鮎を焼く串も、料理を小分けする小皿、箸も竹で。 | |
茄子を土手にして、 鮎の内臓(うるか)を焼き、先ずは一献。 | |
炭で、香ばしく串焼きします。 この夏は、暑さのためか 羽茂川では、例年より鮎が少なかったそう。 | |
羽茂川のアユ解禁日は、8月1日。 少しずつ釣り溜めた鮎を、準備して下さいました。 | |
流行りの “おにやんま” の模型。 虻や蜂を避けるのに、いいそうなのですが‥。 効果のほどは、?? 定かでは無いのだそう。 | |
《鮎の会》の会員は、朝 9 時に集まり 会場の設営・料理を手分けして作り始めます。 各人の家から持ち寄った野菜で、天ぷらを次々と。 ポテトサラダ・胡瓜の漬物は大き目に切り 枝豆や漬物を分けたり、お赤飯を握ったり。 外の広場に座って、いただくご馳走は 昔、昔の遠足の日のよう。 素朴で美味しい (^^)/ 暑い日の楽しみに、欠かせない冷たいビールを 専属の係りが、たっぷり注いでくれます。 お店で売られている、デキアイのものは テーブルに載せないのがこの日のルール。 ワイワイ、おしゃべりしながら それぞれが、何かしら役割を分担します。 | |
さて、乾杯。 乾~杯。 | |
羽茂川の食文化を楽しみに、集まった面々。 《鮎の会》は、自然の生きものである 鮎と岩魚を守るために 会費の中から、稚魚を毎年放流しています。 | |
地域の先輩がたとの、おしゃべりは本当に楽しいのです。 生活の知恵が詰まっています。 さあ、 香ばしい鮎の焼きたてを丸かじり。 | |
私達にとって、4 年ぶりの《鮎の会》は のんびりとして、ご馳走いっぱいの時間でした。 | |
このところ、玄関の灯りを点けると 夜な夜な、出現する影あり。 | |
案外と素早い動きです。 | |
日中は、窓の桟の上でひたすら待機。 カラカラに、日干しになってしまわないか 心配する程の暑さに、耐えています。 | |
夜になると、灯りに集まる小虫を 次々と捉えているのが見えます。 ガラスに掴まり、難しい姿勢を保ち続ける 蛙の能力に感心したり、 生きる為の努力を、教えられたり。 気のせいか、日毎に逞しく 大きくなってきているようです。 夜には、「消灯しますよ~」 声をかけてから、休むようになりました。 | |
気温はまだまだ高い毎日です。 秋という実感はないのですが、 夜には、コオロギや虫の声が重なって 賑やかに聞こえてくるようになってきました。 | |
佐渡の田んぼの景色が、明るい黄金色の海に。 色づいてきた稲穂がきれいです。 | |
空の雲が、秋めいて。 うろこ雲とすじ雲が、少しずつ混在して見えます。 気象予報士さんが、季節の言葉として紹介してくれたのは、「行き合いの空」 夏の名残りと、秋の始まりの頃をさす季語だそうです。 所によっては、稲刈りも始まりました。 高温障害が、どのようにお米に起きるかが 心配されているところです。 | |
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夏の間に、 おやつとして食べていた、水菓子。 | |
西 瓜 (ピノ・ガール)は、種が小さいので そのまま食べられる、新しい品種。 種を食べると、お腹が痛む‥と言われていますが、 一切れ二切れ食べたくらいでは、大丈夫。 迷信ですよ‥とのこと。 食欲の落ちたおりは、特に 果物の糖分と水分を、美味しく、楽しくいただきました。 果物のやさしさに、助けられました。 | |
爽やかな甘さと、たっぷりな水分がうれしいデザート。 | |
種無し ピオーネ 葡萄を作り続けて数年の、義兄の作品。 甘みとプリッとした弾力に、ワクワクします。 「今年のは上出来だよ」は、本人の弁。 | |
シーズンの最後の完熟苺を、冷凍保存して、 ヨーグルトに乗っけて、さっぱり味で。 赤い色も楽しみながらいただきました。 果物を作っている畑から、分けてもらえる田舎暮らしです。 スーパーに並ぶ果物と少しだけ違うのは 生産者の思いのこもった、自信のある新鮮な果物であること。 プレゼントにしたいので、 「佐渡では珍しい、プルーンの実を分けてもらえませんか?」 と、お願いした折には 「もう少し色がつくまで、待ちたいな」と やんわりと、断わられたことがありました。 今が一番と納得の時にしか外に出さない。 生産者さんの、厳しい果物への品質管理の想い。 | |
もう一つのお楽しみは、毎日の晩酌に 飽きることなく、出ずっぱりの枝豆です。 | |
チョット、硬めの茹で加減で(^O^) 新潟では、お皿にいっぱい盛って食べるスタイル。 枝豆の生産も消費も全国で1 位なのだそう。 コクと香りが豊かで、一粒一粒がおいしい。 | |
イカの塩辛。 懇意にしているお魚屋さんの作る、おだやかな塩味。 今年のイカの漁獲量は、例年のわずか 5 % だったそうです。 | |
1か月ぶりの、久々の、待望の雨が、ほんのしばらく降りました。 畑にしみ渡るほどではなかったですが、 雨で浄化された空に、七色の虹のアーチがかかりました。 | |
暦の上では、秋が来ているはずなのに まだまだ、夏の勢力は絶大。 長く続く猛暑に 夏バテをしないようにと、 お茶で水分をとり、塩分の補給も意識して暮らしました。 冷房のある部屋から出ると、モヤッと熱波が襲ってくる廊下。 佐渡でこれほどに、続くことはなかったので、 年寄りにとっては、厳しい夏でした。 この夏は、 冷房に助けられて、夜の睡眠をとることができました。 | |
学校は、二学期が始まりました。 地域ごとの夏祭りや、国際トライアスロンなどのイベントも終了し、 いつもの静かな暮らしが戻ってきました。 | |
先日から、買ってはあるけれど 手数のかかる料理に、なかなか取り組めないでいました。 エイヤァと、南瓜のスープを作ることにしました。 | |
先ずは、玉葱とネギをバターで炒めて、 南瓜は野菜コンソメと煮ました。 両方をミキサーにかけてから、 牛乳と生クリームで、なめらかにのばしました。 | |
南瓜の皮も一緒に煮て、 濃厚なポタージュスープが完成。 塩と胡椒で、味を調整します。 南瓜のスープは、 夏の疲れを忘れさせてくれる、やさしい味になりました。 我が家の、夏の台所は 暑さがとてもきびしくて(>_<) ここしばらくは、簡単料理ばかりで過ごしていたのです。 体にも、心にも、やさしい料理に飢えていたところでした。 夜には、作りたての熱々のスープをたっぷりと。 翌朝には、 冷したスープに、牛乳を加えてサッパリといただきました。 久しぶりに手間をかけた、心がやすらぐ料理(^O^) ほんとうに、美味しかった。 元気が戻ったような気がしてきました \(^^)/ | |
バターナッツ南瓜は、スープを作っても、プリンにも向いているそう。 次は、このカボチャで、 もう一度 (^O^) 南瓜を変えて、作ってみようと思います。 | |
後日、もう一度。 少しだけ、あっさり味のスープになりました。 | |
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。