稲の苗が日毎に青さを増してきています。 緑の平野は、いつ見ても美しい風景。 | |
田んぼでは、溝切りし、中干しが進んでいるようです。 田んぼの水を抜くことで、過剰な分けつを抑えて 稲の品質向上に役立ち、倒伏を防止する目的とか。 根がしっかりと張り、丈夫に育つ為の作業と教えてもらいました。 その作業している田んぼに、なんと ウミネコが出現していました。 ミャーミューと、鳴き声がにぎやかに聞こえています。 佐渡の田んぼ、あるあるの風景です。 | |
静かな雨が降り、畑の野菜がようやく根づき 緑の色が濃くなってきたところです。 茄子や胡瓜には、小さな花も咲いて うれしい、初めての収穫はもうすぐ。 | |
発見 (^^)v あおむし | |
子ども達の大好きな 絵本 あおむし は、おなかペコペコ。 もりもりと葉っぱを食べて、変身していきます。 日曜日の朝に生まれた、ちっぽけなあおむしが 月曜日に、りんごをひとつ 火曜日に、なしをふたつ 食べて‥ : 太っちょになり、さなぎになって‥ 美しいアゲハ蝶に成長するまで。 カラフルでリズムがよくて。 子供にとっては、楽しくて不思議ふしぎなお話し。 | |
鳥に食べられないように‥この姿は 鳥のフンに、擬態中なのだそう。 この きんかん は、 はらぺこあおむしのお宿として、 間もなく丸ボウズになってしまいそうな予感。 ものがたりの主人公、あおむしのためなら どうぞ、ご自由にお過ごしください。 | |
別の枝には、青ガエルも休憩中でした。 キャベツにはあおむしが棲み、もんしろ蝶に変身 大根には別の虫が、葉っぱに穴をあけています。 野菜ごとに、集まる虫が異なって 畑を面白く眺めています。 | |
地場の野菜コーナーに、青梅が並び始めました。 粒の揃った綺麗な青梅を見かけると 仕込みたくなるのが、カリカリ梅と梅酒。 | |
洗って、よく乾かし、ヘタを取ります。 | |
卵膜を取り除いて、乾燥させた卵の殻と、 にがりを少々、10%の塩で漬けます。 紫蘇が出てくるまで、冷蔵庫で保存。 食欲の落ちた時などは、小気味いい食感と酸っぱさ・塩味がアクセントになるので 欠かせない常備食です。 完成したら刻んで、おむすびに入れたり、お稲荷さんに入れたり(^O^) | |
続いて、梅酒の仕込み。 | |
甘くない方が、スッキリしている‥とのことで、 ここ数年は、氷砂糖を入れない《梅酒》を仕込んでいます。 | |
続いて、梅エキスを作ります。 | |
根気よく、すりすりし、 梅汁を絞ります。 | |
3㎏の梅から、これだけの青梅汁がとれました。 | |
これを煮詰めて、梅エキスに。 ゆっくり煮詰めて、完成です。 | |
梅のクエン酸が、濃縮されたものですから それはそれは、身震いするほどの酸っぱさです。 (レモンの10倍)くらいとか。 塩を含んでいない、梅のエキスですので、 冬場の疲れた時などに お湯に小量だけ溶いて、飲んでいます。 自分で作れる、おまじない 位の気楽さで温まっています。 | |
文弥人形芝居の《常盤座》は、 佐渡に伝わる大切な文化遺産を受け継ぐため、 女たちだけで《座》を立ち上げました。 歴史の始まりは、平成元年だそうです。 今年も、6月10日(土) 金井能楽堂での、常盤座公演を観に(^O^) | |
水無月祓い ( 茅の輪くぐり ) 神主さんのお祓いを受けてから、 過ぎ来し半年分の穢れを祓い清めるために‥左から一回 これから半年の無病息災を願い‥右から一回。 そして、正面から 茅の輪をくぐり、能楽堂に。 | |
大きな茅の輪を、くぐり抜けて入場。 | |
佐渡の人形芝居は、一人で一体の人形を操ります。 太夫の哀調を帯びた三味線と語りは、なき節とも呼ばれるそう。 人形の動きが早いのも特徴だそうです。 国の重要無形民俗文化財に指定されています。 演目は 国性爺合戦(こくせんやがっせん) 近松門左衛門 作 | |
その昔の~むかし、 真野神宮の祭りで、初めて見た人形芝居は 太夫の語る、格調高い文語の意味も まだ理解できない子どもでした。 聴き慣れない三味線の音は、素朴で力強く、 人形の動きを、夢中で追うのが精いっぱいでした。 今は 太夫の語りに聞き入り、文弥人形の動きや表情に引き込まれます。 | |
人形芝居をひたすらに、永く稽古を続けてこられた先輩方の 思いと努力の集大成の公演を拝見してきました。 | |
JA佐渡の地場野菜コーナーに 大好きな “絹さや” を、発見(^O^) 我が家のアスパラガスと、蕗とフレッシュな緑が揃いました。 | |
絹さやのチョット青臭くて シャキシャキ、パリパリとした食感は今だけ。 | |
山の上に住む、先輩が 分け合うなり‥自由に使って‥と ミズブキをどっさり、届けて下さいました。 半分は、 地元の素材で、美味しいお弁当を作られている方にお届け。 半分は、 佐渡の食材にこだわった料理で人気の 東京のお店へと、さっそく送りました。 山菜の旬は、一瞬のことで、 其処に住む人でなければ手にできない、貴重なもの。 誰かが、喜んでくだされば、それで良し。 好意の手渡し~手渡し~手渡しです。 | |
アクがないので料理がしやすい水ブキ。 | |
干し椎茸・昆布・かつお出汁で、 厚揚げと煮込みました。 | |
続いて、野ぶきを | |
出盛りのイカと煮付けていただきました。 | |
野ブキの皮を剝いたりの、ひと手間も 季節を味わう楽しみです(^^)/ | |
ピリ辛味のキャラブキ風味も、旨し。 山に住む人からのプレゼントを みんなで分け合い、ご馳走になりました。 | |
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。