夜半から、雷が大地を轟かし閃光と雷鳴が続いています。
朝 9 時過ぎには佐渡にも“大雨洪水警報 ” が、新潟地方気象台より出されました。
☆。。。。。☆。。。。。☆
羽茂の地場野菜を預かっているお店から、
「いい赤紫蘇が、出てきたよ~。
幾束か取り置きしておこうかね~」
待っていた、電話がありました(^O^)
「三束、お願いします。今から頂きに伺いま~す」
無農薬の葉っぱゆえに、虫食いだらけ。
ちょうどいい時期に、新鮮な赤紫蘇で梅と合わせることができます。
塩もみして、アクを絞り × 3 回
美しい紫色と、さわやかな赤紫蘇の香りが台所中に広がり、楽しい作業。
さっそく、先日塩漬けしておいた、
カリカリ梅と、梅漬けに合わせます。
今年は紫蘇のデキが不順だそうだから、梅干しに不足するかも‥と、心配されていました。
おかげさまで
梅仕事を無事に終えることができました(^O^)
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この季節の楽しみはもう一つ、
紫蘇ジュースを作ること。
鍋に水 2リットルを入れ、
たっぷりの紫蘇の葉を、4 ~ 5 分煮出し、
砂糖を 500g 加えました。
クエン酸を入れると、さぁ~ッと明るいポリフェノール色に。
炭酸や水で薄め、さっぱり味でゴクゴク
梅雨明けし、暑さきびしくなる夏には、
氷をたっぷり入れて、紫蘇の香りの甘いジュースを楽しめます。
ですが、
家族の者たちは、「甘いのはね~」と、敬遠ぎみなので、
誰かと一緒に飲めたら嬉しいのですが(^O^)
今年も、梅漬けの季節。
色とサイズを揃えて、仕分けし
待つこと、数日。
梅が、イイ色に追熟してきました。
洗って、水分を拭き取り、ヘタを取り準備。
梅の重さの 20 % の、佐渡の塩 を用意しました。
ハチミツを加えるとか、減塩する方法もありますが、
我が家は、昔どおりの分量の塩で下漬け。
落し蓋をして、梅の重量の 2 倍くらいの重石をして、待つこと数日。
梅酢が上がってきました。 ほッ(^O^)
赤紫蘇が出てくるまで、このまま待ちます。
線状降水帯が停滞し、各地で災害を起こしていています。
今朝のニュースでは、
中国地方の大雨の影響によって、
山陽新幹線は全線が停まっているそうです。
佐渡でも、100ミリを超える雨が降った地域もありましたが
今は、晴れてきました。
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佐渡の国仲平野を、風が通り抜けていきます。
さわさわと、稲の葉がすれ合う明るい葉音が聞こえてきます。
この旗は、どう意味があるの?
中干しは、何のために?
田植えから 2 ケ月ほどの頃、田んぼの水を抜くことで
根にしっかり酸素をゆきわたらせ、
稲の株がこれ以上分枝するのを、抑える効果があるそうです。
「株が大きくなると米粒が増え過ぎ、籾粒が小さくなるのでね。
この中干しで、調節するのですよ」
作業の意味を教えていただき、
周りを見れば、
どこの田んぼもキチンと中干しが進行していました。
田んぼの畦の草刈りも大切な作業で、カメムシ発生を予防する目的なのだそうです。
水田の一面の広がりを、さわやかな風が
葉先を光らせながら、田んぼを渡っていきます。
花ではないけれど、緑のグラディーションが豊かで美しい季節。
竹の緑も若く、さわやかです。
近所の庭に目を移すと、緑の中にオレンジ色のハナザクロ。
そして、我が家では、
緑の雑草が取っても抜いても‥
畑を覆っていて、これも緑、一面の緑(>_<)
その周りを飛び跳ねる、緑色のアオガエルたち。
佐渡の梅雨は、今のところ平和に過ぎています。
旧西三川小学校の校舎を、酒蔵として生かして
《学校蔵》を運営する尾畑酒造さんが、講師をお招きして
毎年「学校蔵の特別授業」を開催しています。
昨年は、コロナ禍の為に休止となりましたが、
2014年にスタートし、今回は7 回目。
「ドコにも行けない時代にココから創る未来」を、テーマとして
初めてオンラインの、Zoom 形式で開催して下さいました。
特別講師は、藻谷浩介さん、原秀樹さん、玄田有史さん。
オンラインの自由さで、密になることもなく、
特別授業には、日本各地から210人の方が参加されとか。
相変わらず軽妙な語りの藻谷さん、初めて講師を務められた原さん。
玄田さんは、オックスフォードからの参加でした。
自由に行き来できない時に、オンラインは自由に人を繋いでくれることを
《特別授業》は実証してくれました。
私たちにとって、Zoom なんて経験なく、
すべてを準備していただき、画面の中で、みなさんのお話を聞くだけでしたが
みなさんと繋がっていることを、実感できました。
画面の中には、授業を受けているお仲間が(^O^)
チャットで、参加(*^^)v
内容たっぷりの、4 限の授業でした。
今風に、こんな形で勉強会の参加もあるのだなあ、と
世の中の流れのしっぽにつかまった、ひと時でありました。
朝早くに、メールの着信あり。
「イワナが釣れました。要りますか?」
もちろん「要る、要る。ご馳走になります 」と返信。
細かい歯がぎっしり並び、鋭いこと。
ワタを取り出して、下処理してからだと、
この岩魚の、身の太さと背の高さの美しさが伝わらないので、
「釣ったままを持って来たのですよ」
鱗の無い岩魚の肌は、ツルツル・ぬるぬる。
健康だからこそ、体をバリアする粘液でおおわれているのだそう。
貴重なお魚です。
ワタを取り出し、血合いをきれいに洗い、定番の塩焼きに。
グリルでゆっくり焼き上げました。
きれいな桜色の、川魚ならではの香ばしい身がたっぷり。
骨からの身離れもよく、脂がのった皮からの旨味も独特な味。
アンバランスな取り合わせですが‥
さっそく、
ご馳走をいただきました(^O^)
釣りをする人でも、なかなか巡り合えないような、
尺越え( 30㎝ )の、渓流に棲む《岩魚の主》です。
山と言わず、海と言わず、川と言わず、
名にし負う、佐渡のハンターAさんに出会ったのが、
岩魚クンにとって、何事も因縁・運命でした‥ね。
私たちにとっては、思いもかけないご馳走をいただけました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。