風が強く、肌寒い朝です。
せっかくのGWなのに、五月の爽やかな晴れ間がまだありません。
☆。。。。。☆。。。。。☆
フキとタケノコをいただいたので、煮物にすることにしました。
軽く湯がいて皮をむくと、芳香が部屋に立ち込めます。
蕗の皮をむきながら、ついつい口ずさむのは
「おべんとばこのうた」
これっくらいの お弁当箱に‥
おにぎり おにぎり ちょいと詰めて
きざみ生姜に ごま塩ふって
にんじんさん さくらんぼさん
しいたけさん ごぼうさん
穴のあいた れんこんさん
筋のと~ったフ~キ (^O^)
爪の先は、アクで黒くなってしまいますが楽しい作業です。
茹でたタケノコも、いただいたので炊き合わせます。
ご近所のお母さん手作りの蒟蒻は、味がよく染み込み美味しいこと!(^^)!
佐渡は干しシイタケの生産で、品質と量ともに、新潟県の 90% を占めています。
高齢化が進み、後継者が育っていないのは他の農業と同じ‥。
あまり知られていませんが、原木産の干しシイタケは佐渡の貴重な特産品です。
みんな合わせて、煮物にしました。
フキが快いほろ苦味で、春ならではの香りのご馳走。
タケノコは柔らかい穂先と、根元のしっかり食感を比べられるように切りました。
シイタケは、身が厚く旨味たっぷりです。
その他にも、この筍で
お味噌汁として、ワカメと若竹汁を。
炊き込みご飯にたっぷり入れて、いただきました(^O^)
ぜ~んぶ、佐渡産の春の味。
GWのほぼ半ば、まだ雨が続いています。
半日だけ晴れ間がのぞくとの、予報がでました。
そこで、今日もよもぎを摘みに行ってきました。
よもぎの柔らかい今こそ、大切な時。
畑に群れて咲いていたのは、踊り子草。
かわいい姿の、山の花。
そして今、フェースブックの中では、
《ぜんまいのオスとメス》の区別がつかない、問題が勃発しております( ^^)
山からのお土産はぜんまい
綿をかぶった状態で選ぶのは確かに難しいのですが、少し大きくなると簡単。
山の斜面に生えていることが多く、採ることには注意が要る山菜です。
クルクルと丸く、綿毛をかぶり、面白い形の《ぜんまい》
センターの一本がオスで、両脇はメス。
山では、女のぜんまいだけを採り
男のぜんまいは、残すことをルールとされています。
それと、せっかくではありますが
男ぜんまいは、苦くて美味しくないそうですので‥念の為。
茹でてアクを抜き、揉んで、干して保存。
食べる時には、ゆっくり水で時間をかけて戻します。
煮付けて食べることが一般的ですが、ナムルにすると美味しい貴重な山菜。
実家の地域では、切り目を入れず煮付け
《ぜんまいの一本煮》と呼びワイルドに食感を楽しみます。
よもぎ摘みは大切な仕事ですが、山でぜんまい採りを楽しんできました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。