パラパラと雪が降り、白い世界が広がったり安定しない一日でした。
畑の隅には福寿草が一輪咲いて、光を集めています。
ここにも、小さい春。
まぶしい(^O^)/
☆。。。。。☆。。。。。☆
金鶴さんの、風和(かぜやわらか)のしぼりたて生、を一本。
塩麹を仕込もうと《金鶴の麹》を、求めてきました。
この麹で、以前に甘酒を作った時には、
クリアな味で、とてもなめらかな味でしたので。
今度は、
もち米入りの塩麹を仕込んでみました。
もち米を炊いて、麹の働きを妨げない温度 60℃くらいまで、
少し冷ましてから、麹と塩を混ぜ合わせます。
およそ、一週間ほどの間、毎日混ぜあわせれば塩が馴染んできます。
雑菌の少ない《寒》に仕込むのがベストだそうです。
餅米と麹のダブルの米が、自然な甘さを醸してくれます。
餅米入りの塩麹で、野菜を漬けていただくのが楽しみ。
カブ きゅうり 茄子 大根 人参など‥色よく、美味しく漬かります。
野菜の炒め物に少し入れても、旨味が加わって⤴⤴
友人は、醬油に麹を加えて《醤油麹》を作り
野菜を漬けたり、魚や肉の下味付けすると
「とってもおいしいよ~」と、教えてくれました。
酒蔵 金鶴さんの《麹》 大活躍です!(^^)!
美味しい、お米をいただきました。
岩首の棚田米。
岩首地区の棚田は、
天に駆け上る龍の如きの、急な傾斜に重なる田んぼの様子から
昇竜棚田とネーミングされています。
海からの潮風を受け、朝日のあたる棚田。
法面の畦草刈りは、大変な作業ですが、
地域の農家さんが守る、美しい田んぼです。
地形が急峻ゆえに、自然の姿が守られている
棚田の豊かな風景を訪ねると、多くの人が心を癒されます。
細いくねくね道を辿り、海を見下ろす棚田のてっぺんに立つと、
農業を守り、大切な食を守り続ける地域の方々の誇りを感じます。
棚田おじさんこと、大石さんからいただきました。
そして、
無農薬 天日干し《どじょっこ田んぼ》のお米。
佐渡に移住して 15 年の、晶子さんからいただきました。
苗起こしから、田植え、草取り、稲刈り、はざ掛け、脱穀までを
フェースブックで、晶子さん本人が中継されています。
順調な時も、機械のトラブルの時も、
一緒に喜んだり、ハラハラしたりしながら
主義ある晶子さんのお米作りを、エアー応援しています。
最後は我が家の
佐渡産コシヒカリ自家用米。
実家の稲作りの手伝いをし、一年分のお米をいただいています。
種籾を水に浸し、稲作の始まりから見つめてきたお米です。
小佐渡の経塚山のふもと、水が冷たく清い田んぼ。
いつもは、我が家のコシヒカリだけを食べていますので
他の田んぼで育ったお米を、味わう機会がありませんでした。
水の良さ、田んぼの環境など、それぞれの田んぼで大切に育てられたお米は
少しずつお米の姿が違い、香りも異なります。
それぞれの作り方で、安全で美味しい自慢のお米ばかりです(*^^)v
いただいた、貴重なお米。
無農薬の田んぼ《生椿 はえつばき》のお米。
佐渡の朱鷺の餌場として、お父様の代から二代に渡って、
朱鷺の保護につくされてきた、高野さんのお米です。
笑顔の高野毅さんから、
「小粒でね」と、ご自慢のお米をいただきました。
標高の高い生椿の田んぼの、新鮮な清水で育てられたお米。
以前に、
生椿をお訪ねしたのは、 9 月 半ば。
数日後の18 日には、23 回目の朱鷺の放鳥を控えての頃でした。
特別天然記念物に朱鷺が指定され、保護センターが出来た時には、
わずかに 12 羽が生息するだけの島になっていたそう。
朱鷺が舞う佐渡の礎となった、生椿の田んぼは、
農業を守り、朱鷺の故郷を守り続けた
高野さん親子の想いが、あふれるほど注がれてきた所。
お父様は、生椿の田んぼから生きたドジョウを取り、
朱鷺の為に届け続けたそうです。
今、田んぼで見かける朱鷺達は、繁殖期に特有の、
黒灰色の羽色をしています。
420羽あまりが自然の中で暮らす佐渡に。
高野さんは、77歳。
放鳥の式場となる、準備の整った田んぼを静かに眺めながら
大きな区切りを迎えて、達成感と安堵を感じていらっしゃるよう。
強い意志と長い時間が成した、尊いお仕事。
田んぼでは、タニシやイモリが動きまわり、
トンボが飛び交っている、ビオトープ。
ここは、朱鷺のふるさと(^O^)/
新穂から10㎞ 両津から13㎞ 標高350mに位置する、生椿。
朱鷺は飛ぶ前に、コッコッと鳴くのだそうで‥
「年に数回だけだけれど、朱鷺たちが遊びに来る日があってね」
おだやかに、笑っていらっしゃいました。
山の奥、更に深い山の中、美しい棚田の里です。
友人が、美味しいと評判の銘菓を送ってくれました。
「会えない日が続いているけど、
元気かい?」
メッセージが添えられていました。
ありがとう(^O^)/
そうだ、
アーモンドプードルをたっぷり入れた、香ばしい昭和のマドレーヌを焼こう。
レモンの皮も入れて、レモン風味に。
粉を振るい、バターを溶かし、焼く。
味はイイのだけれど。
ふくらみがやや不足‥
焼きの温度が、高かったのかな~。
反省点、いくつも。
久しぶりに焼いたマドレーヌは、
完成のイメージと少し違ってしまいました(>_<)
子育て時代の昭和は遠くなりにけり?
段取りを忘れていました‥‥。
嵐の余波が続いて、今日も佐渡汽船は欠航です。
不要不急の外出を控えて‥の、人の動きも少なめ。
☆。。。。。☆。。。。。☆
簡単メニューでも、おいしいものを食べたい・・・。
ということで、
香ばしく、咬む程に食感もしっかりした
堅めのちりめんじゃこで、ふりかけを作ってみました。
生姜と縮緬じゃこを、つくだ煮風に。
地元のお酒と、手作り醤油で。
旨味がギュと濃い佃煮に。
応用編の一品。
材料は、みかんの皮を干したもの(陳皮)、じゃこ かつお節 炒り胡麻 海苔。
陳皮の香りが効いた、
地味ですが、それぞれの旨味を楽しめる、ふりかけになりました。
そして、もう一品。
大根の葉を湯がき、胡麻油で炒めてみました。
ちりめんじゃこのふりかけは、
メインになるおかずにはなりませんが、
炊き立てご飯の、ひと箸分のアクセントに。
熱々のご飯に(^O^)
料理研究家の土井善晴さんは、
「家庭料理は、穏やかで地味なもの」
和食は、
「素材の自然そのまま、工夫しない味」
と、おっしゃっています。
自分で作って、おいしく食べる。
素朴で地味で、飽きのこないのが家庭の味。
塩や味噌で野菜を漬けて、ひと品。
お味噌汁をひと碗。
今日の我が家は、まさにこの状態です。
無理無くカルシュウムも(^O^)
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。