佐渡に、暑さが襲ってきました。
暑さのニュースの度に今では馴染みになった、
いつも耳にする地名(熊谷、福井、多治見など)ほどの、
高温ではありませんが、佐渡としては猛暑です(~_~)
明日と明後日は、フェーン現象が起き、更に注意が必要となる予報です。
「田んぼに水を入れて対策をするように」‥との、農業管理の指導が放送されています。
熱中症に警戒(@_@)
「水分を取ること、適度な塩分の補給、エアコンを使いましょう」
注意を呼びかけ、消防車が通っていきました。
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例年ならば、8月23日と24日は、お堂に集まりお念仏を唱える、地蔵盆祭り。
地域の一番身近な祈りの場、小さなお堂の奥には、子どもの幸せと健康を守ってくれるというお地蔵さまが鎮座。
我が家は地蔵堂の当番として、この一年間、お堂の鍵を預かり、
掃除や地蔵念仏の準備をしてきました。
‥ですが、やはりコロナの感染防止のために、この祭りも今年は中止に。
お念仏に集まっての、“密”を避けることとしました。
毎年、菩提寺の宝鏡寺のご住職にお経をあげていただき、
地蔵念仏を唱えて、長く伝えてきた行事です。
今年は当番だけで、地蔵祭りをとり行うことに。
旗を立て、幕を張り、お花を飾り、線香を焚き、山盛りのご飯とお水を、お供えしました。
実際に体験してみることが大切なことだ、と感じました。
そして、次の方に伝えること。
お団子や飾り花の発注先のメモを作り、来年の当番を担当する方に申し送り。
用具の保管場所などを、確認してもらいました。
十数年に一度しか巡って来ない当番ですので、
受け継がれてきた書類の名義変更も、急ぎの手続きが必要です。
お堂の維持管理のための、寄付金集めも大切な役目。
昨年の準備のようすを、記録として写真に残したものを添えて、
今日、引継ぎを無事に終了できました(^O^)/
(下は、昨年の地蔵盆まつりの記録)
いつものように、地域の皆さんが、お祭りに集まれる日が戻りますように。
順番に地域のお役目が廻ってきますが、大切に受け継がれてきた祭りばかりです。
一つの役を果たす毎に、地区の先輩方の優しさを感じられました。
ありがとうございました(^^)v
夜は多少涼しくなり、秋の虫の鳴き声が聞こえてくるようになりました。
ですが、日中はフェーン現象がおこり、今日はアッチッチの一日になりました。
☆。。。。。☆。。。。。☆
カラフルな移動スーパー“とくし丸”の軽トラックが、水・土曜日に停まります。
買い物弱者という言葉が、使われ始めて既に〇年。
高齢となると、視力や脚力が落ちて、自家用車の免許を返納したり‥。
スーパーに出かけ買い物をすれば、持ち帰るには荷物がかさ張ったり、重かったり、家までは遠い。
我が家の隣は、移動スーパーのステーションとなっていて、
近所のお年寄りたちが、買い物をする風景を見かけるようになりました。
移動スーパーは決まったルートを巡回し、到着すると利用者に電話連絡をくれます。
お客の買いたい物リクエストも受け付けて、次回には届けてくれるそうです。
軽トラックの移動スーパー “ とくし丸 ” は、スーパーマルイが運営。
買いだめしなくてもいいよう、週に 2 回の巡回。
一品につき+ 10 円が利用のルールですが、家の傍で自分で選んで買いものができる、
買い物の楽しみがあります。
冷蔵庫を完備しているので、生の肉や魚も販売。
小量パックで買い易すいよう、工夫されています。
買い物は、宅配してくれる生協を利用する方法もありますが、
自分で品物を見て選べる間は、買い物を楽しみたい‥。
「こうして、来てくれると助かるのよ」との、利用者の声。
キャッチフレーズは、コンビニよりコンビニエンスな移動スーパーとあります。
佐渡の中では、3 台が稼働中だそうです。
佐渡のあちこちで、買い物に不自由し難民化した人が多くなっています。
移動スーパーの活動エリアは、母店となるマルイの近隣地区に限られていますが、
山間部や遠隔地域など、もっともっと必要とする人たちのところに
広がることを願っています。
日本列島が、猛烈な暑さにおおわれています。
連日、35 ℃ ~ 41.1 ℃ までの危険な暑さと、熱帯夜が続いているそうです。
佐渡の夜は涼しく、今日の最高温度も31 ℃ ほどでした。
田んぼの多くは、稲穂に花が咲き始めたところ。
稲穂の上を風がはしり、光の波が大きく動いて行きます。
田んぼの畦に、つゆ草のブルー。
涼しげな色。
羽化したばかりの、黄色と黒アゲハが登場。
フワリ、ヒラリ。
無事に巣立ちを迎えた、燕たち。
にぎやかな、さえずりが上から聞こえてきます。
幼稚園児のように電線に一列に並び、親たちが運ぶ餌をもらっていました。
一人前の姿ではありますが、本当の自立はこれから。
佐渡の朱鷺も67 羽が巣立ち、野生の空間で 458 羽が暮らし始めています。
鳥達の子育ての季節は、無事に終了(^^)/
巣立ち、おめでとう。
がんばれよ~。 楽しんでね~。
可愛いツバメ達の巣立ちに、エール(^O^)
晴天が続く日を待っていたら、8月も半ばを過ぎました。
やっと今日から、梅干しを天日干しすることにしました。
梅干しも大切ですが、梅酢が欲しくて毎年の梅干し作り。
お酢を料理に取り入れたり、飲むことは体に良いと知られていて、
実践されている人が多いそうです。
梅酢は、良質の塩とクエン酸たっぷりなので、我が家では出番の多い調味料。
生姜や茗荷を漬けて、常備菜にしています。
今日は、きれいな梅酢と塩で梅塩を作ってみました。
自家製、梅の調味料は、
揚げたて野菜の天ぷらにも、チャンと梅の香りがしてグッドです。
焼肉にも塩ダレの代わりに、とてもイイ相性(^O^)/
暑さが続くと、サッパリしてパンチのあるものが欲しくなり、
そこで、クエン酸の出番。
炭酸で割って、氷を入れシュワシュワ。
クエン酸好きのおやつには、グレープフルーツで。
ジュースを絞って、ゼラチンでソフトに固めます。
グレープフルーツの器に、戻して冷やします。
ず~と以前に流行った、おやつ。
くだものの自然な酸っぱさと、ほろ苦さを好む家族の為に
時々、作ります。
食べる時は、あッけないほど、あッという間。
食欲が落ちる夏には、梅や果物のクエン酸で元気を回復しています。
早朝から、航空防除で田んぼに農薬を撒く、ヘリの低い音が聞こえていました。
おもに、いもち病やウンカ類の予防の為だそうです。
佐渡もいつもとは違う、お盆休みが始まっています。
自粛、自粛ではありますが、親の手伝いや見舞い、お墓参りなど、
どうしても‥しなければならない事があって、帰省中の人も多いのでしょう。
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お盆の準備は、 13 日の夕方までにすること。
昔から、お墓の掃除を家族みんなで行い、ご仏壇にお花を飾りました。
今は、スーパーで花の束を買い求めることが多くなりましたが、
畑にある花も添えて、ご先祖さまをお迎えする準備。
萩・ アスター・ミソハギ ・リンドウなども。
百合も、添えられることが多い花
ご先祖さまは、キュウリの馬に乗って家に帰って来られます。
家族とお盆を過ごしたご先祖さまは、茄子の牛に乗ってゆっくりあの世に帰って行くのだと教えられました。
ご仏壇に飾る馬と牛は、子どもが作るものでした。
母は、お墓参りに来て下さる親戚の為に、
トコロテンやすだれ団子を作って、お待ちしていました。
(ここ数年は高齢のため、母の手作り団子はできないでいます‥が)
お盆は、親戚が行き来して、ご先祖を懐かしむ日。
スイカを冷やしたり、麦茶を冷やしたり。
暑い中を、お墓参りに来てくれた親戚のために
せめてもの、精一杯のご接待の気持ちでもありました。
夏に帰省してきた、叔父や叔母の家族と過ごすのもお盆の楽しみ。
叔父のリクエストは、茄子の塩漬け。
都会に無いものはないと言いながら‥、畑から取ったばかりの茄子で漬けた塩漬けの茄子は、素朴そのもの。
お店では売っていない、実家の味(^-^)
従兄や従姉妹たちとも、田舎ならではの遊びを。
かぶと虫を取りに山へ。
川をジャブジャブ歩き、釣りをしたり。
少し大きくなってからは、爪が沢キャンプ場のバンガローで雑魚寝して、
その床の、堅かったこと(>_<)
お泊りキャンプの、お決まりはカレー作り。
羽茂の素浜や、小木の矢島経島で海水浴。
お婆ちゃんの畑で、トマトやオバケ胡瓜の収穫。
ヒマワリと背比べ。
外で、スイカをかじり、サザエを七輪で焼いて‥‥。
子ども達を自然の中で遊ばせたい‥親の思いがぎっしりこもった計画でした。
今年は、盆踊りもなく、家族でご先祖さまをご供養する静かなお盆になりました。
寂しくもありますが、これもまた良し(*^^)v
スマホでも、お互いの笑顔を交換することができる時代ですから、
来年は、きっと佐渡で遊ぼう(^O^)/
ご近所の畑でも、お盆用の花を育てているようです。
ともあれ、
実家のご仏壇とお墓に参り、お水を替え、お米をパラパラと。
「南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏」 両手を合わせてまいりました。
あれやこれや、お盆の思い出が‥。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。