醤油搾りは、外での作業ですので、
晴れ予報の今日、3/25日を醤油搾りの日としました(^-^)
前日に、名水で知られる羽黒神社の参道入口にある
箱根清水を汲み、準備しました。
佐渡の搾り師、斎藤哲さんにお願いして
朝 9時30分 開始
あとひと回り大きな羽釜が欲しい‥。
今は二つの鍋でお湯を沸かしていますが、
安定して、効率よく作業できるので、探しているそうです。
搾りの準備ができました
発酵と熟成を待っての、一年。
袋に汲み入れ、船に丁寧に並べます
この方、斎藤哲さんは、醤油搾りを一から勉強して、
醤油を絞るために欠かせない「船」も自分で作りました。
仲間を募り、佐渡での醤油作りを広めてくれた人です。
そして、ただ一人の醤油の搾り師さんでもあります。
醤油の香りが立ちのぼり、リズミカルな音
生醤油を少し持ち帰って、早速お刺身などで(^-^)
最後の一滴まで大切に搾りました
☆。。。。。☆。。。。。☆
ここからは、搾った醤油の火入れ作業。
何度も醤油の濃度を計りながら
熱を加え、安定させる
浮いてきたアクを丁寧にすくい取る
熱が冷めるのを待って、今日の搾り作業は終了。
澱が沈むのを待って(およそ一週間)
瓶に移し換え、冷蔵庫に保存します。
☆。。。。。☆。。。。。☆
醤油の仕込みは・・・約 1 年前に遡ります。
原材料は、醤油麹・大豆・小麦・塩・水
毎月、手入れと観察
昨年の醤油の仕込みは、4 月 16 日でした。
天地返しは、最初は1週間に1回、やがて月に1~2回。
大切に育んできた醤油は、
大豆と小麦のおだやかな甘さを感じます。
何も加えない、自然の素材だけの
素にして上質の醤油ができました。
最後の雪なのでしょうか、
今日は、みぞれ・雨・晴れ間が、目まぐるしく入れ替わりました。
冬なのにほとんど降らなかった雪が、ちらつく寒い一日でした。
もうすぐ4月だというのに、
降ってわいた新型コロナに、振り回されています。
4月4日に計画されていた、金井能楽堂での
佐渡在住の篠笛演奏家 狩野泰一さんのコンサート。
地元佐渡で、篠笛WORLD MUSICを楽しんでいただこう(^^)v
盛り上げよう(^^)と、準備を進めておりました。
金井能楽堂は篠笛演奏にぴったりの雰囲気で、佐渡ならではの演奏会場。
狩野さんとツアーを一緒にされている、
ギター・ベース・パーカッションが加わって
能楽堂に響き渡る一流のプレーヤーとのセッション(^O^)
‥が、
新型コロナの影響で中止する‥ことに
コンサート佐渡実行委員会は、結論を出しました(>_<)
春休み中でもありますので、高校生以下の子供たちは入場無料。
佐渡に拠点を持つ狩野さんからの、音楽のプレゼントの意味もありました。
篠笛との三っつの楽器のコラボは、あまりない組み合わせですので
きっと楽しいことになるはず(^-^)でもありました。
ともかく、新型コロナが落ち着くのを待って
仕切り直すことになりました。
以上、説明が長くなってしまいましたが、ことの顛末です。
☆。。。。。☆。。。。。☆。。。。。☆
<狩野泰一篠笛WORLD MUSIC コンサ-ト中止のお知らせ>
令和2年4月4日(土)に開催を予定しておりました
狩野泰一篠笛WORLD MUSICコンサ-トですが
開催の中止を決定致しましたのでお知らせ致します。
新型コロナウィルスの感染が拡大している状況を受け
健康と皆様の安全確保を最優先に考えさせていただきました。
関係者の皆様 コンサ-トを心待ちにして下さっていた
皆様のお気持ちを考えると胸がしめつけられる思いではございますが
ご理解のほどよろしくお願い致します。
時期をみて改めて開催を検討致しますので、
コンサ-トで皆様にお会いできることを
出演メンバ-、スタッフ一同心から願っています。
狩野泰一 篠笛WORLD MUSIC コンサ-ト
佐渡実行委員会
主催は、狩野さんの佐渡のお弟子さんである藤井さん。
私たちは、公演会の案内やポスターの掲示をお願いしたりと
藤井さんのお手伝いをしております。
狩野さんの篠笛コンサートのポスターを、見やすいところに掲示して
協力して下さっている皆さんに、本当に感謝の思いです。
前売りのチケットを購入下さった方々にも、ご説明と代金をお返ししてまいりました。
夏になるか、秋になるはわかりませんが、
みなさんのスケジュールが調整できた時には、
今度こそ、佐渡公演が実現しますように。
啓蟄を過ぎたとは言え、
海は白波が高い日が続いていました。
今日の水面は、凪いでおだやか。
キラキラと光り、美しく広がって見えました。
春を実感できる温もりで、体も心も軽くなりました。
生活していると、するべき時に、
しなければならないことがあって‥。
毎年、作っている“餅米入り塩こうじ” の、仕込み作業をしました。
餅米が冷めてきたら、糀を加えます。
毎日、混ぜていると
一週間ほどで、塩と糀と餅米が馴染んでしっとりしてきます(^-^)
小さな器に入れ変えて、保存します。
すごいね、糀クン。 “いい仕事していますね”
餅米入りの塩糀で
野菜を漬けたり、肉や魚を漬けると、
餅米のおだやかな甘さと上品な塩味を感じます。
☆。。。。。。。☆。。。。。。。☆
醤油も、仕込んでからもう直ぐ一年が経ちます。
毎月、天地返しをし手入れをしてきました。
醤油の、香りとなめらかさを感じます。
今月の末頃には、搾りをする予定。
出来上がりを、
楽しみにしているところです(*^^)v
☆。。。。。。。☆。。。。。。。☆
・・・と、呑気に綴っていますが、
世の中は、実に大変なことになっています。
問題は、新型コロナウイルスに罹った患者が増え続けていること。
似たような危機は何度もあったのに、経験の蓄積が生かされず
医療現場での検査体制の遅れ、感染拡大を防ぐ為の動きの鈍さを感じます。
Jリーグ・プロ野球は開幕戦を順延。高校野球も相撲も無観客で。
小・中・高、大学の卒業式も歓送迎会も中止に‥。
音楽LIVE・演劇・各種イベントが次々と中止。
公園・スポーツジムも閉鎖。
人の移動が減ったな~と、車の交通量を見て感じます。
友人の経営する食事処のお客様も⤵気味とか。
コロナ自粛、という言葉もできたそうです。
急に学校が休校になったことで、共働きの親はどうしたらいいのか。
留守の間の子供たちの安全を守るには‥昼食は‥何処で、誰が見守るのか。
“お年寄り”と呼ばれる世代になった私達ですが、親の介護も抱えていて、
風邪やコロナを持ち込まないことを、厳に注意して暮らしています。
若い現役世代の方たちは、職場の(上)から不要不急な集会などに参加しないこと‥
‥との、通達があったそうです。
小さな集まりですが、私達が幹事役で計画していた食事会(3/17)も、
先に延すことにしました(>_<)
日程を合わせて集まり、お話しをたっぷりして過ごす予定だったのですが。
いずれ落ち着いた時の楽しみとして、待つことにします。
緊急事態が、世界中で発生している今、
自分で注意できることと、他の人の為に協力できることを、
コロナの収束まで、考えながら生活すること‥とします。
一日も早く、普通に暮らせる日が戻ってきて欲しいものです。
今日はまた、大嵐です。
暦の上では、啓蟄となりましたが、
アラレが降ったり、ザッと雨が強く降ったり、パッと晴れ間がのぞいたり。
新年度の神事の一つである、“ 倉谷の大わらじ” が、新しく変えられていました。
大わらじを掲げる意味は、
「集落には、こんな大わらじを履く大男が住んでいるぞ~」
外から入り込もうとした盗賊が、逃げ出したと言われる
疫病や悪人除けの、道祖神だそうです。
羽茂・締め張り地区で作られている藁の馬。(締め張り馬)
我が家の小さな守り神。
尻尾が真っすぐ伸びて、疾走しているようすを表しています。
締め張りでは、地区の結界を示す意味で、
人が通る道の頭上に、しめ縄のように藁の馬を張ります。
大わらじと同じように、集落の魔除けを願う道祖神だそうです。
我が家の締め張り馬は、土産用の工芸品ですが、
同じ作り方で、早刈りの稲の芯で作る
美しい守り神。
今では、締め張り馬を作る方が高齢となったため、
後継者を育てることに、力を注いでいると聞いています。
地域を守る道祖神は、形いろいろ。
思いは、同じ。
夜明けの時間が、早くなってきたようです。
窓からの明るさで、自然と目が覚めるようになってきました。
早春の恵み岩海苔を、友人からいただきました。
佐渡では、“島ヘギ”とも呼ばれ、1 月 ~ 3 月頃に荒海の岩に付く天然海苔。
今年は暖冬でしたので、不作気味なのだそうです。
私たちは、味噌汁に浮かべて
歯ごたえや香りを楽しんでいます。
その他にはどんな食べ方があるのか、お尋ねすると、
「炭火に網を乗せ、炙って乾いたら揉む」と、海苔ふりかけに。
「つくだ煮にすると、食感がいいよ」と、教えてくれました。
なんと、季節限定のご馳走(*^^)v
大好きなイカ。
ほぼ一年中、作り立てのイカの塩辛はいただけますが、今はヤリイカ。
スルメイカ・アオリイカの季節もあって、甘さや食感の違いを楽しめます。
「炒ってあるからね。直ぐ食べられるよ」
小粒のピーナッツは、「薄皮も一緒に食べた方がいいよ」
塩味無しなので、ついつい止まりませんでした(^^♪
晩酌に合う、おつまみが嬉しい。
旬をいただく幸せ、素にして上質のご飯。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。