田舎暮らしい季節を感じるのは、さわやかな 5 月の青空と、暮らしの音。
国仲平野の田んぼからは、絶え間なくトラクターが動く音が聞こえてきます。
コロナ自粛生活
おうちで作ろうNo.1
《ピザ 》
久しぶりに、ほんとに、久しぶりに、ピザを作ってみることにしました。
トマトソースは、我が家流
あらごしトマトに
アンチョビペースト&トマト&ガーリックを。
イタリア料理に合うハーブがバランスよく入ったお塩を加えて。
オレガノ・バジル・セージ・パセリなど、ハーブが香る便利な塩。
大きく茂ったらたっぷり使いたい、バジルもパセリも植えたばかり。
アレコレ適当に調合しながら、作るトマトのソース。
昔には無かった便利なモノが、世に出ている‥のですね。
若いモンに教えてもらいました(^-^)
二枚分
つい、つい、山盛りに具をのせ、
チーズがこぼれてしまいました(*^^)v
コンガリ高温で焼き、完成。
焼き色が甘いようなので、次回はグリルで焦げ目を付けよう‥課題発見。
トマトソースのハーブ味が、いい具合です(^-^)
☆。。。。。。☆。。。。。☆
後日、もう一度(^-^)
☆。。。。。☆。。。。。☆
残したピザ生地で、グリッシーニ風に。
オリーブオイル・ナチュラルチーズ・金ごま・黒胡椒を足し、
堅めで、カリッカリに。
ビールのツマミに、丁度いい感じ。
甘さはほとんどありませんが、チーズと胡麻が香ばしいさっぱり味。
成形もあとチョッとの出来で(>_<)
焼きも、焦げ焦げ(>_<)
「見た目がねぇ~」と、写真をUPするのをためらっていると、
「家庭で作ったものだもの、形は構わないんじゃないの」と、家人。
「久しぶりに作って楽しかったのだから、いいことにしようかぁ」と、私。
《おうちで作ろう、イタリアン風 》 でした。
はしりの梅雨、ひんやり少し肌寒い朝です。
雨が降っていて、
雨が似合う花が多いことに気づきます(^-^)
畑のふちの花
畑の野菜は、季節の変わり目
雑木の山道、若葉のトンネル
一株ずつ植えた花、畑の野菜で楽しめる、季節のスナップ。
外出自粛が続いていますが、こんな花たちに癒されています。
五月晴れの、快い日が続いています。
裏の田んぼからは、鳴き方の違うカエルの大合唱。
鳴き声の太さ、テンポ、音程が少しずつ違っている声が、
一緒に聞こえてきて、実にかわいいのです。
元気に生きていることを、謳歌しているよう。
輝く葉っぱ
芽吹きの時から、あれよあれよと思う間に
若葉が繁ってきました。
光を集めて、つやつや輝いています。
おけさ柿の農家では、つぼみの時に
摘蕾(てきらい)作業に取り組みます。
一つの柿の実を育てるためには、5 枚以上の健康な葉を充てること。
柿の生産農家のみなさんは、「適切な摘蕾と摘果こそが高品質の第一歩」と
畑の管理目標にして、見回りをしているそうです。
栄養分が実に集中するよう、たくさんの花の中から厳選し残します。
この花を一つだけ残して、その他の花を摘んでしまいます。
リンゴや梨のルレクチエでも、摘蕾作業に追われる佐渡の果実農家さん達。
晴天の日は貴重で、忙しい毎日。
初夏の青空に映える、柿若葉のみずみずしい美しさは
今の時期ならではの、格別と感じています。
みんなが揃う日を待って、今日は田植えの日。
寒くもなく曇天無風の天気が、田植えには一番いいと言われています。
ハウスの苗も順調に成長して、まさに田植え日和(^-^)
いざ、いざ、 作業開始
ご近所さんも一緒に
ここの棚田は、
山からの水が冷たく新鮮なので、米粒は小粒ですが、味は最高と自負している田んぼです。
みんなで、賑やかに
田植え機に乗せてもらい、ゴキゲン。
苗のハウスの横には、鯉のぼり。
佐渡では、ひと月遅れで節句を祝いますので
僕たちの鯉のぼりは、まだまだ空を泳ぎます。
子供達もお手伝いした田植えですから、お米が無事に育つよう見守ってくれるはず。
昔のように、手で植える田植えと違って、機械植えでは一日で終わってしまう作業。
子供達にも体験させたいと、休日を選んで田植えをしています。
(コロナ自粛のために、学校は休校が続いているのですが‥)
田んぼに移されたばかりの苗は、まだ、ひ弱に見えますが
雨や風に負けないで育ってくれると、信じています。
米の農家にとって大切な日の、お手伝いができました。
ほぼ毎日、田植え日和。
おだやかな天気が続いていています。
順調に田植えが進んで、あぜ道ごとに人が出て働くようすからは活気が伝わってきます。
大切な作業を終えた田んぼには、水が引き込まれて早苗が育ち始めています。
農業の豊さを感じる、静かで美しい春の風景。
過疎の集落に、これ程にも多くの人が住んでいたのかしら?
田んぼの畦は、驚くほどの人口密度です。
☆。。。。。☆。。。。。☆
先日摘んだヨモギで、草餅を作ってみました。
アクを抜いて
その1 香りさわやかな、美しい色合いの蓬餅
母がおやつの定番として、田植えの日に作ってくれたのは、よもぎ餅。
苗を手で植えをしていた時代の田植えは、家族総出の一大イベント。
子供も苗運びをして、一緒に働きました。
小昼(こびる)と呼ばれる農作業の休憩は、水分と栄養補給として大切な時間。
お茶でいっぷく休み(^。^)y
甘いアンコやきな粉で食べる、腹持ちのよい草餅はお手伝いのご褒美。
厳しい労働の時だからこそ、田植えの小昼は楽しいものでした。
家族みんなが忙しく賑やかに働く日でしたので、思い出の味でもあります。
その2 この笹団子は、友人の作。
香りのいい笹で包んだ、可愛い形の笹団子。
作りたてを、届けて下さいました。
旦那様の誕生日が 5 月 5 日。祝日、こどもの日。
友人は、この笹団子を作って、毎年お祝いをするのだそうです。
アンコを蓬たっぷりの生地で包む、笹団子は、
端午の節句と誕生ケーキを兼ねていて、家族にとってはお祝いの日の特別食のようです。
笹の葉を、俵の形にスゲの紐でクルクルと結ぶことは、
コツを飲み込むまで、実はなかなか難しい技術がいります。
友人は、こともなげにサラッと仕上げてしまうのですが(^-^)
その3 よもぎの緑に合わせて、作りたくなった三色団子。
評判のよかったかんざらしシロップで、今回はさっぱり味に。
俳句の春の季語でもある《草餅》
ある日の、俳句番組で紹介されていたのは、
海と山 越えて届きぬ 草の餅
佐渡市 保科 ひろしさん が詠まれた一句。
あ~、そうそう、そうなのです。
はるばると佐渡から届いた草の餅。
これほどに思いの込められた、プレゼントが届いたらさぞや嬉しかろう(^^)/
やさしく励ましてくれる、故郷からのエールですね。
草餅 よもぎ餅 草の餅 呼び方はいろいろですが
春の野で摘んだ蓬で作る餅は、
いつも懐かしく楽しく思い出される、家庭の味。
大切にしてきた季節の味、素朴な草餅です。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。