いつもの所に、いつものように。
季節が巡って、みごとに銀杏が色づき始めました。
明るい空間にスッと立つ銀杏。
通る人ごとに仰ぎみて行きます。
街のあそこにも、ここにも。
山道の途中に、ハートの葉っぱのかたまり。
清水寺前の大銀杏を訪ねました。
千年を超える、大樹。
個人の庭にある為、遠慮しておりましが、
了解を得て、大銀杏の側へ。
木の下に立つと、ゆったりとした包容力を感じます。
生命力あふれる、佐渡市指定の天然記念物。
実のを結ばない雄木で、葉っぱは小さめです。
陽あたりのいい、新穂学校前のバス停。
黄色い落ち葉の絨毯。
植物の色は、やさしいグラデェーション
初冬のろう梅も、美しい紅葉を見せることに気づきました。
なかなか収束しないコロナのせいで、
友人たちと集まりにくい日々、あちらこちらをクルクル回りました。
毎年 11 月 23 日は、収穫の秋を祝って
羽茂の “ うみゃーもん祭り ” が開催されてきました。
JA羽茂が主催し、羽茂の農業者の生産物を販売したり、味わったりの日。
本来ならば、今回は 17 回目の予定でしたが、
今年は、コロナ禍のために開催自粛となりました。
生産者から、直接買い求められるのが “ うみゃーもん祭り ” の楽しみ。
イラストが味のある特別な箱に入れて、東京に住む叔父に届けて喜ばれています。
しかも、生産者は叔父と幼なじみ。
とは言っても、お二人とも80を越えたおじいさん‥ですが(^O^)
アゴ出汁の効いた濃いめの味噌汁を作り、
すり鉢でよ~く摺った自然薯を延ばし、出来立てを熱々のご飯にかけて食べる。
柚子の香りもよし、ネギを刻んでも美味し。
田舎のご馳走です。
料理を作ることに、マメな叔父ですので
出汁をとり、自然薯を摺り、食べるまで、
全ての工程を楽しんでもらっているようです。
佐渡産みかん🍊が、JA佐渡の地場産コーナーに並び始めました。
羽茂の生産者の畑へ伺い、直接みかんを分けて貰いました。
“ ゆら早生 ” という、小ぶりのツヤツヤ肌の蜜柑。
酸っぱさとすっきりした甘さが、好みのバランス。
木から摘んで、一週間ほど置くことで、水分が 3% ~ 5% 程抜けて、
味が更によくなるので、それから出荷しているそうです。
あっという間に、3個4個(^-^)
ジャムを作るのも、みかんの楽しみ。
みかんを 10 分程煮て、皮のアクを抜き
皮の白い部分をそいで、細かく刻みます。
砂糖と絞ったジュースを加え、アクをすくいながら煮つめ
爽やかな、みかんの皮のジャム完成。
一週間ほど待つと、味が馴染んできます。
いつものように、ヨーグルトに添えて、香りを楽しんでいます。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。