年度末の銀行に寄ってきました。

とても、混んでいました。

 

支払いも入金の確認も、月末と期末にはきっちりと期日を守らねばならないのが‥世のルール。

不要不急とはいかない、外出であります。

新潟日報 朝刊

新潟日報 朝刊

都市封鎖や都市間の交通を遮断された場合は、どうなるのでしょう。

銀行の交換決済などの業務はどうなるのか‥チョット心配しています。

 

新型コロナウイルスの感染は、日に日に広がり、

自分を守り、家族を守り、社会の一員として生活を安全に守ることに

神経を使いながら、行動するようになってきました。

(今日は誰と会ったか。何処に出かけたかを、メモするようになりました)

 

学校は、休校期間が延長されました。

職場の移動挨拶、進学・就職・卒業式などの式も、

中止・縮小・簡略になってしまいました。

大切な人生の区切りの時、子供も親もきちんとお祝いしたい日ですが‥。

 

知り合いには、保育園に通う元気な子供がいます。

両親が仕事で留守の間、爺さん、婆さんで孫を家で見守る事態となって

ほぼ一か月が経ちます。

とは言え、時間を短めにして卒園式は行われたそうです。

 

日本中、世界中でコロナウィルスの感染が広がっていますが

一般人ができることは、外出を控え、家で過ごすこと。

 

心配は、医療に関わる方たちの健康のこと。

人数に限りがあるのが佐渡の実情ですので、

病院が医療崩壊を起こさないよう‥願うばかりです。

 

都会と、佐渡のように空間がいっぱいの田舎とでは

比較にならないでしょうが、緊張感は同じと思って暮らしています。

 

喜劇王の志村けんさんも亡くなってしまいました。

肺の奥にまで入り込む新型ウイルスの怖さを、改めて感じています。

 

令和 2 年 3 月 21 日     9:30 小村小学校跡に集合。

荒磯山への登山を試み、義民 中川善兵衛を 羽茂 上山田集落で探し

《早春の菜の花畑と雪割草に会いに行く》・・・と盛りだくさんの予定。

 

前日から、何回確認しても天気予報は、午後から雨予報(>_<)

大丈夫かな?

雨具もちゃんと準備して集合。

 

出発してすぐ、荒磯山への急な山のぼりに挑戦。

荒磯山頂上 △点

荒磯山 頂上の△点で

垂直な山肌に向き合い、這い登る感覚で前進しました。

四方の荒磯が見える山頂に立つと、三角点があり、ようやく安堵と達成感。

 

海からは、山の姿がポコンと尖がって見えるので、荒磯山は、航海の目印にされて来たのだそうです。

別名をむくじ山(コブ鯛)と、親しみを込めて呼ぶ人も(^-^)

荒磯山が見える沖まで近づくと、船は帆を下げて静かに航海を続けたのだとか。

今日のコース

荒磯山 羽茂・上山田

荒磯山 羽茂・上山田

てくてく

菜の花の横を

菜の花の横を

柿畑の中を

柿畑の中を通って

行けども 行けども

手入れの行き届いた柿畑が続きます

柿畑

柿畑

陽だまりに

陽だまりに スミレ ふきのとう

春の喜びを感じます

てくてく

義民 中川善平の碑

義民 中川善兵衛の墓所

江戸の後期、全国的に不作が続いたが、佐渡はとくにひどかった。

佐渡國羽茂郡上山田、この地の農民、中川善兵衛は地区総代として

過重な課税・地役人の不正・専売制などの是正を求め、

訴状を役人に渡したが、その後捕らえられ江戸に送られた‥。

当時の農民の生活の苦しさは、いかほどだったことか。

 

上山田のみなさんは、地区の真ん中にお堂と墓石を立て

若きリーダーを祀っているのだそうです。

 

遠足では、午後に訪れましたが、

国道、羽茂村山バス停近くの気比神社には、

義民 善兵衛の碑と芭蕉の句碑( 荒海や 佐渡に横たふ 天の川 )が

並んで祀られています。

義民 善兵衛の碑

義民 善兵衛の碑

 

お昼は、上山田公民館で持参のお弁当タイム。

午後は雨の予報でしたが、明るく温かく晴れに(^^)/

元気をチャージできました 。

十二が柿

上山田の十二が柿

樹高 15 m、樹冠が整って品種の特徴を備えた「おけさ柿」導入の糸口となった木。

この木の種子が直接台木に用いられ、

現在のおけさ柿の礎を築いた記念すべき木‥とあります。

上山田 十二が柿

上山田 十二が柿

途中、会員のご親戚宅で熱々コーヒーでひと休み(^-^)

色とりどりの、可憐な雪割草も見せていただきました。

雪割草

雪割草

小さな鉢の管理は、水やりなど毎日の世話がいります。

実に楽しそうに案内して下さいました。

雪割草

雪割草

種から育てた雪割草 2年目の鉢

雪割草

雪割草

ひとつずつが異なって、和みます!(^^)!

カラフル

カラフル

ビニールハウスの中には、趣味で育てる花が咲き揃って、みごと( ^^)

色や形・八重など新しい花を造る楽しみもあるそうです。

佐渡ではファンの多い雪割草は、今が盛りの時。

 

菜の花畑の中にミカンの古木

菜の花畑の中を通って

上山田のミカン 古木

上山田のミカンの古木

樹齢は 140 年くらい。

南国のミカンが育ち、北国のリンゴが共に育つ佐渡。

気候の特殊性と、ミカンの原種に近いことから、

品種改良を研究する上で、保存されている貴重な上山田のミカン。

 

菜の花と

菜の花と

今日の遠足は、およそ 13,500 歩。

新型コロナの心配もあって、お互いが少しずつ距離を取るように意識しながら行動しました。

春を感じながらたっぷり歩き、羽茂の主産業である「おけさ柿」の歴史を知る遠足でした。

 

醤油搾りは、外での作業ですので、

晴れ予報の今日、3/25日を醤油搾りの日としました(^-^)

名水 箱根清水

名水 箱根清水

前日に、名水で知られる羽黒神社の参道入口にある

箱根清水を汲み、準備しました。

 

佐渡の搾り師、斎藤哲さんにお願いして

朝 9時30分 開始

搾り袋 搾り師の自作の船

搾り師 自作の船

箱根清水を沸かす

箱根清水を沸かす

あとひと回り大きな羽釜が欲しい‥。

今は二つの鍋でお湯を沸かしていますが、

安定して、効率よく作業できるので、探しているそうです。

鍋のお湯を加える

鍋のお湯を加え 諸味(もろみ)の濃度を調整

搾りの準備ができました

発酵と熟成を待っての、一年。

もろみ 搾り袋に汲み入れ

もろみを 搾り袋に汲み入れます

袋に汲み入れ、船に丁寧に並べます

手際よく

手際よく

 

この方、斎藤哲さんは、醤油搾りを一から勉強して、

醤油を絞るために欠かせない「船」も自分で作りました。

仲間を募り、佐渡での醤油作りを広めてくれた人です。

そして、ただ一人の醤油の搾り師さんでもあります。

 

船から ほとばしる醤油

船から 滴り落ちる醤油

醤油の香りが立ちのぼり、リズミカルな音

今年の生醤油 (^-^)

今年の生醤油 (^-^)

生醤油を少し持ち帰って、早速お刺身などで(^-^)

醤油 流れてきました

桶に溜まった醤油

最後の一滴まで大切に搾りました

 ジャッキアップ

ジャッキで

 

☆。。。。。☆。。。。。☆

 

ここからは、搾った醤油の火入れ作業。

何度も醤油の濃度を計りながら

ボーメ計で

醤油ボーメ計で

醤油に火入れ

醤油に火入れ

熱を加え、安定させる

88度まで熱を加えます

88度まで熱を加えます

 

浮いてきたアクを丁寧にすくい取る

アク取り

アク取り

熱が冷めるのを待って、今日の搾り作業は終了。

澱が沈むのを待って(およそ一週間)

瓶に移し換え、冷蔵庫に保存します。

 

☆。。。。。☆。。。。。☆

 

醤油の仕込みは・・・約 1 年前に遡ります。

 

原材料は、醤油麹・大豆・小麦・塩・水

仕込みの日

仕込みの日

仕込みの日

原材料

毎月、手入れと観察

天地かえし

天地かえしを 繰り返して

 

昨年の醤油の仕込みは、4 月 16 日でした。

天地返しは、最初は1週間に1回、やがて月に1~2回。

大切に育んできた醤油は、

大豆と小麦のおだやかな甘さを感じます。

 

何も加えない、自然の素材だけの

素にして上質の醤油ができました。

 

最後の雪なのでしょうか、

今日は、みぞれ・雨・晴れ間が、目まぐるしく入れ替わりました。

冬なのにほとんど降らなかった雪が、ちらつく寒い一日でした。

 

もうすぐ4月だというのに、

降ってわいた新型コロナに、振り回されています。

狩野泰一 篠笛WORLD MUSIC

篠笛WORLD MUSIC

4月4日に計画されていた、金井能楽堂での

佐渡在住の篠笛演奏家 狩野泰一さんのコンサート。

地元佐渡で、篠笛WORLD MUSICを楽しんでいただこう(^^)v

盛り上げよう(^^)と、準備を進めておりました。

 

金井能楽堂は篠笛演奏にぴったりの雰囲気で、佐渡ならではの演奏会場。

狩野さんとツアーを一緒にされている、

ギター・ベース・パーカッションが加わって

能楽堂に響き渡る一流のプレーヤーとのセッション(^O^)

 

‥が、

新型コロナの影響で中止する‥ことに

コンサート佐渡実行委員会は、結論を出しました(>_<)

コンサートは中止に

コンサートは中止に

春休み中でもありますので、高校生以下の子供たちは入場無料。

佐渡に拠点を持つ狩野さんからの、音楽のプレゼントの意味もありました。

 

篠笛との三っつの楽器のコラボは、あまりない組み合わせですので

きっと楽しいことになるはず(^-^)でもありました。

 

ともかく、新型コロナが落ち着くのを待って

仕切り直すことになりました。

以上、説明が長くなってしまいましたが、ことの顛末です。

 

☆。。。。。☆。。。。。☆。。。。。☆

 

<狩野泰一篠笛WORLD MUSIC コンサ-ト中止のお知らせ>

令和2年4月4日(土)に開催を予定しておりました

狩野泰一篠笛WORLD MUSICコンサ-トですが
開催の中止を決定致しましたのでお知らせ致します。

新型コロナウィルスの感染が拡大している状況を受け

健康と皆様の安全確保を最優先に考えさせていただきました。


関係者の皆様 コンサ-トを心待ちにして下さっていた

皆様のお気持ちを考えると胸がしめつけられる思いではございますが

ご理解のほどよろしくお願い致します。

時期をみて改めて開催を検討致しますので、

コンサ-トで皆様にお会いできることを

出演メンバ-、スタッフ一同心から願っています。

 

狩野泰一 篠笛WORLD MUSIC コンサ-ト
佐渡実行委員会

 

MATSTURI 

MATSURI

主催は、狩野さんの佐渡のお弟子さんである藤井さん。

私たちは、公演会の案内やポスターの掲示をお願いしたりと

藤井さんのお手伝いをしております。

 

狩野さんの篠笛コンサートのポスターを、見やすいところに掲示して

協力して下さっている皆さんに、本当に感謝の思いです。

前売りのチケットを購入下さった方々にも、ご説明と代金をお返ししてまいりました。

 

夏になるか、秋になるはわかりませんが、

みなさんのスケジュールが調整できた時には、

今度こそ、佐渡公演が実現しますように。

 

啓蟄を過ぎたとは言え、

海は白波が高い日が続いていました。

 

今日の水面は、凪いでおだやか。

キラキラと光り、美しく広がって見えました。

春を実感できる温もりで、体も心も軽くなりました。

 

生活していると、するべき時に、

しなければならないことがあって‥。

毎年、作っている“餅米入り塩こうじ” の、仕込み作業をしました。

蒸した餅米 塩

蒸した餅米 塩

餅米が冷めてきたら、糀を加えます。

糀

無農薬の米に、糀をつけてあります

混ぜて

混ぜて

毎日、混ぜていると

一週間ほどで、塩と糀と餅米が馴染んでしっとりしてきます(^-^)

ほぼ 馴染んできました

ほぼ 馴染んできました

小さな器に入れ変えて、保存します。

すごいね、糀クン。  “いい仕事していますね”

 

餅米入りの塩糀で

野菜を漬けたり、肉や魚を漬けると、

餅米のおだやかな甘さと上品な塩味を感じます。

 

☆。。。。。。。☆。。。。。。。☆

 

醤油も、仕込んでからもう直ぐ一年が経ちます。

毎月、天地返しをし手入れをしてきました。

醤油 天地返し

天地返し 作業

醤油の、香りとなめらかさを感じます。

今月の末頃には、搾りをする予定。

 

出来上がりを、

楽しみにしているところです(*^^)v

 

☆。。。。。。。☆。。。。。。。☆

 

・・・と、呑気に綴っていますが、

世の中は、実に大変なことになっています。

 

問題は、新型コロナウイルスに罹った患者が増え続けていること。

似たような危機は何度もあったのに、経験の蓄積が生かされず

医療現場での検査体制の遅れ、感染拡大を防ぐ為の動きの鈍さを感じます。

 

Jリーグ・プロ野球は開幕戦を順延。高校野球も相撲も無観客で。

小・中・高、大学の卒業式も歓送迎会も中止に‥。

音楽LIVE・演劇・各種イベントが次々と中止。

公園・スポーツジムも閉鎖。

人の移動が減ったな~と、車の交通量を見て感じます。

友人の経営する食事処のお客様も⤵気味とか。

コロナ自粛、という言葉もできたそうです。

 

急に学校が休校になったことで、共働きの親はどうしたらいいのか。

留守の間の子供たちの安全を守るには‥昼食は‥何処で、誰が見守るのか。

 

“お年寄り”と呼ばれる世代になった私達ですが、親の介護も抱えていて、

風邪やコロナを持ち込まないことを、厳に注意して暮らしています。

若い現役世代の方たちは、職場の(上)から不要不急な集会などに参加しないこと‥

‥との、通達があったそうです。

 

小さな集まりですが、私達が幹事役で計画していた食事会(3/17)も、

先に延すことにしました(>_<)

日程を合わせて集まり、お話しをたっぷりして過ごす予定だったのですが。

いずれ落ち着いた時の楽しみとして、待つことにします。

 

緊急事態が、世界中で発生している今、

自分で注意できることと、他の人の為に協力できることを、

コロナの収束まで、考えながら生活すること‥とします。

 

一日も早く、普通に暮らせる日が戻ってきて欲しいものです。

 

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

最近の記事

最近のコメント

アーカイブ